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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻13号

1983年12月発行

文献概要

質疑応答

臨床化学 薬剤有効血中濃度に個体差はあるか

著者: 宮本侃治1 M生

所属機関: 1国立神経センター代謝研究部

ページ範囲:P.1671 - P.1672

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 〔問〕 TDM (薬剤血中濃度管理)が盛んですが,有効濃度と中毒濃度とが接近しているために管理が必要であると聞きます.しかし,有効濃度・中毒濃度はすべての人において一定なのでしょうか.個体差を考えなくてもよいのかお教えください.
 そして,もし個体差があるとすれば,中毒濃度を調べるよりも,副作用によって起こる他の異常(例えば肝障害をもたらすものであれば肝機能検査)をチェックするほうがより効果的だと思いますが,このような考えかたは妥当でしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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