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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査26巻7号

1982年07月発行

雑誌目次

今月の主題 血漿蛋白

カラーグラフ

α1-マイクログロブリン

河合 忠 , 高木 皇輝 , 伊藤 喜久

pp.752-754

 α1-マイクログロブリン(α1-m)は,分子量5万以下のいわゆる低分子糖蛋白質の一つであって,腎による処理はβ2-マイクログロブリン(β2-m)ときわめてよく似ている.ただ,主とて肝細胞で合成されているらしく,重症の肝障害で血中濃度が低下する.肝癌以外の悪性腫瘍では血中濃度の上昇がみられないことは,β2-mと著しく異なる点である.まだその生物学的機能は不明であり,今後の研究に待たねばならない.

技術解説

抗原蛋白質の精製法—α-フェトプロテインを例として

原 彰彦 , 西 信三

pp.755-763

 胎生期に合成されるが,出生後にはその合成が停止するかないしは著しく低下する蛋白で,かつ成体細胞の癌化に伴ってその合成が再開される蛋白を癌胎児性蛋白と呼ぶ.Α-フェトプロテイン(AFP)は,現在もっとも研究が進んでいる癌胎児性の血清蛋白の一つである.

 1963年Abelevら1)が,マウス移植肝癌がAFPを産生して担癌マウスの血中に分泌されることを報告し,次いでTatarinov2)が原発性肝癌患者の血中にAFPを検出してAFPと肝癌の関連が明らかにされ,その後,肝癌とAFP出現の特異性および頻度につき多くの研究がなされた.これらの研究は,抗血清を用いたOuchterlony法(二重拡散法),Mancini法(一元放射状免疫拡散法)による寒天ゲル内沈降反応による定性,定量法により行われてきた.肝細胞癌患者ではその60〜80%と高率に血清AFPは陽性を示し,またその出現は特異性が高く,肝細胞癌以外の陽性例は悪性奇形腫および一部の転移性肝癌であり,それ以外はきわめてまれである.

ハプトグロビン

大城 孟

pp.764-776

 ハプトグロビン(haptoglobin;Hp)は1938年Polonovski1)らによりヘモグロビン(hemoglobin;Hb)のペルオキシダーゼ活性を増強させる蛋白として発見されたが,この蛋白はHbと特異的に結合しHp-Hb複合体を形成する特性を持つところから,ハプトグロビン(ヘモグロビンと結合するハプテン)と命名された.このHpが臨床的に興味を持たれだしたのは,1957年Laurell2)らが溶血性疾患で容易に減少・消失することを指摘してからである.しかしその後はあまり注目されることもなく,今日に至った.その理由は,血清HPが検出されない無Hp血症患者が臨床的になんら異常を示さず,健康人とまったく変わらない日常生活を営むところから,この蛋白の臨床的意義がよくわからなかったからである.

 しかし最近になり,血清Hp値は①肝疾患,②溶血性疾患,③炎症性疾患などの病態の程度を知る一指標になりうることがわかり,この蛋白はようやく臨床医の興味を引くようになってきた.そして二,三の施設では,疾患の推移を知るために血清Hpの定量を中検レベルで測定するようになった.

動物の免疫法

成内 秀雄

pp.777-782

 最近血漿蛋白質に対する各種の抗血清が市販されるようになり,しかも沈降反応用のみならず,螢光抗体用,酵素抗体用のものも比較的手軽に入手しうるようになった.したがって,気軽に抗血清を使えるようになった.その反面,入手した抗血清の特異性や"くせ"を検討せずに使う傾向も出てきた.このような傾向とともに,市販抗血清は高価であることを考えれば,実験者がみずから抗血清を調整することの必要性は少しも減っているとは思えない.

 抗血清の調整にはいくつかのステップが必要である.まず,不純物の少ない,理想的には純粋の抗原の調整,次いで,この抗原をアジュバントその他の免疫強化剤と混ぜてまたは結合させて免疫の準備をすること,そして,動物に注射し採血して血清を採り,抗血清の力価と特異性を確認して,抗血清として用いうるようになる.このうち,抗原蛋白の精製法については一部本誌にも別に解説されているし,どの抗原蛋白を精製するのかによってその方法は著しく異なり,そのすべてにわたって記述することは不可能なので,個々の場合については他書などを参考にしていただくことにして,動物の免疫注射法,およびその後の動物の取り扱いかたを中心に技術的な解説を行うこととする.

総説

血漿糖蛋白研究の最近の進歩

小鶴 三男

pp.783-789

 アルブミン以外の血漿蛋白各分画は多かれ少なかれ糖を含んでいるが,その量が比較的に多く,多糖類が共有結合(covalent linkage)でポリペプチド鎖に結合している蛋白質を糖蛋白質と名づけ,αおよびβ領域に集中している.糖と蛋白との結合は,N配糖体結合(グルコサミンの還元基とアスパラギンのアミド間の結合)とO配糖体結合(セリンまたはトレオニンの水酸基とN-アセチルヘキソサミンのキシローズとの結合)であるが,血漿糖蛋白はほとんど前者の結合様式を示す.例えばα1-酸性糖蛋白,トランスフェリン,セルロプラスミン,ハプトグロビン,α2-HS-糖蛋白は前者の結合様式を有し,血液型物質は後者の結合様式を有している.極度に蛋白分解を行って,最小限のアミノ酸を有するにすぎない糖単位(carbohydrate units)の構造が,一部の糖蛋白で明らかにされている.それによると,単位の分子量は162〜3,500にわたっているが,血漿糖蛋白では約2,000〜3,000の範囲にある.また,電気泳動各分画の糖含量は表1のごとくで,α-およびβ-グロブリンに糖は集中している.

臨床検査の問題点・153

Immunofixationのコツ

中野 榮二 , 大竹 皓子

pp.790-795

 Immunofixationは他の検査法に追加して行うことでデータの意義を高め,より詳細な検討を可能にする有用な手法である.実施に当たって美麗な泳動像を得るためには,支持体の選択,検体の塗布法などが重要となる.くふうを加えつつ実施してきた経験,本法ならではの経験も話し合っていただき,さらにデータの臨床的な意味にも触れていただいた.

検査と疾患—その動きと考え方・67

良性M蛋白血症

大谷 英樹

pp.796-803

 M蛋白は単一クローン性免疫グロブリンとも呼ばれ,Mはmonoclonalの頭文字をとったものである.M蛋白の特徴は,均一(単一)の免疫グロブリンであるから電気泳動上幅狭い染色バンドあるいは尖鋭なピークを呈し,また免疫電気泳動では正常の免疫グロブリンには見られない異常の沈降線(M-bow)として認められることである.ただ,免疫グロブリン・フラグメントなどのM蛋白では幅広いバンドとして観察されることがあるので,注意しなければならない.

 日常の電気泳動法によってM蛋白の存在が疑われる場合には,次に免疫電気泳動法を用い,M蛋白の種類,つまり免疫グロブリンのH鎖のクラスならびにL鎖の型を決定することがたいせつである.M蛋白が同定された場合には,さらにそのM蛋白が骨髄腫とか原発性マクログロブリン血症などの悪性腫瘍細胞から産生された,いわゆる悪性M蛋白血症なのか良性(または本態性) M蛋白血症かを鑑別しなければならない(表1).骨髄腫では骨髄腫細胞,原発性マクログロブリン血症ではリンパ球様異常細胞という悪性細胞によってM蛋白が産生される.

負荷機能検査・31

乳糖負荷試験

戸谷 誠之

pp.804-808

 小児下痢症の原因の一つに,糖質の吸収不全(不良)症がある.糖質は栄養学的観点からみるともっとも利用されやすく,主要なエネルギー源である.したがって,もし糖質の吸収障害が生じると下痢症状ばかりではなく,栄養,代謝上大きな影響を与え,成長障害の直接的な原因となる.糖質吸収不全症には先天異常に基づくものと,他の疾患に合併した二次的糖質吸収不全症とがある.

 乳糖負荷試験は,糖質吸収不全症のうち乳糖吸収不全の診断上,欠くことのできない検査法である.本稿ではこの検査法について理解を深めるために,ヒトにおける糖の消化吸収の基礎ならびに臨床的背景について解説し,次に検査法の実際について述べることとする.

材料別細菌検査の進め方・7

髄液・胆汁の検査法

小栗 豊子 , 播金 収 , 鷲津 良道 , 山中 喜代治 , 増谷 喬之 , 佐久 一枝 , 三輪谷 俊夫

pp.810-818

髄液の検査法

 髄液の微生物学的検査は髄膜炎の病原体検出のために行われる.髄膜炎は最近減少傾向と言われているが,小児や脳外科の術後患者では現在もなお重要視されている.髄膜炎は急性熱性疾患の形をとるものが多いが,亜急性ないし慢性に経過することもある.特に急性の場合には微生物検査成績の遅延は患者の生死,後遺症を残した不幸な転帰に直結することを忘れてはならない.それゆえ,微生物検査の中では迅速性,正確性がもっとも要求される検査と言えよう.

 髄膜炎の原因となる微生物の種類は多いが,ここでは主として細菌,真菌について述べることにする.

分離分析の技術Ⅰ・7

等電点電気泳動法によるイソフェリチンの分離

新津 洋司郎 , 漆崎 一朗

pp.820-827

 最近血清フェリチンの臨床的意義が明確になるにつれ1),フェリチン蛋白そのものの構造を理解しようという認識が高まっている.ことにフェリチン蛋白の不均一性,すなわちイソフェリチンの存在は悪性腫瘍2,3),鉄過剰症4),鉄欠乏症5)などでそのプロフィルが変化するために,もっとも興味が持たれているところである.

 本項ではイソフェリチンの概説と,その分析法として等電点電気泳動法の手技について述べる.

研究

レーザーネフェロメーターによるCRP測定の検討

松永 清二 , 井上 武志 , 山本 成郎 , 遠藤 雄一 , 大滝 幸哉

pp.833-837

はじめに

 レーザーネフェロメーター(以下LN)による血中CRPの測定については,方法が定量的であり,かつ迅速であるという点から有用視されてきた.しかしながらその測定条件については多くの検討がなされてきたにもかかわらず,まだいくつかの問題が残されている.特に被検血清中の補体成分の不活化の是非については,LNで通常よく測定されている免疫グロブリソなどの血清蛋白とは異なり,多くの検討がなされ,不活化したほうが,従来の毛細管法などとの相関も良いとされている1〜6).しかし不活化前後のCRPと抗体の反応解析に関する報告は少ない.また,CRPには免疫電気泳動上区別される異なるタイプのCRPが存在すること7)が,さらに問題を複雑にしている.すなわち異なるタイプのCRPに対するLNによる測定の特異性の問題はまだ報告はなされていない.

 今回,われわれは最適な測定条件の設定を目的に,CRP測定における補体の不活化,CRPのタイプおよび測定感度を上げるために使用されているポリエチレングリコール(以下PEG)の濃度の三者について検討し,興味ある結果を得た.

リパーゼ活性の臨床的意義に関する研究

江原 和人

pp.838-841

緒言

 血清リパーゼ活性の測定はアミラーゼ活性測定とともに膵逸脱酸素として膵疾患における診断的価値を認められてきた1〜3).しかし,その測定法の再現性の悪さはオリーブ油基質の生成に起因すること,すなわち基質液の均質性を維持することの難しさが災いして実用化されなかったと言える.少なくとも日常検査として普及していないことは誰しも認めるところであろう.したがって臨床的応用の詳細はアミラーゼほどに明示されていない.著者は最近簡単な操作で測定値の得られるネフェロテックTMシステム4)を利用する機会を得て,健康人および各種疾患における本法でのリパーゼ活性値を検討したのでその成績を報告する.

血清化学成分に影響を及ぼす生理的変動因子

内田 壱夫 , 佐藤 信彦 , 加藤 義行 , 平岡 龍男 , 真喜志 康一郎 , 若林 正雄

pp.842-847

緒言

 血清化学成分に影響を及ぼす諸因子に関する検討が広く行われている.ここでは,生理的変動因子(特に個人間変動)に関して,各種職域の健常者を対象に検討した.

 個人間変動の主要因には,個体差,性,年齢,人種,地域,職業,食習慣などが挙げられる.今回は,これらの諸因子のうち制御可能な性,年齢差の影響を,性,年齢層別正常値のフィルターを通すことによって排除し,その後の各成分の異常出現頻度およびその内容から主に職業,食習慣を中心とした生活環境因子がもたらす血清化学検査値の変動に関して,若干の知見を得たので報告する.

編集者への手紙

"アミロイド染色のコンゴーレッドを用いたHighman法について"(本誌vol. 26 no. 6)を読んで

柳原 誠

pp.848

 アミロイド物質の組織化学的な同定法としてコンゴーレッドによる染色法がBennhold1)により開発され,本物質の証明法としてこのコンゴーレッド法がもっとも優れた方法として広く用いられている.しかし,Bennholdの染色法も分別が弱すぎると膠原線維や弾性線維の共染を防止することができず,また分別しすぎるとアミロイド物質のコンゴーレッドに対する染色性の低下をきたす.

 Puchtlerらのアルカリコンゴーレッド法2,3)は共染も少なく,優秀な染色法であるが,前田らも述べているように染色手技が繁雑である.

資料

プラスチック製血液ガス測定用採血器具の検討

原田 純 , 野村 知秀 , 後藤 幸生 , 丹羽 宏

pp.849-852

はじめに

 近年全自動血液ガス分析装置の普及に伴って,血液ガス分析が呼吸器疾患だけでなく種々の疾患に対してルーチンに行われるようになり,器具の使用頻度も著しく増えている.それに伴い,より簡便で精度の高い測定方法が各種検討されてきた.

 今回われわれは,乾燥ヘパリンがあらかじめ封入されたプラスチック製血液ガス測定用採血器具(プレザパックII,テルモ社製)が新しく製品化されたのを機会に,実際的な使いやすさ,およびその測定値の信頼性に関して,従来からの液体ヘパリンを使用したものと比較検討してみた.

質疑応答

臨床化学 血清総蛋白質測定における屈折法と自動化によるBiuret法との差について

斉藤 正行 , F生

pp.853-854

 〔問〕 私は15年間血清総蛋白質を屈折法で測定してきました.昨年自動分析機が導入され,測定法をBiuret法に替えたところ,以後の測定の並行検査の結果明らかに差がみられます.この差はどこに由来するのでしょうか.両測定法の理論,操作法の詳細を知りたいのです.また文献をいくつかお教えください.

臨床化学 骨折患者のデータ

井上 和彦 , H子

pp.854-856

 〔問〕 骨折患者について,次の二点について教えてください.

 1)自己抗体(例えば寒冷凝集素など)ができることがありますか.

血液 血液粘度の測定法とその選択

磯貝 行秀 , H生

pp.856-860

 〔問〕 血液粘度に関して次の二点についてお教えください.

 1)各種測定法の原理,操作法,特徴,適応について.

免疫血清 蛋自分画と生化学的検査におけるA/G比の相関

富田 仁 , K子

pp.860-862

 〔問〕 蛋白分画電気泳動でのA/G比と生化学的検査(Biuret-BCG法)でのA/G比との相関がうまくとれません.正常範囲では差は小さく,高値になるにつれて差が大きくなる傾向を示しています.測定法の違いによる差ということだけではなく,原理的,根本的な解説をお願いします.また,化学的測定法と同じ値にできる泳動法での注意点,コツなどがありましたらご教示ください.

微生物 腫瘍ウイルスについて

山本 直樹 , N生

pp.862-863

 〔問〕 新聞などで見かける腫瘍ウイルスであるレトロウイルス(Retro virus)について,また,腫瘍ウイルスによって引き起こされるATL (adult T-cell leukemia)について詳しくお教えください.

臨床生理 トレッドミルによる運動負荷

丸岡 隆芳 , 藤田 良範 , K生

pp.863-865

〔問〕 トレッドミルで運動負荷を行う際,1)どのような場合に適用すればいいのですか 2) Masterの二階段法のような標準化されたものはありますか 3)医師の具体的な負荷量の指示がなく,医師の立ち会いもない場合,技師の判断で負荷量を決定してもよいのですか

の三点につきご教示ください.

一般検査 フェノールフタレイン法の感度低下

林 康之 , K子

pp.865

 〔問〕 便潜血反応でフェノールフタレイン法を実施しています.スライド法への変更に当たって相関をとったところ,フェノールフタレイン法の感度が非常に低い(5,000〜10,000倍)ことが判明しました.新しい過酸化水素を使用しても2万倍くらいです.試薬調製法に誤りはないと思いますが,原因として何が考えられますか,ご教示ください.

雑件 臨床検査技師は直接人体より検体採取を行ってよいか

佐藤 乙一 , U生

pp.866

 〔問〕 腸内細菌を検査する際,臨床検査技師が直接人体より検体採取を行うことができるのでしょうか.法律的にはどうなのですか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

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今月の特集2 標準採血法アップデート

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今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

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今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

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今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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今月の特集2 筋疾患に迫る

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62巻3号(2018年3月発行)

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60巻11号(2016年10月発行)

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60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

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58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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