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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査28巻13号

1984年12月発行

雑誌目次

今月の主題 アポ蛋白

カラーグラフ

アポ蛋白異常症

山村 卓

pp.1666-1668

血清脂質は蛋白成分(アポ蛋白)と結合したリポ蛋白として血中に存在する(図1).リポ蛋白の代謝を制御しているのはこのアポ蛋白であり,アポ蛋白の異常は種々のリポ蛋白代謝異常症の原因となる.アポ蛋白はリポ蛋白の構造を維持する(A-Ⅰ,B)とともに,代謝に関与する酵素活性を修飾し(A-Ⅰ,C-Ⅱ),またリポ蛋白のレセプターの認識蛋白(B,E)としての機能を有している(図2).アポ蛋白の異常には,血中にほとんど認められない欠損症とアミノ酸組成異常による構造異常症がある(表1,2).前者のスクリーニングとしてアポ蛋白の免疫学的定量法(図3)や電気泳動法(図4)が用いられる.後者の場合は動気泳動法,特に等電点電気泳動(図4)や二次元電気泳動(図5)が効果的である.リポ蛋白の構造を保つアポA-Ⅰ,Bの欠損はそれを含む各リポ蛋白の欠損となり低脂血症を示すが,リポ蛋白リパーゼの賦活因子であるアポC-Ⅱの欠損は高カイロミクロン血症を呈し,またレムナントレセプターの認識蛋白であるアポEの欠損・構造異常はレムナントがうっ滞し,Ⅲ型高脂血症の原因となる(図2,6).

 —検査と疾患—「アポ蛋白異常症」参照

技術解説

アポ蛋白の電気泳動

中井 継彦 , 玉井 利孝 , 高井 博正

pp.1669-1675

 電気泳動法によるアポ蛋白の分析法として,免疫電気泳動法(immunoelectrophoresis;IEP),ポリアクリルアミドゲル電気泳動法(polyacryl amide gel electrophoresis;PAGE),SDS(sodium dodecyl sulphate)—PAGE,等電点電気泳動法(isoelectric focusing;IEF)などがあり,本稿ではこれらの基本的手技およびアポ蛋白分析への応用について概説した.最近,アポ蛋白のイソ蛋白の分析方法に特に進歩がみられる.Ⅲ型高リポ蛋白血症の診断にはIEFおよび二次元電気泳動法によるアポEイソ蛋白の分析が不可欠となってきた.さらにアポA-Ⅰについてもイソ蛋白組成の異なった変異種が報告されている.これらのイソ蛋白の定性的分析に電気泳動法は重要な役割を果している.

アポ蛋白の免疫学的測定法

古賀 俊逸

pp.1676-1680

 アポ蛋白の免疫化学的測定法にはロケット法,SRID法,免疫比濁法,ラジオイムノアッセイ法,酵素免疫測定法などがある.それぞれの方法にはそれぞれの特徴があるが,SRID法については既に測定用の免疫プレートが市販されており広く利用することが可能になった.本稿においてはそれぞれの測定法の特徴,問題点などにつき概説し,また,健常人における測定成績を示すとともに,高脂血症や肝疾患におけるアポ蛋白の変動についても述べた.アポ蛋白測定の臨床応用に際しての何らかの指標にしていただければ幸いである.今後,多数例についてのアポ蛋白測定が行われるようになれば,その臨床的意義についてもさらに明確にされてくるものと期待できる.

アポEの定量

村勢 敏郎 , 山田 信博 , 高橋 慶一 , 石橋 俊 , 高久 史麿

pp.1681-1685

 アポEはlipoprotein-cell interactionに直接関与しているアポ蛋白であり,リポ蛋白の異化や細胞内への取り込みを規定するアポ蛋白として近年とくに注目されている.アポEは血漿リポ蛋白中でVLDLとHDLとに分布し,またβ-VLDLやIDLと言ったいわゆる動脈硬化惹起性リポ蛋白(atherogenic lipoprotein)中に特異的に増加する.アポEの測定には①放射免疫測定法(Radioimmunoassay;RIA),②免疫電気泳動法(immunoelectropho-resis;IEP),および③免疫拡散法(Single radial immunodiffusion;SRID)などが使用されており,血漿中の総濃度を測定する目的にはいずれの方法も使用できるが,リポ蛋白分画に分けてアポEの分布を検討する目的には感度のすぐれたRIA法が有用である.本稿では,われわれの経験に基づき,RIA法による定量法を中心にアポEの測定法の概要について解説した.

血清アポリポ蛋白の精製

野又 康博 , 松川 明 , 平岡 謙一

pp.1686-1692

 血清リポ蛋白およびアポリポ蛋白の構造,機能に関する研究は近年きわめて急速な進展がみられ,多くの成果が得られてきている.すでにいくつかのアポリポ蛋白の一次構造を含む蛋白化学的性状および機能についても明らかにされてきている.近年特に動脈硬化を中心とした臨床的有用性が注目され,各アポリポ蛋白の測定キットも市販されるようになってきた.

 特に臨床的応用に際してその絶対値となる標準物質の物性および免疫学的測定法における各アポリポ蛋白に対する抗体の性質が重要な問題となってくる.抗体の性質を決定する重要なファクターは抗原であり,すなわち精製蛋白質である.

総説

アポ蛋白;その性状と機能

山本 章 , 横山 信治

pp.1693-1702

はじめに

 血液を介する脂質の搬送には二つの形式がある.一つはアルブミンと結合した遊離脂肪酸(FFA)であり,脂肪組織の中性脂肪(トリグリセライド)がホルモン感受性リパーゼの作用によって分解し,生じた脂肪酸を全身諸組織にエネルギー源として供給するものである.もう一つは,腸管から吸収された脂質や肝臓で合成した脂質を主に脂肪組織と筋肉,その他末梢組織に向けて搬送し,あるいは末梢組織から余剰のコレステロールを奪って肝臓に回収するなどの目的をもって作られたリポ蛋白である.

 リポ蛋白はその基本構造として,いくらかのコレステロールエステルを含んだトリグリセライドの微粒子をcore (芯)とし,その表面をリン脂質とコレステロールから成る一層の膜(surface coat)で被い,さらこれに個有の蛋白質が附着した形をとっている1〜3).すなわちリポ蛋白とは,糖蛋白やヘム蛋白とは違って,脂質と蛋白質間に共通結合のような強固な化学結合があるのではなく,ファンデルワールズ力を主として比較的弱い結合でつながれている.そのためリポ蛋白という名に代えて"lipid protein complex"という呼び名を用いたほうがよいという考え方もある.いずれにしてもこのリポ蛋白に個有の蛋白質はアポリポ蛋白(略してアポ蛋白)と呼ばれる.

主題を語る

アポ蛋白を測るとき

櫻林 郁之介 , 芝 紀代子

pp.1704-1711

 リポ蛋白の運般体としてのアポリポ蛋白(アポ蛋白)の動脈硬化症をはじめ脂質代謝異常疾患における測定の有用性がクローズアップされている.ここでは,リポ蛋白代謝全体に影響をもつアポ蛋白の性質や機能などを含めて,アポ蛋白測定とその意義について語っていただく.

検査と疾患—その動きと考え方・96

アポ蛋白異常症

山村 卓

pp.1713-1723

高カイロミクロン血症1)

 症例 A.T.32歳男性

 主訴 上腹部痛

学会印象記

第4回小児臨床検査研究会/第16回日本臨床検査自動化学会

戸谷 誠之

pp.1703,1712

規準値の作成を目ざして

 第4回小児臨床検査研究会が1984年9月16日に初鹿野浩氏のお世話で都立清瀬小児病院会議室において開催された.著者は前回まで会員として参加していたが今回は非会員ながら特別参加をお許しいただき出席した.

 同研究会は小児専門医療施設が相互にその検査業務上に発生した諸問題を解決するにあたり共同研究することを目的として1982年5月に関係者が話合い翌年9月に第1回研究会が国立小児病院で開催された.当初年間2回の開催予定であったが,その後,年1回となり神奈川県立こども医療センター,静岡県立こども病院の開催に続き今回となった.

講座・リンパ球の検査・12

インターフェロンの測定法

川名 林治 , 小西 一樹 , 佐藤 成大

pp.1726-1731

インターフェロン(IFN)の産生と作用

 古くから,2種以上のウイルスが,同じ細胞に感染すると,どちらか一方のウイルスの増殖が,他のウイルスの増殖を抑制するという現象が知られていた.これはウイルス—ウイルス間の干渉現象と呼ばれているもので,種々のウイルスの組み合わせについて観察されている.IFNは,この干渉現象の研究から,ウイルスの増殖を抑制する物質として発見されたものである.IFNという名前は"インターフェレンス(干渉)を引き起こすもの"を意味している.生体がなんらかのウイルス感染を受けると,IFNが産生されるが,IFNの産生はウイルス感染の数時間後に開始され,ウイルスの増殖に伴って,IFN価も上昇する.産生されたIFNは体液を介して周辺,あるいは全身の細胞に運ばれる.このIFNの作用を受けた細胞は,一時的ではあるが,速やかに(2〜6時間後),ウイルス増殖抑制状態に移行する.しかし,IFNの産生は長くは続かず,ウイルスの消失と相前後して低下していく.細胞の得た抗ウイルス状態もまた同時に消失する.感染したウイルスに対する特異抗体が上昇するのはその後であり,したがって,IFNは初回ウイルス感染時に,生体防御に働く重要な因子といえる.

基礎科学からの提言・18

蛍光色素について

野口 義夫

pp.1733-1738

蛍光色素の必要性

 今までは,細胞および細胞内分子の形態・構造を調べるのに,光学・蛍光顕微鏡像,電子顕微鏡像,顕微分光測光計およびX線回折像を採用していた.また,細胞などの機能を調べるのに,オートラジオグラフィーが使用されていた.

 しかし,20年前にロスアラモス科学研究所(米国)で開発されたセルソーター(cell sorter)の出現により,細胞に関する研究手段のいくつかは,この新しい装置に取って代わられつつある1).新しい装置をフロー・サイトメーター(flow cytometer),この装置を使用した学問分野または研究手法をフロー・サイトメトリー(flow cytometry)と呼ぶ2)

第5回医学書院臨床検査セミナーより・2

栄養アセスメントと臨床検査

牧野 秀夫

pp.1741-1748

1.はじめに

 この講演で取りあげたテーマは非常に身近な問題で,特に専門的な話ではありません.どこでもやっておられるものを,問題点を主にして取りあげたにすぎません.したがいまして前半は,ルーチンの生化学検査データを中心に,後段で少しく毛髪分析について触れました.これはまだあまり行われてない検査でありますので,最後に少し新しいところを加えて,何とか責を果たしたいと考えたからです.

 最近,ぼつぼつ"栄養アセスメント"ということばが出てくるようになり,また,昨年,わが国でも研究会が発足しました.しかし,臨床検査の分野ではあまり取りあげられたことはありません.と申しますのは,医学領域では取り残された分野で,"栄養学"というと主として農芸化学,あるいは理学・薬学など医学外の領域で行われておりました食品分析を主体にしたものがほとんどでした.医学領域では忘れられがちな分野であるのでその弊害が起こっても当然なわけです.

研究

臨床脳波検査における自然睡眠—睡眠記録頻度とこれに関係する要因について

中山 和男

pp.1749-1753

 臨床脳波検査における睡眠賦活の有用性は現在,広く認められている.自然睡眠は生理的な方法であり,副作用の無いことや脳波判読などの点からこれに優る賦活法はないと考えられる.

 ルーチンの脳波記録中に自然睡眠に入ることもしばしば経験されるので,今回はそのような症例について,自然睡眠導入の条件および入眠までの時間経過を調査し,日常の臨床脳波検査において,自然睡眠記録を得るための記録方法,記録時刻および時間,検査環境など記録上の留意点について検討した.

酵素免疫測定法による血清中γ-セミノプロテイン(γ-Sm)濃度測定法の検討—1.試薬の調整および測定条件について

蒲池 信一 , 吉村 忠司 , 丸山 智子 , 吉村 典子 , 熊木 健治 , 若林 清重 , 小菅 忍 , 佐川 公矯 , 横山 三男 , 津田 亮一 , 原 三郎

pp.1755-1758

 ヒトの前立腺組織から産生,分泌され,精漿中に存在するγ-セミノプロテイン(γ-Seminoprotein;γ-Sm)は原らによって分離,精製された1〜4).Γ-Smは9.5%の糖を含む分子量約23,000の糖蛋白質で,沈降係数2.5S,等電点5.8〜7.1(6.9)の性状を示す.また,26%のα-ヘリックス構造を有し,SH基4個を有し,精漿中に2.5〜5.Og/l含まれている.

 さらに,γ-SMは前立腺由来酸ホスファターゼ(PAP)と異なる前立腺特異抗原で,前立腺の上皮細胞の細胞質,特にその核周囲に局在している5,6).そこで,ラジオイムノアッセイ(RIA)法で血清中のγ-Sm濃度を測定したところ,健常者および非前立腺癌患者に比べて前立腺癌患者血清中のγ-Sm濃度は有意に高濃度であった7)

腎糸球体基底膜の鍍銀法—過ヨウ素酸・硝酸銀(PASN)法について

前田 明 , 古屋 よりみ

pp.1759-1760

はじめに

 今日,腎糸球体病変の病像把握には免疫学的手法や電顕的観察がルーチン化され,より詳細な情報が病理診断の正確化に大きく貢献している.とは言え,一般光顕標本はいまだ病理診断における基本であり,その重要性は不変である.

 光顕標本の腎糸球体基底膜染色法にはPAS染色,PAM染色があり,常用されているが,Gamble1)はPAS染色の後染色としてライトグリーン染色を施すと,糸球体に沈着した免疫複合体は青色を,基底膜はマジェンタを呈し,腎糸球体病変のルーチンの染色法としてその有用性を報告している.一方,PAM染色による基底膜の鮮明さはPAS染色よりも優れ,とりわけspike leasionの観察には欠かすことのできない染色法で,糸球体病変の診断にもっとも効果的な方法であるという見解もある2)

質疑応答

臨床化学 全血保存によるLDHアイソザイムの変化

嵯峨 実枝子 , 佐藤 幸一

pp.1765-1766

 〔問〕 LDHアイソザイムの測定時,全血で冷蔵庫に6〜24時間保存の後,提出された検体(同一人で,直ちに血清分離したもの)にLDH 5分画が高いものがときにみられます.LDH,HBDH,アルドラーゼなども上昇するので赤血球由来のものかどうか調べたところ,溶血液ではLDH5分画はほとんど認められませんでした.この,LDH 5分画の高値の原因として何が考えられるでしょうか.

臨床化学 γ-GTPアイソザイムの実施法

澤武 紀雄 , 神原 剛

pp.1766-1768

 〔問〕 アルコール性肝障害患者におけるγ-GTPアイソザイムの検索を行う際,活性単位が何単位以上から行えばよいのでしょうか.また,γ-GTPアイソザイムの臨床的意義についてもご教示ください.

血液 Bβ15-42測定の意義

長谷川 淳 , W生

pp.1768-1770

 〔問〕 フィブリン分解産物でBβ15-42の測定が近年行われているようですが,その意味はどこにあるのですか.

血液 Fibrin Monomer Testとは

松田 保 , G生

pp.1770-1771

 〔問]DICの診断において,線溶現象が一次性か二次性かを知るための簡便な検査としてのfibrin monomer testについて,意義と操作法とをお教えてください.

免疫血清 交差試験におけるブロメリン法の反応温度

中嶋 八良 , 杉浦 正士

pp.1771-1772

 〔問〕 当院では交差試験を,生理食塩水法,プロメリン法,間接Coombs法で実施しており,プロメリン法はIgM抗体の検出を目的として,全操作過程を通じて室温にて行っています.冷式抗体を中心としたIgM抗体の検出のためには37℃に加温するよりも,室温(20℃前後)のほうがよく反応すると考えてのことです.しかし,成書には37℃で15〜30分間のインキュベーションを行うよう書かれています.これは,どのように考えればよいのでしょうか.

微生物 O/129テストとビブリオ属菌

工藤 泰雄 , E生

pp.1772-1773

 〔問〕 ブビリオ属菌と近縁菌のAeromonas属菌,Plesiomonas属菌との鑑別法にO/129テストがありますが,その試験方法,O/129ディスクの作製法,さらにO/129陽性菌種についてお教えください.

 また,近年,薬剤耐性ビブリオの中に,O/129耐性のものがあると言われますが,その理由は何でしょうか.

臨床生理 His束心電図の体表面記録

牛山 喜久 , D生

pp.1773-1775

 〔問〕 加算用コンピュータを用いて,体表面からHis束心電図を記録する方法が発表されてからかなりの年月がたちましたが,日常の臨床検査として,あまり記録が行われていないようです.この原因は何でしょうか.

一般検査 強度着色尿と試験紙

伊藤 機一 , 木庭 敏和 , W生

pp.1775-1776

 〔問〕 強度の着色尿では尿蛋白その他,試験紙で判定できないことがありますが,この場合,従来の試験管法で行わなければならないのでしょうか.

検査機器 光センサーの原理;フォトダイオード

桑 克彦 , N生

pp.1776-1778

 〔問〕 光電比色計に使われている光センサー,フォトダイオードといわれろものの原理,構造,特性と,使うときの注意をお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
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62巻10号(2018年10月発行)

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60巻12号(2016年11月発行)

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60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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59巻12号(2015年11月発行)

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59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

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59巻4号(2015年4月発行)

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今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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