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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻5号

1982年05月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病 技術解説

膵島細胞の染色法

著者: 川島徹1 笠原健弘1 佐久間由子1 須田耕一2

所属機関: 1順天堂大学付属順天堂医院中央検査部病理 2山梨医科大学病理学教室

ページ範囲:P.531 - P.538

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 膵臓Langerhans島の内分泌細胞の分類染色は,1915年ごろのHeidenhainのアザン染色に始まる.その後各種のホルモンが同定されるに伴い,ホルモン分泌細胞のより細かい分類のできる染色法が要求されている.一方,おおよそ30年前にCoonsらにより確立された螢光抗体法は,ホルモンに対する抗体の精製技術の進歩とともに各細胞の同定に利用されるようになった.そのため組織染色にも,これら免疫組織化学法との関連性が望まれるようになり,さらに種々の特殊染色が報告されている.
 本稿では,日常使用されている膵島細胞に対する特殊染色と,市販の抗体で行いうる免疫組織化学法を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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