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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査28巻12号

1984年11月発行

雑誌目次

今月の主題 臨床検査の標準化

カラーグラフ

臨床検査における規格のカラー化

富田 仁

pp.1540-1543

 臨床検査におけるカラー化は,仕事の能率を上げるために必須のことではあるが,規格化されたものは案外少ない.「規格化された医療設備,器材のカラー表示」については,『臨床検査』(25,1552〜1554,1981)に,藤咲喜一氏によって詳細に記載されているので,JIS規格にのっているものは,それを参考にされたい.今回は,筆者が日常しばしば見るものだけについて示す.

技術解説

標準について

𠮷野 二男

pp.1544-1548

 ものの測定に標準の必要なこと,その標準を得るための考えかたについて,さらに,標準という言葉,臨床検査においては標準という語を安易に使いすぎているし,また,標準でないものに標準という語を充てていることが多い.

 臨床検査では,他の分野とは違った事情を有している.そのための特殊性と,代用基準,検量用物質などについて記し,それでもなお基準の得られないものに対しては,臨床検査を行ううえの注意事項を述べている.

プール血清の作りかたと使いかた

古閑 十志子 , 中山 年正

pp.1549-1556

 本稿におけるプール血清の作製法・保存法は,現在われわれが経験的に積み上げたものについて,アメリカ臨床化学会(AACC)のselected methodとの相違を挙げながら述べた.一方,現在の臨床化学検査項目・件数の爆発的増加と多項目自動分析機の普及はプール血清に対し,その品質向上の必要性を増大させている.この現状に対し,上記のプール血清作成法およびその周辺の諸点のつめは必ずしも十分とは言えず,今後さらに目的に合致した条件設定が必要である.

標準菌株の入手法と保存法

飯島 貞二

pp.1557-1562

 研究や試験に使う微生物はその性質が,文献に記載されたとおりに保たれていないと,それを使った結果に信頼が置けなくなる.

 微生物株保存機関は,分類学上の基準となる基準株のほか,種々の参考株を,性質を変えないよう注意しながら保存し,研究者の要求に応じて分譲するという役割を果たしている.

尿比重測定の問題点

斉藤 正行

pp.1563-1568

 腎疾患,特に腎盂疾患では尿濃縮能が早期に犯されるので,尿の比重値の低下からそれをとらえることが習慣として診療に利用されている.しかし,検査室から報告される値は昔の方法と同じではなく,屈折という他の物理的性質の変化率から換算したものである.測定上の再現性の信頼度はこのほうが格段に良いが,厳重な意味での比重値ではない.この測定法の差を理解したうえで,限界値などの臨床的評価上の再吟味が行われる必要がある.

総説

血液型抗体の標準

安田 純一

pp.1569-1576

標準が無い「標準化」

 「標準という言葉ほど,標準を決めずに各人各様の理解で用いられているものは無い」という意味の発言をどこかで聞いたことがある.血液型判定用血清の標準化の動きは,まさしく,いくつかの異なった見解の併立と妥協の繰り返しであった.まず,WHOのExpert Committee on BiologicalStandardization (ECBSと略)による血液型判定用血清の国際標準品設定の経過を紹介したい.この分野でわが国からの正式な貢献は何もなされていないが,そのうち1970年以後の責任は筆者自らが負うべきであることを,初めにお断わりしておかなくてはならない.

 安定な標準品に単位を設定し,それとの比較により検体の力価を相対的に表現するという概念はEhrlichに発している.彼は最初,500MLDのジフテリア毒素を中和する抗毒素量を1単位と決めたが,抗毒素の国際標準品によって単位が規定されるようになってからは,最初の定義そのものは意義を失った.言うまでもなく,モルモットに対するMLD (最小致死量)を基礎にして抗毒素の側を定量するとなると,使用する動物をはじめ,実験条件をこと細かに規定しておかないと,相互に成績を比較できない.しかし,安定な抗毒素の標準品があれば,これと検体とを同時に試験し,その活性の比を標準品に対して規定されている単位に乗ずることで,検体の力価を単位で表現できる.

主題を語る

呼吸機能検査装置の規格化

大久保 隆男 , 杉山 吉彦 , 太田 保世

pp.1578-1586

 呼吸機能の検査には原理の異なる種々の測定機器が用いられているが,機器に対する規格化もほとんど行われておらず,検査手技についてもスタンダードテクニックは規定されていない.機器と検査手技とが規格化されることにより,各施設間で同等同質の評価の可能なデータが得られるようになる.呼吸機能検査の規格化のため現状に潜む問題点と,将来への展望を探る.

検査と疾患—その動きと考え方・95

糖尿病;糖負荷試験

羽倉 稜子 , 古河 享子 , 原 陽子

pp.1587-1596

はじめに

 糖負荷試験は,糖尿病を診断するための有力な検査法として長い間用いられてきたが,負荷するグルコースの量や,負荷試験の結果を判定する基準値に統一性が無く,検者がもっとも適当と思うものを選んで行っていたというのが実情であった.糖代謝異常の軽いものでは,ある判定基準を用いると糖尿病と診断されるが,他の判定基準を用いると糖尿病ではないという結果が得られる場合がしばしばあった.日本糖尿病学会では,このような混乱を避けるためにも,共通して用いられる判定基準の必要性を痛感し,1970年,「糖負荷試験における糖尿病診断基準委員会報告1)」に,「糖尿病の診断に用いるための糖負荷試験の判定基準についての勧告」という副題を付けて公表した.本報告では,100gグルコース負荷試験(GTT)と50gGTTの判定基準を設定するとともに,糖尿病の概念から説き起こし,糖尿病診断におけるGTTの役割と限界についても論及した.

 以来10年,わが国においては100gまたは50gGTTが,糖尿病診断の有用な検査法として普及し,定着していた.世界的にみても,100gと50gが多用されていたが,その判定基準はまちまちで,各施設間相互の比較が困難であった.

座談会

酵素活性値の標準化は可能か

鈴木 宏 , 大久保 昭行 , 堀尾 武一 , 小川 善資 , 北村 元仕

pp.1598-1607

 酵素活性は種々の測定原理に基づいて測定されるが,表示される酵素活性値の単位がさまざまであるために,また同単位であっても存在する施設間差のために,臨床の,検査室の,あるいは医学教育の現場に混乱とひずみとをもたらしている.酵素活性値を相互に比較することを可能にし,意味のあるものとすることができる共通の「尺度」はあるのだろうか.

講座・リンパ球の検査・11

マクロファージ活性化因子の測定法

森川 茂 , 原田 孝之

pp.1612-1621

はじめに

 マクロファージ(Macrophage:以下Mψと略)はMetchinikoffの細胞性免疫現象の原型の発見以来,生体防衛の第一線の要員としてその重要性が指摘され,未梢循環中にみられる単球(mono-cyte)以外生体のあらゆる部分に分布していることが知られている1).今日では単に抗微生物活性,抗腫瘍活性としての異物排除の機能以外に免疫応答の引き金を引くもの,あるいは調節に働くものとして生体の恒常性維持(ホメオスタージス,homeostasis)に深くかかわっているとされている.

 Mψ機能を効率良く発揮するためにまず,その活性化(activation)が要求される.生体内(invivo)や試験管内(in vitro)でMψを活性化する要因はいくつも知られている1,2)が,二大別すると感作T細胞が抗原特異的に活性化され産生・放出するリンフォカイン(lymphokine)に属するMψ活性化因子3)と感染微生物由来物質とになる.後者ではGram陰性菌の内毒素であるリポ多糖体(lipopolysuccharide;LPS)や結核菌膜成分由来のムラミールジペプチド(muramyl dipeptide;MDP)4)などをはじめとする細菌由来のアジュバント活性物質が含まれている.

基礎科学からの提言・17

生体信号と雑音

塚原 仲晃

pp.1623-1630

はじめに

 筆者が,研究室に入りたてのころは,脳生理学(これが筆者の専門分野であるが)は脳波全盛の時代であり,脳波計を前に,動物に電極を突っ込んで,終日,脳波を眺めて過ごしたものである.脳固定装置や,深部脳波記録もまだ珍しい時代のこととしてお読みいただきたい.

 ある日,皮肉屋として有名な先輩がやって来て,「雑布からも脳波が出る」と言い出したのである.早速,先輩の目の前で雑布を取り出し,その中へ深部電極を突き刺したところ,何やら,脳波計のペンが描き出したのを覚えている.先輩は,驚いている筆者に「"脳波"は,脳から出るとは限らんぞ,よく覚えておけよ」との言葉を残して立ち去ったのが,いまだに印象に残っている.

私のくふう

フローティング・マイクロテストチューブラックとその台

高橋 豊三 , 高橋 直子 , 奥田 研爾

pp.1630-1631

 近年,科学の発展に伴い省力化や微量化が進み,非常に微量な単位で成分を検出したり,反応を行ったりすることができるようになった.これは微量試料の精密測定操作を可能にしたピペットや,それに付随する小型試験管に負うところが大きい.

 最近ではどの検査室でもマイクロピペットを備えており,試験管としてはディスポーザブルの1.5mlもしくは0.5ml容量のエッペンドルフ・マイクロテストチューブ(EMT)が利用されている.これらのマイクロテストチューブを固定するいわゆる試験管立てに関しては,チューブ自体が小さいだけに,ある処理をした後に温水浴槽中で一定時間反応させる際,温水面と試料の位置を調整するのが難しい.温水浴槽中にいろいろな高さのものを投げ込み,その上にチューブを立てた試験管立てを載せて調節しているのが常である.それでもなかなかつごうの良い高さのものが身近かに見つからずに,正確に反応が行われていないことも珍しくない.

第5回医学書院臨床検査セミナーより・1【新連載】

病理形態検査の課題をめぐって

高橋 正宜

pp.1632-1634

はじめに

 今回臨床検査セミナーに,このような課題を掲げました理由を最初にお話ししましょう.

 形態検査といいますのは経験に基づく判別を基盤とする学問ですから,判定には検者による変動はもちろん,日による変動もあるかと思います.形態検査ではなかなかquality controlを行うことが難しいのですが,結果の明らかな,また検出されるべき細胞の所在も明らかな標本を日常の染色標本の中に入れ込む方法があります.特に第一次スクリーニングをする細胞診の偽陰性(false negative)を避けるために,信頼度のチェックは必要なことです.この方法はまだ認定試験を経ない方と指導的な技師の方も参加して施行したところ,経験の深い方が必ずしもいい判定をしなかったり,見落としをしたりすることがありました.つまり,dou-ble checkのsenior cytologistはつねに問題となる細胞の評価のみが仕事となって,第一次スクリーニングの精度を落としていることがあるのですね.一方,国際会議でよく行われる自己採点法は20問ぐらいの症例を判定する実力試験で,自らの判別力を試すやりかたで,学力テストのような方式でいずれも有用性があります.生検組織診においてもdysplasiaのgrade分類が軽度と中等度と同一例で日によって変更されることもあるように,形態学ではなんらかの客観的解析法が導入される必要があろうかと思われます.

研究

尿中NAG活性値と尿細管上皮細胞高NAG活性値症例の検討

青木 哲雄 , 榊原 英一 , 滝田 資也

pp.1635-1640

 尿中のN-acetyl—β—D-glucosaminidase (以下NAG)は,腎の尿細管上皮,特に近位尿細管上皮細胞のライソゾームに由来する酵素の一つであり,尿細管上皮細胞が障害を受ける疾患,すなわち各種腎疾患1〜3),腎移殖後の拒絶反応4〜5),薬物の腎毒性6〜7),糖尿病8),などで尿中の活性値が上昇すると言われている.

 われわれは,尿沈渣鏡検時にSternheimerの藤林変法9)を施して細胞分類を行うなかで,白血球大のものやその2〜3倍大の大きさで,核は偏在性で萎縮状,そして細胞質は濃赤色粗大顆粒状で,一見破壊した細胞様のものを尿細管上皮細胞と分類し,それらの細胞成分が尿沈渣中に認められる被検尿のNAG活性は高値であることを報告した10〜11)

資料

Mycoplasmelisa test kitの肺炎マイコプラズマ感染症診断における実用性

宮地 辰雄 , 洲崎 健 , 新津 泰孝

pp.1641-1645

緒言

 肺炎マイコプラズマ感染症の確定診断に用いられる血清反応としては補体結合反応(CF),間接赤血球凝集反応,代謝阻止反応などがある.最近ではenzyme-linked immunosorbent assay (ELISA法)による抗体測定も報告されている1〜5)が,抗原,試薬の調整などに時間がかかり,手技が比較的煩しいという問題がある.

 このたびM.A.バイオプロダクツ社が開発したMycoplasmelisa test kitは,ELISA法を用いて血清中の肺炎マイコプラズマに対するIgG抗体を測定する方法である.

編集者への手紙

国内で感染したと思われる毒素原性大腸菌下痢症

竹田 多恵 , 三輪谷 俊夫 , 高橋 美由紀 , 松尾 奈穂美 , 森山 ゆみ子 , 田中 秀武

pp.1646

 1983年夏の終わりに,バングラデシュに行く機会に恵まれ,ダッカの国際下痢疾患センター(ICDDR, B)に17日間滞在した.そこでコレラや赤痢患者に混じって,毒素原性大腸菌下痢症にあえぐ多数の患者をみた.その臨床像はまさにコレラに匹敵する.

 毒素原性大腸菌が発展途上国だけの問題ではなく,こうした流行地を訪れる人々を悩ませ,さらには日本国内へも多数持ち帰られている事実はすでに明らかにされている.また発展途上国から輸入される冷凍魚介類によっても,本菌のみならず多種類の下痢原因菌が持ち込まれていることも事実である.

質疑応答

臨床化学 血清電解質測定と流動パラフィン重層

玄番 昭夫 , 市川 義信

pp.1647

 〔問〕血清電解質を測定する際は,クロライドシフト現象を抑えるために流動パラフィンを重層する,と成書にあります.当院では検体が病棟より検査室に届くまで約3時間かかっていますが,流動パラフィンを重層する必要があるでしょうか.

臨床化学 ALPの異常な変動と異常高値

飯野 四郎 , 高原 享

pp.1648

 〔問〕 5歳の女児で,外来初診時にALP 337 KAUと異常高値を示し,GOT 25 KU,GPT 7 KU,CRP〔−〕でした.当時薬剤は服用しておらず,6日後の再検時にはALPl87 KAUで,GOT 31 KU,GPT 11 KU,LAP 124 GRU,γ-GTP 8IU/l,そしてCa 8.3mg/dl,P 4.4mg/dlでした.さらに2か月後にはALP 21KAUと正常域に戻り,他の検査にも異常はみられませんでした.また,ALPアイソザイムにおいて,高値を示した初診および再来時には,ALP 3(骨性)のほかにALP 1(肝・胆性)が明確に出現しており,2か月後にはALP 3のみでALP 1は消滅していました.この症例におけるALPの異常高値とアイソザイムとをどう考えればよいのか,ご教示ください.

臨床化学 回復期の膵炎患者のアミラーゼ測定

石井 兼央 , 石田 美恵子

pp.1649

 〔問〕 アミラーゼ値は,食事の影響は小さく,膵炎の回復期には日差・日内変動が大きいとのことですが,膵炎患者のアミラーゼ値の変動を調べる場合,食後何時間の採血・採尿が良いのでしょうか.膵炎患者の回復のようすを知るためのアミラーゼ検査の行いかたをお教えください.

免疫血清 F-Ⅱ反応もF-Ⅲ反応もリウマチ因子ではないのか

鈴田 達男 , 笠原 勝

pp.1650

 〔問〕 リウマチ因子(RF)検出法にはRAテストやRAHAテストがありますが,前者はRFのスクリーニングに,後者はRFの確認に用いられると成書にあります.RFは単一なものではなく,F-Ⅰ〜F-Ⅲまであり,また,その特異性はIgGのFc部分に反応することによるとされていますが,RAテスト〔+〕,RAHAテスト〔−〕の場合はRFとは言わないのでしょうか.上の,RFの多様性からすれば,F-Ⅱ反応もF-Ⅲ反応もRFとしてよいのではないでしょうか.

微生物 Mueller-Hinton寒天培地と薬剤感受性試験

五島 瑳智子 , M生

pp.1651-1652

 〔問〕 Mueller-Hinton寒天培地が,薬剤感受性試験(特にディスク法)に用いられる理由は,何でしょうか.

微生物 輸送培地および綿棒とチャコール

佐竹 幸子 , A生

pp.1653

 〔問〕 市販輸送培地トランススワブシステムの培地中に添加されたチャコールと,検体採取用綿棒のリン酸緩衝液チャコール処理との,意義と目的についてご教示ください.

微生物 ヒトのPneumocystisの呼称について

住吉 昭信 , A生

pp.1654

 〔問〕 AIDSの際にPneumocystis carinii肺炎併発があると言われますが,この病源体は元来ヒトに感染するものでないことからcariniiというのはよくない,との意見があります.この点についてこ解説ください.

臨床生理 多種目の肺機能検査装置の信頼性

毛利 昌史 , N生

pp.1655

 〔問〕肺機能検査について,最近は数種の検査を組み合わせて,自動的に結果を表示する装置が市販されています.これらのうち,信頼性のうえから問題のある組み合わせ,装置について,その問題点を挙げてお教えください.

臨床生理 自動血圧計の原理と信頼性

平野 三千代 , 中居 賢司 , B生

pp.1656

 〔問〕家庭用あるいは集団検診用の自動血圧計について,その原理および信頼性をお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

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今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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