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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻13号

1983年12月発行

文献概要

私のくふう

尿沈渣鏡検における尿酸塩類析出尿の処理法

著者: 治多博1

所属機関: 1日本医学研究所南大阪

ページ範囲:P.1583 - P.1583

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 尿沈渣は原則として新鮮尿を用いるが,時として採尿後時間の経過したものを用いることがある.このとき尿中に,尿酸塩類(特に無結晶)が多数混在,析出している場合,そのまま遠沈して鏡検すると,細胞や血球などが存在していても判別ならびに判断が非常に困難か,またはまったく不可能である.細胞や血球などに大きな変化を与えないで,しかも安易な操作で塩類を溶解できる方法を検討し,ルーチン検査で応用して良い結果を得たので,一法として試薬および手技を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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