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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査26巻9号

1982年09月発行

雑誌目次

今月の主題 尿の臨床検査

カラーグラフ

尿の外観

林 康之 , 立花 勇一

pp.992-994

 尿所見の診断情報として価値を高めている点はなんといってもその速報性である.特に外観の異常はスクリーニングの範囲を一挙に縮小するという利点を持っている.混濁尿の観察は尿路疾患を,赤色尿は血尿を,褐色尿の泡沫黄染は肝胆道疾患を,と短絡する.そして誤りを犯す危険率は薬尿を除けば少ない.とすれば尿外観はいっそう注意して観察すべき検査項目であろう.

技術解説

HPLCによる尿成分の分析法

桜井 靖久 , 岡野 光夫 , 高井 信治

pp.995-1003

 尿の中には数百,数千の成分が含まれているというが,現在,日常検査で測定されている項目はその1%にも及ばない.あとの99%の情報は水に流されている.一方,高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の進歩は著しく,そのバイオメディカル面への応用には熱い眼が注がれている.

 筆者らは,HPLCという手法が将来の重要な臨床生化学検査法になると信じて実験を進めてきた.HPLCはある特定の物質,薬剤とか生理活性物質の微量測定に適した測定法であると同時に,一回の操作で多成分を定性的あるいは定量的に把握するのに有用である.

尿の採取と保存

谷内 孝次 , 白川 卓

pp.1004-1012

 尿検査は古典的な検査法であるが,今日でも診断や治療評価の面でなお重要な位置を占めている.その理由は,検体として採取が容易で侵襲が少なく,尿検査が鋭敏に身体の変化を反映するために疾病の初期の状態でも異常情報を提供してくれることにある.最近では尿専用の分析機器・試薬が発売され分析方法・精度は以前と比較にならないほど向上した.しかし材料である尿についてみれば,これほど質的・量的に変動の著しい検体は糞便,喀痰などを除いてほかにみられない.このため採取・保存はできるだけオーソドックスに行うことがたいせつになる.尿の採取・保存手技は患者の協力,理解による部分が多く,検査成績を有益なものとするためにも採取法を十分説明する必要がある.本稿においてはもっとも標準的と思われる採尿手技を紹介し,あわせて保存方法,変動因子について述べることとする.

尿中FDPの検査法

中林 正雄 , 佐藤 和雄 , 坂元 正一

pp.1013-1018

 汎発性血管内血液凝固症(disseminated intravas-cular coagulation;DIC)においては血中FDP (フィブリンおよびフィブリノゲン分解産物)が高値を示すことはよく知られている.さらに,最近の血中FDP測定法の簡便化と感度の向上により,諸種の疾患での凝固線溶系の関与が注目され,多くの施設で診断および治療効果の判定に血中FDPの測定が行われている.

 一方尿中FDPについては,その由来および意義が明確でないこと,および正常限界が血中に比してきわめて微量であるため,一部の限られた施設でのみ測定が行われ,その臨床的意義の検討などがなされていた.

総説

尿の生成機序

酒井 紀

pp.1019-1025

 腎臓は複雑な構造を持ち,尿を生成する重大な機能を持っている.特に,腎は尿を生成することによって,体内の過剰な物質を体外に排泄する,いわゆる清掃係を務めているだけでなく,必要な物質を保持するとともに,ある種の物質を産生することによって,つねに生体の内部環境を調節する整備係としての働きも持っている.

 われわれの腎臓では,このように体液の恒常性(ホメオスタシス)を保つために,第一に非揮発性の代謝産物や異物の排泄,第二に水・電解質代謝の平衡維持,第三に細胞外液量や浸透圧の調節,第四に酸・塩基平衡の調節,第五にある種のホルモン産生など,五つの重大な働きを行っている.したがって,腎にはこのような過程でできてきた物質(原尿)を,生体にとって入り用なものと,不要なものとに選別して,尿を作り出す作業が要求されている.このために,糸球体での限外濾過作用,濾過液の尿細管からの再吸収作用および尿細管からの分泌作用,このような三つの基本的な機能によって尿が生成されている.

臨床検査の問題点・155

尿定性簡易検査法

斎藤 正行 , 栗原 伸夫

pp.1026-1033

 尿が重要な体内情報を有するのは周知のことであるが,尿試験紙はその情報を解読する簡易な手段である.簡易てあるがゆえに,あまりにも無理解な使いかたをされ,あらざる批判を受けていることがある.原理や組成を知って,使用に習熟して活用すれば診断はさらに有意義なものになり,dip and readのメリットを大いに享受できる.

検査と疾患—その動きと考え方・69

無症候性血尿

岡田 敏夫 , 谷澤 隆邦

pp.1034-1041

はじめに

 近年,学校検尿の全国的規模における実施にょり,いわゆる微少血尿(microhematuria)を示す患児がかなりの頻度で発見されているが,しかし,その診断は必ずしも容易でない.

 また,現在これら学校検尿を契機として発見される血尿を,いかに定義するかについても統一されておらず,無症状性—,無自覚性—,無症候性—,チャンス血尿など,種々の表現法で報告されている.われわれが現在用いている定義について述べる1)

座談会

医師は尿を診なくてよいか

鈴木 文夫 , 小磯 謙吉 , 林 康之 , 山田 律爾

pp.1042-1051

 医師が自分の眼で患者の尿を見ること,この単純な行為が,実は診療の意義を高め,それが患者にとっても大きな利益となって還元されるであろう.泌尿器科では必須の診療行為であるが,各科でも,検査部に検体を回す前に尿の性状を診ることによって得られる情報を,診療に活用されることを勧める.

負荷機能検査・33

間脳・下垂体・卵巣の負荷試験法

玉田 太朗 , 小沼 誠一

pp.1053-1056

 排卵障害は不妊症の原因としてその10〜20%を占めているとされ,さらに今日では持続性無排卵周期症と子宮内膜癌や乳癌の発生頻度との関係が問題にされてきている.よって女性において排卵障害を問題にする場合,その影響の及ぶ期間を生殖世代からさらに閉経期後までも考慮に入れる必要が出てきた.以上の理由で,排卵障害を持つ婦人にとっては,その障害部位の的確な診断と適切な治療は,今まで以上に重要な意味を持つことになる.

 排卵は間脳(視床下部)—下垂体—卵巣系という全身的な機構によって調節されており,障害部位により臨床像,治療法が異なるので,そのいずれの部位が障害されているかという診断が重要となる(図1).そこで以下には,現在排卵障害部位の診断に用いられている負荷機能検査法を間脳(視床下部)機能検査法,下垂体機能検査法および卵巣機能検査法の順に述べる.

材料別細菌検査の進め方・9

尿の検査法

佐久 一枝 , 播金 収 , 鷲津 良道 , 山中 喜代治 , 増谷 喬之 , 小栗 豊子 , 三輪谷 俊夫

pp.1058-1063

はじめに

 細菌検査室に提出される検体のうち,尿の占める割合は大きい.通常,尿の細菌検査は,尿路感染症が疑われたときに行われる.

 尿路感染症の場合は,腎,腎盂,膀胱,尿道という尿路の一部や時には全体にわたって感染が生じ,その結果として尿中に起炎菌である細菌や真菌などが証明される.

分離分析の技術Ⅰ・9

アガロースゲル電気泳動法—アガロースの特性とLDHアイソザイム

吉田 光孝

pp.1065-1074

はじめに

 蛋白質の電気泳動は大別して,移動界面法(溶液内の電気泳動法)と支持体を用いる電気泳動法とに分けられる.自由界面電気泳動法(Tiselius法)と支持体電気泳動法との間に原理的な差異はないが,一般に蛋白質の物性の測定法としては自由界面法が用いられ,微小の共存成分の検出や蛋白質の分離,免疫電気泳動またはアイソザイムの分離検出には支持体法が広く用いられている.

 寒天電気泳動は1928年Kendallが始めたもので,1959年Wiemeらが血清蛋白やLDHアイソザイムの分画に応用した.電気泳動の支持体としての寒天ゲルの特徴は,①広範囲の波長に対して透明,②蛋白質などをほとんど吸着しない,③低濃度でゲルが得られ,分子ふるい効果がほとんどない,④電気浸透がかなり大きい,⑤比較的試料が多く塗布できるので広範囲の染色,発色あるいは沈降反応などに応用できる,などが挙げられている.

研究

一元免疫拡散(SRID)法によるCRP測定法の評価

内藤 昭智 , 富岡 茂 , 大場 康寛

pp.1078-1080

はじめに

 C反応性蛋白(C-reactive protein;CRP)は,感染,炎症,壊死などの組織破壊性病変が生体内に存在するときに血清中に証明される,急性期反応性蛋白である.このCRPは,病態の変化とともに消長するので,疾患の活動性,重症度,治療効果などの判定に,きわめて重要な情報を与えてくれる1,2)

 CRPの測定方法には主なものとして毛細管法3),レシチン凝集反応法4),ラテックス凝集反応法5),一元免疫拡散法6)(single radial immunodiffusion method;SRID法),レーザーネフェロメーター法7)などがある.この中で,日常検査法として現在もっとも繁用されているのは,沈降反応に基づく毛細管法であるが,定量性,再現性,処理能力,迅速性などにおいていくつかの問題点が指摘されている.

資料

血清分離時での血餅剥離を目的とした血液攪拌の検査値に与える影響

杉田 収 , 高田 章 , 松井 朝子 , 屋形 稔

pp.1081-1085

はじめに

 患者の血液,尿などの化学分析を主たる目的とした臨床化学の分野で,分析にかかるまでの検体の取り扱いかたの概論的記述は散見するが,血液検体を入れる容器(採血管)や血清分離時の諸問題に触れた記述は少ない.採血管や血清分離法は,長い間大きな問題にはならなかった.それは採血管はガラス製遠心沈殿管(以下,ガラススピッツ)に決まっており,血清分離法も溶血の発生を極力避けるという原則が定着していたからと思われる.しかし近年検査の迅速性,多最検体処理の必要性,院内感染防止,経済性などの問題から採血管と血清分離法が従来とは大きく変化しつつある.著者らは採血管の材質と,血清分離時の攪伴操作について検討した.

免疫比濁法による血清CRPの迅速定量

尾辻 省悟 , 柴田 英昭 , 梅田 衛

pp.1087-1092

はじめに

 C反応性蛋白(C-reactive protein;CRP)はいわゆる急性反応性血漿蛋白成分の一種であり,種々の炎症性および組織崩壊性疾患に出現する非特異的微量蛋白成分である.近年,高力価抗体の使用と検出方法の進歩によって血漿中の多くの微量蛋白が,定量的に測定できるようになりつつある.ネフェロメトリー1〜4)はその代表例であり,レーザーその他の検出法を用い,血清CRP定量法としても従来のルーチン検査法,例えば毛細管法,ラテックス凝集反応,一元免疫拡散法などに代わって普及しつつある.

 一元免疫拡散法は一つの基準法として必須の方法であるが,時間がかかりすぎルーチン検査としては不向きである.ネフェロメトリー1〜4)にもしかし,機器の高価なこと,測定の精度,測定範囲,検体や試薬の前処理の問題などルーチン検査としては難点となる点も多い.そこで簡易迅速に実施でき,特殊な機器を必要とせず,安定かつ良好な定量精度を有し,しかも容易に自動化できることを目的として,新しい血清CRP定量法の開発を行った.

私のくふう

尿沈渣鏡検における無晶性塩類成分の妨害除去法

稲垣 勇夫

pp.1085

 尿沈渣鏡検において無晶性塩類が大量に析出し鏡検を妨害することがたびたびある.通常こういった場合は酸,アルカリ,加温などによって溶解させ,すばやく鏡検しておおよその数値を出すか,または鏡検不能として結果を出していた.筆者はこれらの無晶性尿酸塩およびリン酸塩の除去法を考案し,正確な結果を出すためにルーチン検査に用いているので報告する.

 〔方法1〕無晶性尿酸塩の除去法 遠心して得られた塩類尿沈渣に約10mlの生食水を加えてピペットなどでよく混和する.塩類はほぼ溶解し,再度遠心すればきれいな尿沈渣が得られる.それを鏡検する.

質疑応答

臨床化学 血清CPKの大変動の原因は

玄番 昭夫 , O生

pp.1093-1094

 〔問〕 血清CPK値が一回目の測定では30,000U/lだった患者が3日後には350U/lとなりましたが,ありうるものなのでしょうか.また,どのような疾患が考えられますか.

臨床化学 分類に当てはまらないリポ蛋白分画

山崎 晴一朗 , 上田 正人 , 平原 謙一 , H美

pp.1094-1095

 〔問〕 アーチ電気泳動法でリポ蛋白分画を行っています.I〜Vの分類に当てはまらない分画が時に出ます(下図),これはいったい何でしょうか.フローティングβ,ブロードβなど分類とデンシトメーターにかけた状態とを対照させてお教えください.

臨床化学 デンシトメトリー時に支持体の透明,不透明での差異はあるか

橋本 寿美子 , 山舘 周恒 , K生

pp.1095-1096

 〔問〕 セルロゲルでLDHアイソザイム分画を行うと,膜を透明化しないほうがピークが高くなり感度が良かったのですがなぜでしょうか.また,膜を透明化せずにデンシトメトリーを行う機器もありますが,測光範囲内で膜を透明化したときとしないときでどのように違い,どの様式が良いのでしょうか.

臨床化学 α-ケトグルタル酸について

石井 暢 , H生

pp.1096-1099

 〔問〕 α-ケトグルタル酸の臨床的意義と,微量の検体で測定できる測定法,試薬組成をお教えください.

血液 PT,APTTの検査成績に及ぼす要因について

浮田 實 , H美

pp.1099-1100

 〔問〕 PT, APTTの検査で同時再現性を調べるため,健康人7名から採血,即時遠心分離して,血漿をガラス製の三角フラスコにプールして測定を行いました.その結果,採血後30分〜1時間30分くらいはPTが13.7秒±0.1秒,APTTが33秒±0.5秒でした.その後徐々に凝固時間が延長し,3時間30分後にはPTが15.6秒,APTTが55秒±1秒になりました.ただし,遠心分離した試験管に残っている血漿について3時間30分後に測定してもPT, APTTとも延長はみられず,またこのとき,プール血漿も遠心分離した試験管も室温放置の状態でした.

(1)なぜプール血漿と試験管に残った血漿とでこのような差が生じるのか

血液 造血における免疫学的制御

三浦 恭定 , Y生

pp.1100-1101

 〔問〕 造血の際,いろいろな免疫学的制御が作用するとのことですが,特にT細胞の果たす役割についてお教えください.

臨床生理 臨床心電図記録が三法の組み合わせなのはなぜか

佐藤 忠一 , R生

pp.1101-1102

 〔問〕 臨床心電図の記録で標準として双極肢誘導,Goldberger誘導,単極胸部誘導の三者が組み合わせになっているのはなぜですか.

臨床生理 血液ガスの経皮的測定法の信頼性

三上 智久 , N生

pp.1103-1104

 〔問〕 血液ガスの経皮的測定装置が市販されていますが,その信頼性はどうなのでしょうか.

検査機器 Holter心電図記録装置の取り扱い

名越 秀樹 , T生

pp.1104-1105

 〔問〕 私の施設ではHolter心電図記録装置を使っています.この器械を取り扱ううえでの注意事項を教えてください.

一般検査 尿の浸透圧測定の意義

北岡 建樹 , Y生

pp.1105-1106

 〔問〕 尿の検査で,比重測定よりも浸透圧測定が臨床的に重視される理由を教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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今月の特集2 筋疾患に迫る

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今月の特集2 成人先天性心疾患

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今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

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今月の特集2 心腎連関を理解する

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60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

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今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

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今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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