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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査28巻1号

1984年01月発行

雑誌目次

今月の主題 血栓症

カラーグラフ

血管と血栓

住吉 昭信 , 林 透

pp.4-6

 血液は正常状態では,生体の心血管内を凝固せず,つねに流動性を保ちながら循環し,生体の代謝や機能の発現に重要な役割を果たしている.これは血小板の凝集や血液凝固と血小板の解離・血栓溶解の過程とが動的平衡を保っているからであり,血栓症とはこの動的平衡が破れて,生体の心血管内で血液が凝固して塊を形成する病的現象である.この動的平衡を破綻させ血栓形成に導く要因としては,古くから①血流の変化,②血液性状の変化,③血管壁性状の変化,の三つが挙げられているが,血管壁の性状の変化がもっとも重要である.また,血栓形成は血管壁の肥厚を引き起こし,動脈硬化の発生・進展に関与する.

技術解説 血栓準備状態の検査法

1・可溶性フィブリンモノマー複合体

緇荘 和子 , 藤巻 道男

pp.7-13

 血液中にトロンビンが生じると,トロンビンによってフィブリノゲンからフィブリンモノマー(fibrinmonomer)が形成される.このフィブリンモノマーは,FDPあるいはCIgと会合し,可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)を形成する.

 したがって,SFMCの検出は,血液中に微量のトロンビンが形成されたことが推測されるものであり,臨床的には凝固亢進状態,血栓症および汎発性血管内血液凝固症(DIC)の凝血学的スクリーニングテストとして用いられている.

2・活性化血小板—β-トロンボグロブリンと血小板第4因子について

佐藤 マキ , 遠藤 安行

pp.14-19

 β-トロンボグロブリン(β-TG)と血小板第4因子(PF4)は,血小板のα顆粒中に存在する血小板特異蛋白で血小板の活性化によって,循環血液中に放出される.近年,ラジオイムノアッセイ(RIA)法が開発されてからは測定が比較的容易になり,血栓性疾患や血栓準備状態の診断に役だつようになってきた.

 本稿では,β-TGとPF4の測定法,測定上の問題点,臨床的意義について解説する.

3・フィブリノペプチドBβ15-42

池松 正次郎

pp.20-24

 フィブリノゲンのN末端においては,トロンビンが作用するのとα鎖からフィブリノペプチドA,β鎖からはフィブリノペプチドBが遊離され,プラスミンはβ鎖のArg (42)とAla (43)との間を切断する.このβ鎖N末端に対するプラスミンの作用は線溶初期において起こる反応であり,線溶現象の動きを把握するうえでは重要な意義を持ってくる.フィブリノゲンβ鎖N末端に関してみればトロンビンとプラスミンの両方の酵素の侵襲を受けることになり,プラスミンによって遊離されるフィブリノペプチドBβ15-42あるいはBβ1-42の出現は,フィブリノゲンがフィブリンI,フィブリンⅡへと転換していく過程の中で,フィブリンの重合反応,ⅩⅢ因子による架橋反応,そして線溶反応の複雑なからみの流れの解析に大きな役割を担っていると期待されている.つまり,線溶反応の結果を鋭敏にとらえるだけでなく,線容初期の分解物をとらえることによって血栓準備状態から血栓症への移行具合,血栓の被線溶性の具合などを早期に診断しうる一つの手がかりとなる検査法である.

4・プロテインC

鈴木 宏治

pp.25-30

 プロテインCはビタミンK依存性血漿蛋白質の一つで,血管内皮細胞表層の蛋白質トロンボモジュリンの存在下にトロンビンの限定分解を受け,活性型プロテインC (activated protein C;APC)になる.APCは凝固系補酵素のV因子,VIII因子を選択的に失活化し強力な抗凝固作用を示すとともに,血管壁プラスミノゲンアクチベーターを遊離させ線溶促進作用を示すなど,凝固線溶系制御因子として,近年にわかに脚光を浴びてきた.

 プロテインCの低下は,その生理作用から推察し,凝固亢進,血栓形成準備状態を招来すると考えられる.最近,多発性血栓症を呈するプロテインC欠損症が報告された.またプロテインCインヒビターの単離精製もなされ,プロテインCによる凝固系制御の詳細もわかりつつある.

総説

血栓の成立機序

住吉 昭信

pp.31-37

はじめに

 心・血管の内面は一層の内皮細胞で覆われているが,それが血液と血管壁の境界面をなし,血管内容物が血管壁へと出ていくという血管の透過性に深くかかわっており,また血液を凝固させずその流動性を保って,循環を円滑に行わせる役目を果たしている.これらの役割を果たすために,内皮細胞は高度に分化した構造と多様な機能を有しており,これらの構造と機能の破綻が血栓症の発生に関与することになるのである.

主題を語る

血栓症と食習慣

熊谷 朗 , 櫻川 信男

pp.38-45

 日本人の食生活は戦後大きく変化した.給食によってミルク,パンの味に慣らされ,その副食も調理に手間のかかる魚から獣肉に変えられて獣脂・獣肉の味にも慣らされた結果,疾病も欧米なみに,血栓症が高頻度にみられるようになった.一方で米国では,日本食が抗血栓食としてもてはやされている.血栓症と食習慣とのかかわりを見つめることは,従来魚多食民族であった日本人の食生活を見直すことでもある.

検査と疾患—その動きと考え方・85

DIC

松田 保 , 深山 牧子 , 森 真由美

pp.46-53

DICとは

 DICは,disseminated intravascular coagula-tionの略語であり,その名のように,なんらかの原因によって全身の,主として細小血管内に血栓が多発し,このため血液の凝固に必要な,流血中の血小板やフィブリノゲンをはじめとする各種の凝固因子が血栓の材料として消費され,特異な凝固異常を呈する症候群である.DICは,一種の極端な血栓傾向と言ってよいが,上記のような機序によって見かけ上の血液の凝固性はかえって低下しており,このための出血傾向や,血栓によって生じた壊死や,静脈のうっ血性の破綻などによって,血栓とは逆の現象である出血症状をも同時に生ずることが多い.このように,DICはその本態とは一見矛盾する症状と検査所見を呈する点より,当初,主として血液凝固学者によって注目された.これは1960年代のことであるが,この当時,典型的なDICとして注目されたのは,このような凝固異常—血小板やフィブリノゲンが"消費"されて低下するため,"消費性凝固障害"と呼ばれるが—の程度が極端で著明な出血傾向を呈し,その機序が従来の概念では説明できないような症例であった.このような例はあまり多くはないので,当時,DICはその一種逆説的な凝固異常をも考え併せ,きわめて珍しい症候群と考えられる傾向にあった.

座談会

血栓症をめぐって

山崎 博男 , 吉田 充男 , 堀江 俊伸 , 青木 延雄

pp.54-65

 血栓は血管壁の異常に加え,最近では血液性状の変化も重要であり,血液と血管との相互作用により血栓が生成・成長すると考えられるようになった.血栓症の病態を把握し,治療の指標となる物質にはどのようなものがあるのか.どのような検査が行われ,具体的にどのような治療がなされるのか.血栓症が致命的となる脳と心臓とについてその実際を語っていただいた.

学会印象記

第12回世界臨床病理学会議,他

吉野 二男

pp.68-70

碩学に会う

 1983年10月8〜10日の第30回日本臨床病理学会記念総会に引き続いて,10日より14日まで,東京で第12回目の世界臨床病理学会議“XII World Congressof Pathology(Anatomic and Clinical)”が,小酒井望会長と河合忠総務幹事の下,ほか多くの方々の支持を得て開催された.

 この会議がアジア地域で開かれるのは初めてであり,その第一番目として日本が主催することになったのは,会議のスローガンである‘East Meets West in Pathology’として示されるように意義深いものであり,皇室から常陸宮殿下のご臨席を得て開会式が行われた.

講座・リンパ球の検査・1【新連載】

NK細胞活性の測定法

原田 弘智 , 河合 忠

pp.72-78

はじめに

 natural killer (NK)細胞は,基礎免疫学,腫瘍免疫学の分野において多くの腫瘍免疫学者の関心を集め,多方面からの研究がますます進んでいる.NK現象は,ハイブリッド抵抗性や癌細胞に対する宿主の抵抗性に関する研究,および腫瘍細胞破壊におけるkiller細胞の研究過程で観察されていた.Herberman, Kiessling1,2)らは,これらの癌細胞の破壊は,なんら感作されていない一定の細胞群による直接破壊によるものであることを明らかにした.そして,このNK現象に関与している細胞を"natural killer"細胞と命名した.

 NK細胞は,ヒト,マウス,ラットなどの末梢血,脾臓,リンパ節,腹腔内に存在し,large granularlymphocyte (LGL)とTimonenら3)に呼ばれる形態を示す一定の細胞群の中に含まれている.ヒトのNK細胞(LGL)の解析が進むにつれ,ヒトのNK細胞の性状(表1),NK細胞の作用(表2),NK細胞の分化・増殖過程,さらにNK細胞の活性化因子(表3)などかなり明らかにされている.しかしながら,NK細胞についてまだ不明な点が数多く残っている.

基礎科学からの提言・7

酵素を測るとき,使うとき

滝沢 徳正 , 山内 惇一 , 山下 仁平 , 堀尾 武一

pp.80-90

 今日の医学においては,他の多くの自然科学の分野におけると同様に,多種の酵素(非酵素蛋白質を含む)が,多様な様式で利用されている.医療の現場における酵素の用途は診断用と治療用に大別できる.それぞれの用途において酵素の役割は急速に拡大され,しかも,その重要度は飛躍的に増大しつつある.その反面,酵素の利用には,至急に解明しておかなければならない問題が山積していることも事実である.特に,体内に酵素を投与することによる治療は,その有効性の期待が大きくなればなるほど,また,投与量,投与回数および反復回数が多くなればなるほど,人体への影響は未知であり,一般の報道で言われているほどに単純ではない.

 ここでは,話題を医療の分野に限定し,その中でも,私たちの研究分野からみて,酵素の利用に際して解決されなければならない問題点を指摘して,酵素の有効利用における近い将来の発展を期待したい.

資料

新しい英国の検査技師教育制度

谷島 清郎

pp.91-94

はじめに

 近年,ヨーロッパ諸国間で検査技術者教育養成制度の改革が取りざたされてきたが1),1978年,英国がまず改革に着手した.筆者は,1981年から翌年にかけて1年間,ちょうど在外研究員として渡英していたのを機に,ロンドンのパディントンカレッジ副学長W.H.Finch氏のご好意により表1の各機関を訪問し,改革進行の状況をつぶさに調査することができたので,ご紹介する.なお,旧制度については以前の報告を参照いただければ幸いである2)

梅毒スクリーニング用ニューカルジオスライド"栄研"の検討

上尾 八郎

pp.95-97

はじめに

 現在,梅毒の血清学的検査法として,脂質抗原を用いたいくつかの血清学的診断法(Serologic Test forSyphilis:STS)がスクリーニングテストとして広く実用に供されている.最近,栄研化学より,STSの一種で梅毒検査のためのより簡単なスクリーニング法としてのキット試薬ニューカルジオスライド"栄研"(以下,NCS試薬と略)が開発された.それを使用する機会を得たので,京大病院臨床各科より当血清検査室に提出された各種疾患血清を用いて本試薬と従来法であるガラス板法,緒方法およびTPHAの各種梅毒血清反応との比較検討を行い,いささかの知見を得たので報告する.

マイクロゾーム抗体価測定用試薬セロディア-AMCの検討

土屋 彦治 , 佐藤 国彦 , 安藤 一夫 , 山田 良二

pp.99-101

はじめに

 抗マイクロゾーム価測定用試薬「セロディア-AMC」は富士レビオ㈱が開発した,ゼラチン粒子担体にヒト甲状腺組織から抽出精製したマイクロゾーム抗原を吸着させたもので,間接凝集反応によってヒト血清中の抗マイクロゾーム抗体価を測定し,甲状腺自己抗体による各種甲状腺疾患を血清学的に診断しようとするもので,マイクロタイター法用試薬である.

 今回著者らは,本試薬を用いて感作粒子の耐用日数,現在使用中のマイクロゾームテスト,富士レビオ(マクロ法)との相関,マイクロ法,マイクロ法の個人差などについて検討したので大要を報告する.

質疑応答

臨床化学 原発性副甲状腺機能亢進症と検査値

屋形 稔 , K生

pp.103-104

 〔問〕検査値より診断を行う際,高Ca血症でALPが高値であるならば原発性副甲状腺機能充進症を疑いますが,異所性PTH産生腫瘍も考えられます.この両者の鑑別法をお教えください.また,三次性副甲状腺機能充進症の場台はどう考えればよいのでしょうか.

臨床化学 血清エラスターゼ−1の臨床的意義

金山 正明 , T生

pp.104-106

 〔問〕血清エラスターゼ−1の臨床的意義についてお教えください.また,RIAではなく,酵素活性を測定する方法で定量はできないのでしょうか.

血液 agglutinationとaggregation

安永 幸二郎 , N生

pp.106-107

 〔問〕日本語では"凝集"に同じ言葉が使われますが,欧文ではagglutinationとaggregationがあります.この二つの言葉は,同じ現象を指すのかあるいは異なるのか,また,もし異なるとすればその機序をお教えください.

血液 平均赤血球色素濃度の表現方法の違い

鎌倉 正英 , Y生

pp.107-108

 〔問〕Wintrobeの赤血球平均恒数の中の平均赤血球色素濃度(MCHC)は%で表されますが,g/dlの表示もあると聞きます.これらは同じものなのでしょうか,また,どうして別々の表現方法がありどちらが望ましいのかお教えください.

免疫血清 2-メルカプトエタノールの作用機序

川越 裕也 , A生

pp.109-110

 〔問〕血液型不適合妊娠の際の抗体検出に2-メルカプトエタノール(2ME)処理を施してIgM抗体を確認しますが,この2MEの作用機序を教えてください.

微生物 Mycobacterium kansasiiとRunyon Ⅲ群との鑑別法

束村 道雄 , N子

pp.110-111

 〔問〕光発色性のないM. kansasiiとRunyon Ⅲ群とについて,特にM. kansasiiとM. terrae-nonchromogenicum complexとの鑑別法をお教えください.また,M. Terrae-nonchromogenicum complexの硝酸塩還元テストは文献により〔+〕と〔−〕とがありますが,これはどちらをとるべきか,お教えください.

臨床生理 脳幹電位記録と基準電極の部位

石山 陽事 , H生

pp.111-114

 〔問〕脳幹電位記録における基準電極(reference electrode)の部位についてお教えください.

診断学 指尖脈波の診断的意義

椎名 晋一 , M生

pp.114-115

 〔問〕指尖脈波の診断的意義をご教示ください.

診断学 尿中微量HCG,LHの測定

谷澤 修 , 高木 哲 , I生

pp.115-116

 〔問〕尿中の微量HCG, LHを測定する臨床的意義についてお教えください.

 また,市販の測定試薬(ハイゴナビス)がありますが,どのような場合に行えばよい検査ですか.20〜50歳くらいまでの婦人について依頼が多いのですが,どのような意義があるのでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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64巻7号(2020年7月発行)

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64巻5号(2020年5月発行)

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
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64巻2号(2020年2月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

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今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

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63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

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今月の特集2 心腎連関を理解する

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今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

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今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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