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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査26巻6号

1982年06月発行

雑誌目次

今月の主題 ショック

カラーグラフ

ショックと臓器変化

内藤 道興

pp.632-634

 ショックという医学用語は,全身的な急性循環不全による症候群に対する名称と解されるが,大戦争の勃発は,戦傷ショック症例の多発による臨床経験から,基礎的研究の著しい進展をもたらし,第二次世界大戦後は,ショックに際しての副腎,腎,肺などの臓器変化が脚光を浴びてきている.しかし,ショックの三主微の一つである精神機能低下を表すはずの中枢神経障害についての形態学的研究は,華々しさに欠けている感がある.

技術解説

血中エンドトキシンの測定

大林 民典 , 河谷 忠

pp.635-641

 エンドトキシン(内毒素)とはGram陰性菌の細胞壁を構成する成分の一つで,図1に模式的に示したようにリピドAと呼ばれる脂質部分と,一定の化学組成を示し菌種によって変化しないコアと呼ばれる多糖部分,およびO抗原に相当し菌種によって異なるリピートユニットと呼ばれる多糖部分から成る分子量約100万のリポ多糖体(Lipopolysaccharide;LPS)である.その毒性はリピドAの部分に存在し,発熱,白血球減少,血圧低下,補体C3の活性化,播種性血管内凝固(disseminated intravascular coagulation;DIC),ショックなど多彩な生物学的活性を有している.このような働きを持つエンドトキシンを測定することは,単に感染症の早期診断や,あるいは抗生剤などを投与していて培養が陰性の場合の診断に役立つのみでなく,DICやショックの病因論的解明のうえからも,非常に重要である.またGram陰性菌には,大腸菌をはじめSalmonella, Klebsiella,インフルエンザ桿菌,緑膿菌など日常われわれが臨床的によく遭遇する細菌が数多く含まれており,それだけ血中エンドトキシン測定の臨床的意義も大きいと言える.

心拍出量の測定—特にショック時における方法の適否について

香取 瞭

pp.642-650

 循環障害の結果,全身の主要組織の血流が高度に減少し,生体機能の維持が困難になった状態を一般にショックと呼んでいる.ショックを大別すると表1のようになるが,原因のいかんにかかわらずほぼ一定の症状を呈する.すなわち,共通の症状としては血圧の下降(収縮期圧80mmHg以下),洞性頻脈,意識障害,皮膚が蒼白となり湿って冷たい(細菌性ショックでは皮膚が紅く温かいことがある—warm shock),乏尿(30ml/時以下)がある.

 心拍出量の減少は,心ポンプ機能の低下,血液量の減少により起こり,いずれのショックでも必発して発生してくる.しかし,臨床的に心拍出量の測定が必要になるのは,心原性ショックの場合である.特に重要なのは,急性心筋梗塞の急性期における心原性ショックで,CCU (coronary care unit)における検査として多く行われている.心筋梗塞は肺うっ血,うっ血性心不全を合併することが多いために,両者を含めてpower failureと呼ぶ.

ショック時の緊急検査

仁木 偉瑳夫 , 望月 茂

pp.651-658

 ショックとは,循環不全,ことに微小循環の不全に伴い組織,細胞に代謝障害の生じた状態を言う.

 ショック患者を診た場合,ショックの原因は何か,ショックの重症度はどうか,重要臓器が障害されていないかどうか,などを考え,全身状態改善のための初期治療を行い,続いてショックの原因を考慮した治療を行う.

総説

ショックの成因と病態—最近の考えかた

林 四郎

pp.659-667

"ショック"に関する歴史と概念

 今日ではショックという医学用語が一般にもなじみ深いものとなり,「あんなことを言われてショックを受けた」,「あのニュースはショックだった」などと使われることが少なくないが,本来の意味を持ったショックという用語,「損傷に基づいて生体に出現する特異な反応」をショックという用語で表現するようになったのは今から200年以上も前のことで,英国のH.F.Le Dranがその人であるらしい.その後いろいろな変遷を経ている間に,ショックの定義やそれに対する考えかたも変わってきた.

 ショックの研究の歴史上,第一次・第二次世界大戦,朝鮮戦争,ベトナム戦争によってショックの病態,治療などに関して長足な進歩がもたらされたと言えるが,その中でも二次大戦前後にすばらしい研究の発展が認められた.例えば,1940年にBlalockによって示されたショックの概念「血管床と循環血液量との平衡関係の失調により惹起された末梢循環不全」,1942年のWiggersらによる「数多くの生体機能低下の結果,惹起された症候群で,この生体機能低下は有効な血液循環の悪化によって発現し,やがて非可逆的な循環障害へと進展していく運命をもつ」という定義などは今日でも十分に通用する内容を持った,りっぱなものである.

臨床検査の問題点・152

ショックと緊急検査

坂岸 良克 , 高野 照夫

pp.668-674

 ショックに対しては,いわゆる緊急検査が必要である.緊急検査として,現在,厚生省の提唱する12項目のものがあるが,そのほかに血液ガス分析も不可欠である.今回は,ショックに際しての緊急検査を軸として,ICU, CCUでの体制や人的問題,検査室の教育制度などソフトの面にも広く言及していただいた.

検査と疾患—その動きと考え方・66

エンドトキシンショック—検査値の動きと考えかた

戸塚 守夫 , 伝野 隆一

pp.675-682

はじめに

 近年,抗生物質の発展により感染症は大きく変貌を遂げ,重篤なGram陽性菌感染は姿を消して,1960年代からはGram陰性菌感染症が主流を占め,菌の交代現象,耐性菌の出現がみられるようになった.一方,宿主側の条件も著しく変化し,患者の老齢化,拡大された検査法や郭清手術,免疫抑制剤,制癌剤,副腎皮質ホルモン剤などの使用により宿主の感染防御能は著しく低下し,いわゆる日和見感染が惹起され,ついには致命的になる症例もみられるようになった.

 重症感染症や悪性腫瘍末期患者などが重篤なショックに陥ることが古くから知られており,Waisbren1)(1951)がGram陰性菌敗血症に特異的なショックが発生しやすく,予後も悪いことを発表して以来,多数の研究者によりGram陰性菌を中心とした細菌性ショックの概念が確立されてきた.致死的な細菌性ショックのうち,最近は,臨床的に感染巣や血中から検出される菌はほとんどGram陰性菌であり,大腸菌,肺炎桿菌,緑膿菌,変形菌,Bacteroides, Serratiaなどが高率に証明されている.

負荷機能検査・30

ビタミンKとビタミンK負荷試験

木下 忠俊 , 安部 英

pp.683-690

はじめに

 1974年,Stenfloら1),次いでNelsestuenら2)およびMagnusson3)らによるプロトロンビン中のγ—カルボキシグルタミン酸の発見は,血液凝固におけるプロトロンビン,さらにビタミンK依存性凝固因子(表)の作用機構の解明に,大きな貢献を成した,むろん,これは,それまでに積み重ねられたこれら凝固因子の蛋白質化学の研究成果や,その活性化に関与する他の諸因子の同定,ビタミンK欠乏症やビタミンK拮抗作用を持つ経口抗凝固剤服用時に現れる不活性凝固因子の性質,蛋白合成機構の解明などを基盤として成り立った業績であることは,言うまでもない.このγ-カルボキシグルタミン酸残基はリボソーム上で凝固因子前駆体蛋白が合成された後,そのN末端部に限られる特定のグルタミン酸残基のγ位にCO2が取り込まれることによって生成されることが明らかになり,このγ-カルボキシル化反応にビタミンKが必要であることがわかった(図1).さらに,γ-カルボキシグルタミン酸残基はそれを含む凝固因子のCaイオンとの結合と,Caイオンを介してのリン脂質膜への結合に必須であることも明らかにされた.

材料別細菌検査の進め方・6

血液培養検査法

小栗 豊子 , 播金 収 , 鷲津 良道 , 山中 喜代治 , 増谷 喬之 , 佐久 一枝 , 三輪谷 俊夫

pp.694-700

 血液培養は敗血症,菌血症など血流中に細菌の存在が疑われる場合に行われる.このような場合,患者は重篤であることが多く,早急に適切な化学療法が要求される.このためには,血液中より起病菌を分離し,薬剤感受性試験を行い,これらの情報を基に化学療法剤を選択することになる.

 検査室側としては培地の観察を入念に行い,細菌の検出を早めるために最善を尽くさなければならない.そして細菌の発育が認められたならば,直ちに塗抹検査,薬剤感受性検査,同定検査を行い,検査成績が得られたつど,主治医に早急に報告する.

分離分析の技術Ⅰ・6

電気泳動法によるHbAIの測定

馬場 茂明 , 窪田 伸三 , 老籾 宗忠

pp.702-707

はじめに

 健常者赤血球溶血液の電気泳動を行うことにより,1955年,Kunkelら1)が初めてメジャーヘモグロビン(major hemoglobin;HbAII)の陽極側に析出するファストマイナーヘモグロビン(fast minor hemoglobin;HbAI)を発見した.1958年2),1959年3),SchroederらはこのHbAIをカラムクロマトグラフィーを用いて五つの亜分画に分け,HbAIa, b, c, d, eと命名した(図1).1968年,Rahbar4)らが糖尿病患者において,このHbAIcが健常者に比較して約2倍に増加することを報告して以来,HbAIcと糖尿病との関係が注目されてきた,HbAIはヘモグロビン鎖のアミノ基N末端にグルコースがSchiff塩基結合し,さらにアマドリ転位し,ケトアミンを形成したもので(図2),HbAI生成は非酵素的で赤血球寿命約120日の間,徐々に行われると言われている5),現在,HbAIは長期の糖尿病コントロールをみる指標の一つとして有用視されている.HbAId, eはごく微量であり,HbAIa, bは量的に少なく,糖尿病患者ではHbAIcの変動と並行6)しており,またHbAIの中でHbAIeが大半を占めていることから,HbAIcの変動を臨床的にはHbAIa+b+c(HbAI)として観察していることが多い.

編集者への手紙

アミロイド染色のコンゴーレッドを用いたHighman法について

前田 明 , 杉山 朝美 , 石野 真理子

pp.708

 組織に沈着したアミロイド物質の光顕的証明法として,Bennhold1)がコンゴーレッドを用いた方法を紹介して以来,いくつかの変法がみられる2〜6).日常行われているものとしては,Highman2)の方法が一般的ではないかと思われるが,分別を要するため,Puchtlerら3)のアルカリ性コンゴーレッド法が推奨されるようになってきた.しかし,この方法については,手技の煩雑さや,染色度が弱いなどの指摘もみられる5).われわれは,Highman法の分別過程をわずかに変えて,比較的良好な染色結果を得ているので紹介したい.

 5〜6μmの切片を脱パラフィンする.必要に応じてホルマリン色素除去を行うが,ホルマリン色素は偏光を示すため,沈着のみられる場合,除去することが望ましい.われわれは5%塩酸純アルコール中で10〜15分間処置している.切片を軽く水洗し,コンゴーレッド液2)で15分間染色する.もし頻繁に使用しない場合は,毎回新しく液を作り直したほうがよい.次に20〜30%エタノールを二回通し,過剰の染色液を除去する.このとき切片を振動して,できるだけ早く染色液を落とすことが重要である.次に切片を流水中で軽く洗い,進行性ヘマトキシリンで核染色する.核染色は最初に行ってもよいが,切片が厚いため共染をきたすようなおそれがあれば,時間を短く染色することが重要である.

研究

基礎心疾患を伴わない心室性期外収縮の発生源の推定—体表面電位図および標準12誘導心電図による検討

林 博史 , 林 重孝

pp.713-718

序論

 心室性期外収縮(以下,VPB)は,心室内にその発生源を有する期外収縮で,不整脈の中でもっとも多く認められるものの一つである.

 従来,VPBは右室源性と左室源性とに大きく分けられ,一般に前者は良性,後者は悪性とされている.すなわち,後老ではVPBが頻発したり,心室性頻拍(VT)へと移行し,重篤な状態に陥りやすく,時として薬剤治療に抵抗する場合もある.

高速液体クロマトグラフによる血中バルプロ酸の濃度測定法

榊原 洋一 , 横地 章子 , 榎本 省子 , 北住 映二 , 児玉 和夫

pp.719-723

 バルプロ酸(ジプロピル酢酸,以下VPAと略す)は1960年代の半ばに初めて臨床的に使用された,比較的新しい歴史を持つ抗てんかん剤であるが1),広い抗てんかんスペクトルムを持ち,また他の抗てんかん剤に比して副作用が割合少ないために広く使用されるようになってきている.特に小児科領域では,フェニトイン,フェノバルビタールに次いで多く使用される抗てんかん剤となっている2)

 最近のてんかん治療の進歩は,約70〜80%の患者を発作から解放することを可能にしたが,それにはVPAをはじめとする新しい抗てんかん剤の開発と,それらの薬物の生体内での薬理動態の解明が,大きく寄与していると言ってよいだろう.生体内での薬物の動態の解明は主としてガスクロマトグラフィー(GLC)によるところが多かったが,最近ではホモジニアスエンザイムイムノアッセイ(EMIT法)3,4)や高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による測定法も開発され5〜7),抗てんかん剤の血中濃度の測定は研究室のみでなく一般の検査室でも容易に行われる検査となった.

資料

アミラーゼ測定試薬の検討成績

飯塚 建 , 日暮 一美 , 林 康之

pp.724-728

はじめに

 血中アミラーゼ測定は,日常臨床検査に広く用いられたアミロクラスチック法に始まり,サッカロジェニック法からクロモジェニック法へと変わり,現在ではデンプン,アミロペクチンに色素を結合させた,基質による方法がもっとも普及している.これら測定法は,いずれも測定精度の向上と手技の簡易化を目標として変遷したのであるが,広く利用されるブルースターチ法でも均質な基質を作るための操作,遠沈,濾過など大量検体処理の検査室には使いがってが悪い.この操作の複雑さを最近の酵素的測定法が補うものとして登場した.それらは基質として均一なオリゴサッカライド(G4,G5,G6,G7bbなど)を使用している.最終的にNADHの増加としてとらえるマルトースホスホリラーゼ,β-ホスホグルコムターゼ,G-6-PDH系1,2)とグルコース生成量を測定する系3)および結合色素の解離から色素量をみるα-グルコシダーゼ系4)がある.

 今回われわれはBoehringer社の,α-グルコシダーゼを用いるα-Amylase測定試薬を使用する機会を得,用手法,自動分析器への応用などについて検討し,ブルースターチ法,Amylase DS (Beckman社)による測定法と比較したので,その成績を報告する.

エンザイムイムノアッセイ法によるCEA測定法の検討

橋本 正勝 , 岡部 龍也 , 樋口 由利子 , 桑島 実 , 河野 均也

pp.729-732

はじめに

 1965年にGoldら1)によって発見された癌胎児性抗原(carcinoembryonic antigen;CEA)は,癌の診断ならびに治療における重要なマーカーの一つとして広く利用されている.CEAの測定はこれまで主にラジオイムノアッセイ(RIA)によって行われていたが,最近では,より手軽に取り扱うことのできるエンザイムイムノアッセイ(EIA)による測定法が開発され,その臨床検査における有用性が確認されている2)

 今回,検体の前処理や操作法に改良を加え,より簡易化されたEIA法キット(CEA「ロシュ」EIAテスト)について検討する機会を得たので,その検討結果を報告する.

質疑応答

臨床化学 セルロースアセテート膜の電気泳動像の変形

中野 榮二 , M子

pp.733-734

 〔問〕 検体四件を同時に電気泳動したところ端の1件だけ,パターンがα2〜βの辺りで細くなりました.これは,この検体に特有のものなのか,それとも泳動条件などに原因しているものなのでしょうか.以前,中間部(α2〜β辺り)が膨らみ,Alb,αの辺りが細く出たこともありました.

臨床化学 ゲル状になる遊離脂肪酸測定用検体

川出 真坂 , K子

pp.734-735

 〔問〕 血清の銅塩,トリエタノールアミンから成る銅試薬と,ヘプタン—クロロホルム混液から成る抽出液とを加えて強く振盪すると,血清遊離脂肪酸は抽出液に移行し,分離されるとのことですが,毎回ゲル状になる検体が出ます.試薬は和光純薬,発色液は0.1%バソクプロイン溶液を使っています.原因についてお教えください.

臨床化学 自動分析機におけるγ-GTP測定時のビリルビンの影響

水田 亘 , M生

pp.735-736

 〔問〕 自動分析機(日立726)でrate法によりγ-GTPを測定しています.ビリルビンが8mg/dl以上の検体に,γ-GTPがマイナスとなる場合を多く見受けるようですが,ビリルビンの影響なのでしょうか.またrate法とend法とではどちらが適しているのでしょうか.試薬は国際試薬を使用しています.

血液 リンパ球系および細網組織系の分類

天木 一太 , A生

pp.736-737

 〔問〕 現在,急性白血病をFAB Co-operative groupによる分類で型別を行っています.リンパ腫にはRappa-portの分類などがありますが,リンパ球系または細胞組織系(組織球)にはどのような分類が一般に行われるのでしょうか.

免疫血清 抗原—抗体反応における結合方式について

竹村 周平 , 近藤 元治 , K生

pp.737-739

 〔問〕 抗原と抗体とはジグソーパズルのようにかみ合わさって結合すると成書にはありますが,抗体のN末端が抗原決定基を捕らえたとき,化学反応における結合方式(水素結合,疎水結合あるいは共有結合,イオン結合など)のうちいずれの結合を行うのでしょうか.また抗体のC末端と各種担体(血球,ポリスチレンボールなど)とは,どのように結合しているのでしょうか.

微生物 細菌感受性試験,一濃度と三濃度

小栗 豊子 , Y生

pp.739-741

 〔問〕 同じ抗生剤でも含有量の異なっている二つのメーカーのディスクを取り混ぜて試験を行っても,いずれも−〜3+の判定ができますが,これでよいのでしょうか.また,MIC値についてもご説明をお願いします.

一般検査 尿沈渣中のグリッターセル,封入体細胞,ブリスターの意義

伊藤 機一 , 清水 一男 , M子

pp.741-743

 〔問〕 尿沈渣の鏡検時にみられる,グリッターセル,封入体細胞の意義について,また生細胞にみられると言われているブリスターについても,その意義をご教示ください.

検査機器 二波長分析の意味と利点

野村 靖 , N生

pp.744-746

 〔問〕 比色法でよく自動機械に使われている二波長分析の意味と利点を教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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64巻7号(2020年7月発行)

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64巻6号(2020年6月発行)

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64巻5号(2020年5月発行)

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

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64巻2号(2020年2月発行)

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63巻12号(2019年12月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

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63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
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63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

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今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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58巻12号(2014年11月発行)

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58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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