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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査27巻6号

1983年06月発行

雑誌目次

今月の主題 細菌性食中毒

カラーグラフ

細菌性食中毒

三輪谷 俊夫

pp.600-601

 厚生省では食品衛生調査会食中毒部会からの意見具申に従い,環境衛生局食品衛生課長名で昭和57年3月11日付・環食第57号により,食中毒原因菌として8種類の菌種を新たに追加する旨,関係者に通達された.①Vibrio cholerae non-O1(NAGビブリオ),②Vibrio mimicus,③Vibrio fluvialis,④Campylobac-ter jejuni/coli,⑤Yersinia enterocolitica,⑥.Aero-monas hydrophila,⑦Aeromonas sobria,⑧Plesio-monas shigelloidesの8菌種である.さらに食中毒原因菌としてセレウス菌,ウェルシュ菌を再確認するよう強調されている.病因論的には未解決の菌種も含まれているが,なぜこのように多くの菌種が食中毒原因菌として追加されたのであろうか.

 WHOの調べによると,発展途上国では1980年中に下痢疾患に罹患した5歳児以下の乳幼児は約10億人に達し,そのうち460万人が死亡していると推定されている.感染性下痢症の重要性はただ発展途上国のみの問題ではなく,旅行者下痢症や輸入生鮮食品──特に輸入生鮮魚介類を介していろいろな下痢原因菌が持ち込まれ,わが国の自然環境もこれらの腸管感染原因菌によって濃厚に汚染されてきている.

技術解説

新たに認識された食中毒原因菌の検査法

伊藤 武 , 斉藤 香彦 , 柳川 義勢

pp.602-617

 細菌性食中毒の原因菌としては,従来からサルモネラ,腸炎ビブリオ,黄色ブドウ球菌,腸炎起病性大腸菌(病原大腸菌:広義),ウェルシュ菌,セレウス菌およびボツリヌス菌が知られていた.ところが,最近,細菌学の基礎研究や検査技術の進歩により,従来からあまりなじみのなかった新顔の細菌による集団下痢症や散発性の下痢症が明らかにされてきた.これらの疾病の中にはヒトからヒトへの伝播もみられ,行政対応が時として問題とされていた.これに対処して厚生省は,Vibrio cholerae non O1とVibrio mimicus (いわゆるNAGビブリオ),Vibrio fluvialis,Campylobacter jejuni/coli,Yersinia enterocolitica,Aeromonas hydrophila,Aeromonas sobria,Plesiomonas shigelloidesによる下痢症も従来のサルモネラなどの食中毒にとられているような対策によってこれらの疾患が予防できることから,すべて食中毒として行政対応するよう通達を出した.したがって,現在,細菌性食中毒の原因菌は,感染型である13菌種と毒素型の3菌種である(表1,2).食中毒発生時の原因究明には,これらのすべての病原菌が検索できる検査体制を完備する必要がある.

食中毒原因菌の産生する毒素の簡易検出法

本田 武司

pp.618-626

 細菌性食中毒の原因菌は,感染型,毒素型および中間型(生体内毒素型)に大別され,このうち後二者は発症の機構になんらかの毒素が関与しているため,真の起病菌の同定には毒素産生能の有無を調べる必要がある.

 一般に,細菌の産生する外毒素の量はきわめて微量で,その検出には種々のくふうがなされている.現在行われている検出法には,産生された毒素そのものを検出する生物学的方法と免疫学的方法のほかに,毒素産生能の有無を調べる毒素産生遺伝子検出法がある.本稿では,現在繁用されている細菌外毒素の主な検査法の手順,原理,特徴などについて紹介する.

ガスクロマトグラフィーによる細菌の同定

駒形 和男 , 鈴木 健一朗

pp.627-632

 生体成分に基づく分類学,いわゆる化学分類学は,生育条件の異なる生物間でも比較できるので,系統を論ずる分類学でも重要な役割を担い,最近ではかなりのデータが蓄積されてきている.一方,機器分析は熟練や経験への依存度が低く,特に最近は自動分析機も進歩し,人較差が最小限に抑えられている.分類・同定の指標は,安定した性状で再現性があること,分類群内では類似度が高く,他の分類群とは区別できる差異があることが必要である.細菌の菌体脂肪酸は,上記の要求を満たす,重要な分類学的知見である.

 細菌の菌体脂肪酸は,多くは膜脂質としてリン脂質やリポ多糖などの形で存在しており,表1に示すようにバラエティーに富んでいる.生合成経路もかなり解明され,組成の違いも意味づけされている.菌体脂肪酸組成の研究は広範囲の細菌について行われ1〜4),臨床細菌学への応用も早くから手がけられている5)

総説

食中毒原因菌追加の意義と経緯

藤原 喜久夫

pp.633-640

 従来,わが国においては行政上,食中毒原因菌として腸炎ビブリオ,ブドウ球菌,サルモネラ,病原大腸菌,ボツリヌス菌の5種が特定されている.しかしながら,最近の多数の食中毒に関する研究によると,これらの食中毒原因菌種のほかにも,ナグビブリオをはじめとして,カンピロバクター,エルシニアなどかなりの数の菌種の細菌類が食中毒の原因菌として確認されている.ここにおいて,食品衛生調査会は1982年1月,これらのうち7種の細菌について食中毒原因菌として食品衛生上の取り扱いをするよう厚生大臣に意見具申し,これを受けて同年3月,厚生省はこれらの菌種を食中毒原因菌に特定し,行政上の措置を行うよう全国の各都道府県,政令市などに通達した.

 本稿においては,これらの新たに食中毒原因菌として特定された各菌種について,それぞれの臨床的および疫学的意義に関して概説し,わが国の食品衛生上問題となる諸点について若干の考察を試みたい.

主題を語る

食中毒原因菌検査の体制と指針

伊藤 武 , 竹田 美文

pp.642-649

 昨年3月,新たに食中毒原因菌として8菌種が加えられた.しかし,それ以前から,県によって検査体制がまちまちで,そのレベルも不統一であり,新菌種の検査体系には混乱がみられる.今回は,東京都立衛生研究所および大阪大学微生物病研究所の調査・研究経験を中心として,いくつかの菌種の食中毒と病原性,検査指針,また培地の問題などにつき語っていただいた.

検査と疾患—その動きと考え方・78

複数菌感染による海外旅行者の下痢症

青木 隆一

pp.650-658

旅行者下痢症とは

 開発途上国,特に熱帯,亜熱帯地方に旅行,駐在する人がよく経験する急性下痢症を旅行者下痢症(tourist diarrhea)と呼んでいる.この旅行者下痢症の重要な病因としては,毒素原性大腸菌(enterotoxigenic Escherichia coli)が有名であるが,古典的な細菌性赤痢やコレラのほかに腸炎ビブリオ菌,サルモネラ,Lambl鞭毛虫,NAGビブリオ菌やF—ビブリオ菌(Vibrio fluvialis)などによる感染性下痢が広く知られ,またウイルス性下痢も現地で認められるようになった.他面,これら下痢原性の病原微生物の複合感染による下痢が意外に多く,帰国者下痢でも広く証明されている.複数菌感染による下痢では,成書に記されていない非定型的な症状や所見があるので誤診の一因となりやすく,臨床的に重要視されるに至った.

 わが国では近年,急性下痢症,ことに感染性下痢が乳幼児を除いて減少してきた.特に法定伝染病に指定されている赤痢やコレラなどは激減してもはや"過去の病気"とされていたが,最近,海外旅行者,駐在員が持ち帰る"輸入感染症"としてこれらの感染症が再認識されるようになったト3).表1に大阪市立桃山病院に入院して病原微生物が明らかに証明できた輸入感染症(1974〜1982年)の集計を示したが,細菌性赤痢をはじめ,La-mbl鞭毛虫症まで旅行者下痢症が圧倒的に多い.

座談会

感染性腸炎—最近の傾向と問題点

坂井 千三 , 村田 三紗子 , 松原 義雄 , 橋本 博 , 斎藤 誠

pp.660-670

 かつての感染性腸炎は姿を変えた.その主流の一つであった細菌性赤痢は激減し,しかも海外由来のものが多くを占めるようになった.また菌種の交替や出現,薬剤関与の問題などがみられ,事情を複雑にしている.今回は,これらの局面全体を顧みて,今後の対策のポイントをお話し合いいただいた.

私のくふう

N・Fアンモニア銀液作製の簡便法

渡辺 直子 , 増村 祥子 , 諏訪 幸次 , 糸山 進次

pp.671-672

 細網線維(好銀線維)の鍍銀法はGömöri1),渡辺2)らによってほぼ確立されている.これらは,Biel-showskyのアンモニア銀を用いた神経線維鍍銀法を基にしている.

 1974年に,NaoumenkoとFei-gin3)によって発表された鍍銀法に使用されたアンモニア銀液は,8%硝酸アンモニウム7mlに蒸留水35ml,4%水酸化ナトリウム8ml,10%硝酸銀3.8mlを順次加えて作るが,この方法は,それ以前の方法,すなわち硝酸銀水溶液と水酸化ナトリウム水溶液の混合によってできる茶褐色の沈殿を含む液にアンモニア水を加えて作る方法に比べて,技術的に容易になった.さらに,この液は比較的共染が少なく,切片がはがれることも少ないなどの利点が多く,わが国では旧来の渡辺鍍銀法の中にこのNaoumenkoとFeiginの方法によるアンモニア銀液が取り入れられて(新しい)渡辺法,またはN・Fの渡辺変法4)として使用されている.渡辺および岩垂5)らによると,このアンモニア銀液は,衝撃や加熱によって爆発するおそれがあるため使用のつど新調し,使用後は塩酸を加え,塩化銀沈殿として処理するよう書かれている.

分離分析の技術Ⅱ・6

高速液体クロマトグラフィー—(5)グリコヘモグロビンの分析

中 恵一

pp.676-681

はじめに

 ヘモグロビンは,多方面で数多くの研究がなされ,現在,生体構成巨大分子としてもっとも多くの成果が発表されているものの一つである.特に分子レベル,原子レベルに及ぶ研究の発達により,分子病である異常ヘモグロビン症の数多くが,アミノ酸配列や蛋白質としての高次構造とそれに由来する生体内での状態,さらにそれから引き起こされる生理的な異状についてまで,説明がなされるようになった.

 正常な成人のヘモグロビンは,ヘモグロビン(Hb) A0, HbAII, HbF,とHbAIの分画から成り,それぞれ約90%,2〜3%,1%以下,約6%観察される.これらのヘモグロビンは,すべて鉄を含むヘムと蛋白であるグロビンから成る色素蛋白体で,グロビンを構成するアミノ酸一次構造が若干おのおので異なる.HbA0は,141個のアミノ酸から成るα鎖2個と,146個のアミノ酸から成るβ鎖2個から成る四量体で,球状の構造を持ち,各グロビン鎖,α,βはそれぞれ1個のヘムをその分子構造内のくぼみに保有している.HbAIIおよびHbFは,HbA0のβ鎖アミノ酸一次構造の異なるδ鎖,γ鎖によって,それぞれ置き換えられている.最後のHbAIは,HbA0と同一のα2β2のグロビン構造を持ち,アミノ酸一次構造は同一であるが,一部のアミノ酸側鎖が修飾を受けているという点だけが異なる.

ベッドサイド検査法・6

肝疾患のベッドサイド検査法

原田 尚

pp.683-690

はじめに

 肝は人体の代謝の中心であり,ここでは複雑多岐にわたる機能が営まれている.現在これら肝機能の病態を把握すべく,数百種に及ぶ血液生化学検査(いわゆる肝機能検査)が行われているが,ただ一種類の検査によって肝病態のすべての面を知ることは不可能であり,特色ある数種の検査の組み合わせが必要となる1)

 GOT, GPTをはじめとする血清酵素検査には経験的に発見,実用化されたものが多いが,現在では,各種肝障害におけるその変動は鋭敏に肝病態を反映するものとして臨床上,広く用いられている.

研究

BCGリンパ節結核の細菌学的検査

竹下 誠治郎 , 井上 干佳 , 西尾 江美子 , 杉原 千鶴子 , 生田 治康 , 水谷 昭夫

pp.691-694

はじめに

 BCG接種が,副作用のほとんど認められない有効な結核の予防法であることは言うまでもない.それにもかかわらず,今回,われわれはBCG接種後にBCG日本株(BCG-J)と性状を同じくする抗酸菌による所属リンパ節結核を発症し,治療を必要としたまれな症例を経験したので,以下に報告し,あわせて起因菌同定検査の鍵となったアミダーゼ試験についての若干の検討結果を述べる.

資料

50検体用自動赤沈計の検討

枦木 典子 , 相沢 真澄 , 清水 千里 , 塚田 理康

pp.695-698

はじめに

 赤血球沈降速度(赤沈)検査は,血漿蛋白の変化,赤血球数の増減によってその値が左右される非特異的検査であるが,急性・慢性炎症,膠原病,悪性腫瘍,血管内凝固症候群など血漿蛋白に変化をきたす疾患の活動性,鑑別診断,治療効果の判定,および予後を知る良い指標となっている.また健康診断の際のスクリーニング検査としても用いられている1)

 当院では,血液検査室が入院および外来の赤沈検査を担当している.毎年7%の増加を示す検査件数は,1982年には59,460件にも達しており,1人の検査技師が1日平均,約200検体を処理している.

アミラーゼインヒビター法によるアミラーゼアイソザイムの臨床的検討

山下 直子 , 橋本 まり子 , 矢野 順子 , 近藤 重信 , 山崎 晴一朗

pp.699-702

はじめに

 アミラーゼアイソザイムは分析技術の進歩により高アミラーゼ血症,低アミラーゼ血症の病態解明におおいに役だっている.

 1964年Nφrby1)によって,寒天ゲルを用いた電気泳動法で膵型アミラーゼと唾液腺型アミラーゼの分離が初めて行われた.現在では,臨床検査法としてセルロースアセテート膜2)や薄層ポリアクリルアミドゲル3)を用いた電気泳動法がよく利用され,これにより2〜9分画に分離できるが,長時間を要し多数検体の処理は困難である.

質疑応答

臨床化学 副甲状腺ホルモンの臨床的意義は

河野 弘司 , 大西 利夫 , H生

pp.703-704

 〔問〕副甲状腺ホルモン(PTH)について,次の二点をお教えください.

(1) PTH-C末端,-N末端を測定していますが,この臨床的意義

臨床化学 アルブモースと酢酸体

今井 宣子 , 折田 義正 , H生

pp.704-707

 〔間〕 尿蛋白の鑑別の際に類似反応を示すアルブモース(albumose),および酢酸体について,次の三点をお教えください.

(1)アルブモース,酢酸体の定義

血液 精度管理用標準血液

新谷 和夫 , G生

pp.707-708

 〔問〕 自動血球計数器の精度管理に用いるための標準血液で,信用できるものとしてどのようなものがありますか.

血液 マイナスになるUIBC値

新津 洋司郎 , Y子

pp.709-710

 〔問〕 時折TIBC値が血清鉄(Fe)値より小さく測定され,UIBC値がマイナスとなることがありますが,どうしてでしょうか.測定には日本商事のキットを用い,松原変法,炭酸マグネシウムにて吸着を行っています.

血液 10秒を切るプロトロンビン時間

福武 勝博 , M夫

pp.710-711

 〔問〕クエン酸ナトリウム1対血液9で採血し,プロトロンビン時間を測定していますが,標準血漿より短くなり,10秒を切ることが多々あります.O社シンプラスチンオートを使用してO社ノーマルチトレートを測定した場合は12秒前後です.原因は何でしょうか.

輸血 透析患者の交差試験

内川 誠 , T子

pp.711-712

 〔問〕透析中に,採血して交差試験を実施してほしいと依頼を受けましたが,ヘパリンを使用しているため血清がよく採れませんでした.生化学検査では,このような場合,抗ヘパリン剤を入れて検査していますが,交差試験にも抗ヘパリン剤を入れて検査してもいいのでしょうか.また,もし影響があるとしたら,どのようにすればよいのでしょうか.

 現在は抗ヘパリン剤を入れないで使用していますが,フィブリンが析出して判定しにくい場合はどうしたらいいのでしょうか,お教えください.

免疫血清 HBs抗体検査の判定/マット状の寒冷凝集の判定法

鈴木 宏 , M子 , 鈴田 達男 , 岩倉 伸子 , M女

pp.713-714

 〔問〕 肝機能検査でHBs抗原・抗体の検査を血球凝集法(RPHA,PHA)で実施し,確認試験まで行っております.肝炎などで長期療養中の患者さんの中にHBs抗体の不安定な方が時々みられます.例えば月1回,3〜4か月連続して検査すると(弱+),(−),(+),(−)というような結果となるため,判断に困っています.

 PHA法の信頼性,またHBs抗体そのものの持続期間,抗体価の変化などについてお教えください.  〔問〕寒冷凝集素価の高いもの(1,024以上)の中に一晩冷中に置いても血球が管底に集まらず,マット状になるものがありますが,これはなぜでしょうか.そのような試験管を振ると血球が,対照と違ってギラギラした一様の粒子のように見えますが,これを凝集と言ってよいのでしょうか.お教えください.

臨床生理 心電計の安全規格

石山 陽事 , S子

pp.714-716

 〔問〕臨床検査で使用する心電計の安全規格を教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

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63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

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今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

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62巻10号(2018年10月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

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今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

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今月の特集2 筋疾患に迫る

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増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

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今月の特集2 成人先天性心疾患

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62巻1号(2018年1月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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59巻3号(2015年3月発行)

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58巻12号(2014年11月発行)

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今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

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増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

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今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

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今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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