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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査27巻12号

1983年11月発行

雑誌目次

今月の主題 輸液と臨床検査

カラーグラフ

輸液オスモティックネフローシス

飯高 和成 , 前田 順子 , 鈴木 かおる , 和久 茂仁 , 芹沢 俊明

pp.1446-1448

 今世紀初めごろから,脳浮腫の改善や利尿の目的で,ショ糖やマンニトールなどの高張輸液を受けた患者や,血漿増量剤のデキストランを投与された患者の腎の近位尿細管上皮細胞に水腫状,空胞状腫脹が出現することが相次いで報告され,ショ糖腎症と呼ばれた.その後,Allen1)は浸透圧の関与で空胞が発生すると考え,オスモティックネフローシスという言葉を提唱した.しかし,近年では,空胞の発生機序としてパイノサイトーシスが注目されており,オスモティックという言葉は不適当とする見解もみられる2〜4)

 しかしながら,数多くの動物実験や人体例の報告がなされており,尿細管上皮細胞の空胞状腫脹への輸液の関与は腎の再吸収のメカニズムを解明するうえで興味深い問題であろう.

技術解説

体液浸透圧の測定法

北岡 建樹 , 中山 文義 , 越川 昭三

pp.1449-1456

 体液の浸透圧,特に血漿浸透圧は生体のホメオスターシスの維持上重要であり,浸透圧調節機構により一定の範囲内(280〜290mOsm/kg H2O)に制御されている.このため日々の食事・代謝などによる浸透圧の変動が多少生じても,この防御機構により巧妙に調節されている.しかし,この防御機構のどこかに障害があれば,体液浸透圧の異常を認める.実際,日常臨床において体液浸透圧の異常を生じる疾患や病態は多い.

 体液浸透圧は臨床的には血清Na濃度と相関し,簡略式として血清Na濃度,血液尿素窒素値(BUN)および血糖値(BS)より,〔Na〕×1.86+BUN/2.8+BS/18として表されている.しかし偽性低Na血症などの場合には,必ずしも血漿浸透圧と血清Na濃度が平行しているものではない.現在では浸透圧測定装置が普及しているので,実際の浸透圧を測定することが正確である.

輸液量の計算法—特にパーソナルコンピューターの活用

古川 俊之 , 秋場 優子 , 木下 重博 , 原 正一郎 , 中沢 真也

pp.1457-1465

〈輸液診断の特質と問題点〉

 輸液療法の特徴は,正確な量の処方が要求されることである.過剰な成分の輸液はかえって電解質異常の原因となることはよく知られていて,医原病の一つに挙げられている.反対に量不足の輸液では十分な治療効果は期待できないから,輸液の薬効量の範囲ははなはだ狭い.この点で輸液は強心配糖体と同じように,中毒量と最低有効量の幅が狭いという制約が厳しいと言える.

 正確な処方が要求されるからには,厳密な診断や計算の手法がもちろん存在する.したがって,その理論体系をマスターすれば,輸液診断は支障なくできるはずであるが,問題はそう簡単ではない.

電解質とCO2量(HCO3)の測定法

横松 守 , 小出 輝

pp.1466-1476

 体液は細胞内液と細胞外液に分かれるが,その量は体重の約60%に相当する.体液には各種の有機および無機物質が含まれ,これらは電解質と非電解質に分けられる.電解質には陽イオンとしてNa,K,Ca2+,Mg2+などがあり,陰イオンとしてC1,CHO3,SO42—,HPO42—などがある.非電解質としてはブドウ糖,尿素,クレアチニンなどが含まれる.非電解質は一般に細胞内液,細胞外液に均等に分布するが,電解質は両者間の分布に大きな差がみられ,生体の機能にきわめて重要な役割を演じている.したがって,電解質を測定することは,種々の疾患における病態の把握と治療に重要な指針を与えてくれるものと思われる.各種電解質の測定は一般に血清または血漿を用いて行われるが,最近は測定機器の自動化や,多数の電解質を同時に測定できるマルチチャンネルのアナライザーが普及してきており,多くの検体を短時間で処理できるようになってきている.

総説

医原性体液異常

佐中 孜 , 市原 直美 , 杉野 信博

pp.1477-1482

 輸液療法に際しては「過ぎたるは及ばざる如し」が正しく,脱水症状に対して短時間に補正しようと負荷量を大きくすると,高齢者や高血圧患者などに心血管系の障害をきたすことになる.また,輸液製剤も今日では多岐にわたるため,その選択には注意を要し,不適正な組成の輸液による体液異常を経験することもまれではない,この意味で誤った輸液療法は危険であり,また薬剤により惹起される体液電解質異常も臨床家として十分注意しなければならない.

 本稿は医原性体液異常を,輸液療法と薬剤とに二大別して記述することとしよう.

座談会

検査成績からみた輸液の選択基準

藪田 敬次郎 , 安藤 明利 , 森田 孝夫 , 林 四郎

pp.1484-1492

 その成否が患者の一生を分けるほどに,輸液の意義は大きい.その実施に当たっで,基準とされる臨床検査項目,データは何か.臨床家はそのデータから,患者の状態をいかに読み取り,輸液を選択しているのか.患者の安全を確保するために,具体的にどのように輸液が行われているのか.各科に泌須となった輸液について,それぞれの専門の立場からお話しいただく.

検査と疾患—その動きと考え方・83

熱傷

八木 義弘 , 木所 昭夫

pp.1493-1500

 症例:71歳,男性,独り住まい.

 主訴:重症熱傷.

私のくふう

脳波用改良皿電極

老 克敏 , 青山 信昭 , 小島 博

pp.1483

 脳波用電極には,頭皮上電極として皿状電極,保持型電極,針電極などがある.これらの中で皿電極は,電極のりの保持が良く,長時間の記録ができるが,欠点として,リード線が長いため,それがもつれ合ったり,引っ張られて外れたりする煩わしさを生じることがある.今回われわれは,このようなリード線の煩わしさをなくした,改良皿電極を作製したので紹介する.

学会印象記

第8回国際細胞学会議(モントリオール)/第3回日本臨床化学会夏期セミナー

高橋 正宜

pp.1501,1512

演題数に現れた日本の経済事情

 モントリオールの語原は"ほんとうの山"というところにあるらしいが,丘のような山を囲んでセントローレンス川の流れる,美しい都市である.フランス系居留地として発達したカナダ第一の大都市であるが,合衆国の都市にみられるような騒がしさもない静かな町並みは,第7回国際細胞学会議の南ドイツミュンヘンを思わせる風情があった.

 今回の第8回国際会議は市の中心地にあるQueenElizabethホテルを会場として6月19日から23日まで開催され,一般講演275,展示21,特別講演7,招請講演9,パネル6,スライドセミナー1を消化する厳しい日程となった.口演出題国は32か国に及び,出題数の多い国別にみると日本が80題で1位を占め,主催国のカナダが51,米国が38,中華人民共和国12,インド10,西ドイツ10,スウェーデン8,などという状態で,中南米諸国はほとんどみられず,各国の代表者がパネルに参加したにすぎなかった.これは学術的進歩を必ずしも物語るものではなく,諸外国の経済的な外貨事情の一面が大きいことを,アルゼンチンのLencioni教授が羨望をもって指摘した.日本の細胞学会の会員数が4,000人を超えることを説明し,80題の出題が決して膨大なものでないことを話題として強調せざるをえなかった.

対談

臨床化学検査における透析患者血清の特殊性

和田 孝雄 , 中山 年正

pp.1502-1511

 透析患者の検査結果は透析前後で大きく異なっているが,病状を知り,透析の効果を知るために,前・後のデータはどのように活用されているのか.異常値を示すことを常とする透析患者血清は,許される限界付近の測定条件下での測定を余儀なくされているが,出される結果には高い精度が求められる.透析患者血清の特殊性に,臨床と検査の両側から迫ってゆく.

分離分析の技術Ⅱ・11

薄層ゲル濾過法—(1)蛋白質の分子量測定

須藤 加代子

pp.1514-1522

 薄層ゲル濾過法(thin layer gel filtrationあるいはchromatography.以下,TLGC)を用い蛋白質を分子の大きさの差異を利用して分離しようとする試みはJohanssonら1,2),Hofmann3),右田4)により報告されている.さらに1968年河合ら5,6)により日常検査法として確立され,その臨床応用が報告されている7〜10).TLGCによる分子量の測定はMorrisら11),Andrews12),Radola13)により詳細な検討がなされている.

 臨床検査において血清および尿中蛋白質の分子量を測定することは,M蛋白質の分子量測定,蛋白複合体の存在の確認,膜成分の血中への流出の確認,濾出蛋白の分子量の測定による腎臓の状態の把握など,その必要性が増してきている.TLGCは試料が微量(5〜10μl)でかつ短時間(5〜20時間)に分画可能であり,溶媒を種々変化(pH変化,塩濃度変化,尿素添加,2—メルカプトエタノール添加など)させることにより,その蛋白の性状を推定できるという特長を持っている.また,薄層ゲル濾過後に免疫反応を併用することにより,さらに情報が増加する14〜17).また,酵素蛋白の同定には,検出法を酵素活性染色に変化するだけですべて応用可能である18)

基礎科学からの提言・5

生物学的個体差の物差

増山 元三郎

pp.1524-1533

 もう10年近くも前のことである.科学技術庁の"化学物質および重金属の安全性評価手法に関する総合研究"に引き出され,そのデータ解析を担当させられた.その際いろいろな関係文献を読み,ヒトの生化学的個体差の組織的定量的研究の見当たらないことに不安を覚えた.これはその不安を解消するために行った研究のあらましである1,19)

 以下にみられるように,適当な生化学的物差を使えば,一見複雑にみえるヒトの個体差に関して美しい簡単な法則が得られ,これは哺乳類の実験動物に拡張でき,他方自動分析器の作動特性のチェックにも利用できるのである.

第4回医学書院臨床検査セミナーより・1【新連載】

臨床脳波

大田原 俊輔

pp.1539-1548

 私は小児神経学専攻の臨床家ですが,これまで長い間診療あるいは研究の重要な武器として脳波を使ってきましたので,今日は「臨床脳波」という題を選ばせていただきました.

 さて,臨床脳波には広大な領域がありますが,ここでは脳波で何がわかるかということをお話ししたいと思います.

研究

胸腹水試料における細胞の長期保存について

中島 昭 , 原田 英一 , 菅野 剛史 , 喜納 勇

pp.1549-1555

 細胞診のための胸水・腹水の試料の保存は,通常4℃の冷所にて行われ,保存期間が1〜3日間までの試料が各種検索の対象として用いられている1).しかし症例によっては,後日に新たな検索を試みようとすることはしばしば経験され,細胞の長期保存は必要不可欠なことと思われる.

 今日,組織培養において,培養細胞の株の保存は日常的に行われている2)ので,穿刺試料の保存も十分可能であることが推定される.

資料

日立遠隔病理診断システムの使用経験

川北 勲 , 千田 龍吉 , 坂口 弘

pp.1557-1559

はじめに

 遠隔病理診断システム(Pathology Transfer Sys-tem)は,通常の電話同線を用いて光学顕微鏡(以下,光顕)の像を遠隔地に送り,そこで病理組織診断を行う機械である.この機械が日立電子株式会社で開発され,われわれも開発当初よりこれに関与しテストをしてきたわけであるが,今後使用する立場すなわち送受信側から,このシステムの目的,機械の概要,実験での使用経験,今後の問題点などについて述べることにする.

質疑応答

臨床化学 BCP法によるアルブミン測定

五十嵐 富三男 , 中山 年正 , T美

pp.1561-1563

 〔問〕 BCP法はBCG法よりもアルブミン特異性が高いとのことですが,値は少し低く出るようです.BCG法と比較して,どのくらい差が出るのでしょうか.また,BCP法におけるA/G比範囲は,他施設ではどう処理されているのでしょうか,お教えください.

臨床化学 クリアランス値補正時の体表面積値

安藤 明利 , 杉野 信博 , T子

pp.1563-1564

 〔間〕 日本人の体位の向上,その他を考えてみると,平均体表面積を1.48�としてクリアランス値の補正を行うことは実情に合わなくなってはいないのかと,疑問を感じています.私の病院では外国人の入院もありますので,日本人の場合と外国人の場合と,実情に合った補正法をお教えください.

免疫血清 各検査法で差が出たCRPの判定

富井 正邦 , K子

pp.1564-1565

 〔問〕CRP測定の簡易法としてはレシチン法とラテックス法を行い,〔−〕,弱〔+〕,〔+〕,強〔+〕と判定しています.ある患者血清でレシチン法強〔+〕,ラテックス法〔−〕,CRP毛細管法〔−〕となり,また他の患者血清でレシチン法強〔+〕,ラテックス法〔−〕,CRP毛細管法5〔+〕となりましたが,このような場合どう考え,判定はどうすればいいのでしょうか.

 また,髄液の場合はレシチン法では〔+〕でCRP毛細管法では〔+〕ということが多いのですが,なぜでしょうか.さらに,髄液のCRPが〔+〕の場合は細菌感染症を疑うとのことですが,なぜでしょうか.

免疫血清 緒方法における異常反応

鈴田 達男 , 天野 栄子 , 岩倉 伸子 , 中島 麗子 , J生

pp.1565-1566

 〔問〕 緒方法の結果の判定で         13333・3         23333・3         22223・3のような場合,成書では異常反応としていますが,この反応系中で補体が消費されるので陽性ではないのでしょうか.また,この異常反応の原因は何か考えられますか,お教えください.

病理 酵素抗体液による非特異反応とその吸収による除去法

川生 明 , S生

pp.1567-1568

 〔問〕 近年,市販の酵素抗体液が用いられていますが,非特異反応の有無を知る方法と,吸収の具体的な要領を教えてください.

臨床生理 心室容量区分と臨床的意義

名越 秀樹 , N美

pp.1568-1569

 〔間〕 心室容量区分とその臨床的な意義についてお教えください.

一般検査 尿pH測定の意義

宇佐美 一彪 , G生

pp.1569-1570

 〔間〕 尿のpH測定の意義を日常検査手技として説明してください,放置された尿では臨床的な意味がないと思いますので,この点にもお触れください.

一般検査 糞便のTriboulet反応の臨床的意義/診断学 胃力メラ,胃透視はブドウ糖負荷試験(GTT)に影響があるか

木野 智慧光 , N子 , 坂本 信夫 , 佐藤 祐造 , C子

pp.1571-1573

 〈問〉私どもの検査室には1日10件以上の糞便のTriboulet反応の検査依頼がありますが,排液処理の問題があるため将来廃止したいと考えています.絶対に糞便のTriboulet反応が必要なのはどのような病態の場合か,またTriboulet反応を廃止する場合これに代わる検査法があるでしょうか,ご教示ください.

 〔問〕短期ドック入院患者のGTTの成績に,かなり高頻度に(1)2時間値の下がりが悪い(110〜130mg/dl)(2)2時間値が1時間値より高値であることが認められ,臨床側から臨床症状に合わないと問い合わせを受けます.

 ドック患者は空腹時に採血した後,胃カメラ検査を行い,終了して30分後にトレーランGを50g経口投与してGTTを実施しています.

雑件 輸血前の血液型に関する諸検査の健保点数

遠山 博 , K生

pp.1573-1574

 〔問〕手術前あるいは輸血前に血液型(ウラ,オモテ),Rh型(D)抗体スクリーニング,クロスマッチなど,同一患者についても月1〜2回検査を実施する場合がありますが,健康保険点数はどの程度認められますか.クロスマッチは生食水法,アルブミン法,プロメリン法で,必要に応じてアルブミン—Coombs法を使い,不規則抗体があれば同定を行っています.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

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今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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