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沖縄県における尿沈渣標本作製のための器具および手技の現況について—各病院に対するアンケート調査から
著者: 知念清栄1 根路銘国政1 玉那覇秀雄1 松井克明1 外間政哲1
所属機関: 1琉球大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.923 - P.927
文献購入ページに移動1974年以来,全国的な規模で尿沈渣の基準化が検討されてきている.これは全国どこの医療施設で実施された検査データであっても,相互に比較したり利用したりできるように,検査方法や成績の報告などの統一化を図ろうとするものである.そのためには,使用する器具の統一化や操作法の画一化が望まれるところである.
沖縄では日本復帰後10年が経過し,ようやく本土並みの医療水準に到達してきている.そこで,尿沈渣において使用する器具および操作法の全国的な統一化へ向けての参考に供するために,沖縄県の各医療施設における尿沈渣の実態調査を実施したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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