文献詳細
今月の主題 血漿蛋白
カラーグラフ
文献概要
α1-マイクログロブリン(α1-m)は,分子量5万以下のいわゆる低分子糖蛋白質の一つであって,腎による処理はβ2-マイクログロブリン(β2-m)ときわめてよく似ている.ただ,主とて肝細胞で合成されているらしく,重症の肝障害で血中濃度が低下する.肝癌以外の悪性腫瘍では血中濃度の上昇がみられないことは,β2-mと著しく異なる点である.まだその生物学的機能は不明であり,今後の研究に待たねばならない.
掲載誌情報
今月の主題 血漿蛋白
カラーグラフ
文献概要
α1-マイクログロブリン(α1-m)は,分子量5万以下のいわゆる低分子糖蛋白質の一つであって,腎による処理はβ2-マイクログロブリン(β2-m)ときわめてよく似ている.ただ,主とて肝細胞で合成されているらしく,重症の肝障害で血中濃度が低下する.肝癌以外の悪性腫瘍では血中濃度の上昇がみられないことは,β2-mと著しく異なる点である.まだその生物学的機能は不明であり,今後の研究に待たねばならない.
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