icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査28巻2号

1984年02月発行

雑誌目次

今月の主題 性行為感染症(STD)

カラーグラフ

性行為感染症(STD)

三輪谷 俊夫

pp.122-123

 わが国の性病予防法(法律)にもあるように,かつて性病venereal diseaseといえば,梅毒syphilus,淋病gonorrhea,軟性下疳soft chancle,鼠径リンパ肉芽腫症(第4性病) Lynphogranuloma venereumであった.しかし,時代とともに社会は変遷し,人間関係とくに性の開放という名のもとに性道徳・性行為に大きな変革をもたらした.このため,これら四つの疾病のみでは性行為に伴う感染症に対応することができなくなり,性行為によって相手方に伝播するすべての疾患——四大性病以外に非淋菌性尿道炎,トリコモナス症,陰部ヘルペス,尖圭コンジローム,腟および外陰部カンジダ症,毛じらみ,疥癬などはもちろんのこと,オラール・セックスやアナール・セックスによって感染する赤痢やサルモネラ症までも含めて性行為感染症sexually transmitted (またはtransmittable) diseases(STD)と呼ばれるようになってきた.STDの感染の原因が必ずしも性交だけによるものでないことはもちろんのことであるが,変則的な性交によって相手方に感染させる疾病であって,欧米諸国とともにわが国においても年々増加しており,社会的にも重要な問題になりつつある.梅毒ですら初発感染病巣である初期硬結が性器(外陰部も含めて)のみに現われるとは限らず,口腔・咽頭・咽喉粘膜にあるかもしれないのである.

技術解説 性行為感染症の検査

1・細菌検査

津上 久弥 , 大里 和久

pp.124-129

 性行為感染症のうち,主として細菌により発症する疾患,特に梅毒と淋病および軟性下疳の診断に必要な細菌検査の実際的な手技について述べる.

2・Chlamydia,Mycoplasmaの検査

加藤 直樹 , 西浦 常雄

pp.130-137

 Chlamydia trachomatisとmycoplasmaであるUreaplasma urealyticumとMycoplasma hominisは性行為を通じて伝播することにより,非淋菌性尿道炎(NGU)や子宮頸管炎などの性器感染症を引き起こす.これらの病原体は分離培養法が特殊で困難なことから,わが国においては検査がほとんどなされてこなかった.しかし,C.trachomatisなどによる感染症の発生頻度は少なくなく,その検査法の普及が待たれる,検体の採取に際しては,感染部位の粘膜上皮を採取することが重要である.C.trachomatisが分離されれば病原体として治療の必要があるが,mycoplasmaに関しては,健常人からも比較的高率に分離されることから,他の病原体の検索がなされていないと,個々の症例においては病原体として意義づけることが難しいことがある.

3・ウイルス疾患の検査(コンジローマを含めて)

川名 尚 , 吉川 裕之

pp.138-144

 sexually transmitted disease (STD)のうち,ウィルスによって発症する性器ヘルペス症を中心にとりあげ,その分離,同定について実際の検査手技を述べる.さらに尖形コンジローマの項ではspothybridization法について記述する.

4・原虫および医動物領域での性行為感染症の検査

竹内 勤

pp.145-151

 原虫,医動物領域での性行為感染症(sexuallytransmitted disease;STD)の病原体としては腟トリコモナス,赤痢アメーバ,ランブル鞭毛虫,毛ジラミなどが挙げられる.このうち現在,伝播が主として性行為のみに帰せられるのは腟トリコモナスだけで,毛ジラミには性行為によるもののほか最近タオル,シーツなどを介しての間接的な家族内感染もみられる.残り二種の原虫に関しては?子の経口摂取が本来の感染ルートであったが,最近は男性ホモセクシャル間のSTDとして注目されつつある.本稿ではランブル鞭毛虫を除く三種の病原体について現在行われている検査法の大要を説明した.

 腟トリコモナス症の診断には現在光顕による虫体の検出と培養法とがある.前者は簡便で外来にて実施でき,直ちに診断が下せるものの見逃し,見誤りがあり,信頼度は後者に及ばない.

総説

性行為感染症—最近の動向

岡本 昭二

pp.153-159

はじめに

 性行為感染症はsexually transmitted diseases(以下STDと略す)の邦訳である.この言葉は1970年代の初めごろから欧米において使用され始めた.これらの諸国では性の解放の動きにつれて,まず経口避妊剤であるピルが自由に服用できるようになり,このため女性たちが自分の意志で妊娠をコントロールできるようになった.このような妊娠からの解放が始まると,男女間の性行為が活発となり,淋疾を中心とする性病の増加が目だってきた.さらに従来の性病に含まれていないChlamydiaなどによる非淋菌性尿道炎の流行,単純性疱疹ウイルスによる陰部疱疹の増加,さらに毛ジラミ症や疥癬など寄生性疾患まで,性行為に伴って起こる各種の感染症の増加がみらた.

 ほぼ時期を同じくして,欧米では男性間における同性愛が公認されて,法律上罰せられないことになった.このため男性間同性愛が欧米諸国の大都市に住む男性の間に広がっていった.このような同性愛男性の間に行われる性行為の大半が肛門性交(anal coitus)によるために,直腸の中に存在している細菌,ウイルス,原虫などが体外へ持ち出されて,経口感染をするようになってきた.

座談会

性行為感染症の諸問題

津上 久弥 , 藪内 英子 , 武田 敏 , 山中 喜代治 , 三輪谷 俊夫

pp.160-174

 性病(venereal diseases;VD)とは本来,性的接触によって皮膚・粘膜から感染する疾病のことで,このうち特に伝染力が強く,重篤な症状や後遺症を伴うものとして,わが国の法律(性病予防法)では梅毒,淋病,軟性下疳および鼠径(そけい)リンパ肉芽腫症の四疾患を性病と指定している.諸外国においても同じような考えかたであったが,最近これら以外の疾病も広く含めてSTD (性行為感染症)と呼ばれるようになってきた.その背景には時代の変転に伴う社会構造・人間関係の変化,特に性道徳,性風俗,性行為の変化がある.今回はSTDを取り上げ,その疫学,診断,治療,予防対策,さらに性教育の在りかたについても言及していただいた.

検査と疾患—その動きと考え方・86

不妊症と流・早産

吉田 茂子

pp.175-180

 近年著しく発達した抗生物質の開発や,予防医学の進歩した今日において,生殖に及ぼす感染症の頻度は,減少したかにみられるが,妊婦の重症感染症による死亡は,妊産婦死亡の第4位を占めており,原因不明として取り扱われている不妊症や,流・早・死産の中には,母体の感染症に帰因していると推定されているものが多い.

 性行為によつて伝播する感染症は,古くは淋疾や梅毒によつて代表されてきたが,これらは抗生物質の出現によつて激減し,その起炎菌も大きく変遷してきた.そして近代医学の発展は,未知のウイルスや微生物の分離培養を可能とし,今まで原因不明とされてきた疾病から分離されるようになり,しだいにその原因が明らかになりつつある.これらの中で原因不明の不妊症や流・早産の原因として,ウイルス,mycoplasma, chlamydiaなどが新しい性行為感染症の起炎菌として注目されてきた.ウイルス感染としては,herpes viruS群がもっとも代表的で,これらの感染症は,感染の初期に強い自覚症状を現すものと,まったく無症状に経過するものとがあり,また初感染の時期によっても,その妊産婦や胎児に及ぼす影響が異なる.すなわち,妊娠の初期に初感染が起こると,全身に散布され,血行を介して胎児に感染が起こる.重症感染では,流産,早産,死産となり,軽症感染では,先天性奇形児や,先天性異常児の出産となるか,または,出生後多くの機能障害を残す結果となる.

学会印象記

第6回アジア・太平洋癌会議,他

清水 弘之

pp.152

医療と民間活動との各関係者が集う

 この会議は,アジア・太平洋対癌組織連合が2年ごとに開催しているものである.1973年東京で第1回の会議が開かれ,その後シンガポール,マニラ,ボンベイ,コロンボを経て,第6回開催地として仙台市が選ばれた.宮城県対がん協会会長山形敵一を組織委員会会長として,1983年9月27〜30日に,29か国からの参加者を迎えて,ホテル仙台プラザで開催された.海外からの参加者は約130名,国内の参加者は約720名であった.

 アジア・太平洋地域を中心とした癌研究者の参加はもちろん,癌に関するあらゆる分野の医療関係者(検査技師,保健婦,臨床医,行政職員など)および民間活動関係者も一同に会し,癌制圧に向けての学術交流・情報交換を行った点に会議の特色がある.ちなみに,本会議(第6回会議)のテーマは「癌の予防・早期発見ならびに癌の教育とリハビリテーション」であり,計画当初から,民間での活動を含めた実践的な癌制圧に視点を当てていた.直腸癌・喉頭癌などの手術を受けた後の患者がリハビリテーションの現状を発表したのも,本会議の特色と言えよう.

講座・リンパ球の検査・2

NK細胞の分離法

細井 順 , 宮田 道夫 , 金澤 曉太郎 , 笠原 忠

pp.182-190

はじめに

 Natural killer(NK)細胞は,哺乳類,鳥類の大部分の正常個体に存在し,抗原の刺激を受けなくても"自然に"キラー活性を示すリンパ球である1).このNK細胞は,発癌,癌の転移,ある種のウイルスや微生物による感染症,骨髄移植において,生体の免疫監視機構の中で重要な役割を担っていると考えられている,また,NK細胞は形態学的にはLGL (large granular lymphocyteの略,この細胞の形態学的特徴は,腎臓型をした核を有し,細胞質内にアズール顆粒を持ち,細胞質:核比が小リンパ球に比べて高い.)と考えられるようになってきた.一方,NK活性は,インターフェロン(IFN)や,インターロイキン2(IL-2)により増強されることも明らかになっている.

 ここでは,著者らが現在行っているヒトNK細胞の分離法(すなわちLGLの分離法)を中心に紹介し,従来より行われてきたIgGに対するレセプターの有無で分離する方法や,モノクロナール抗体によって分離する方法などにも触れてみたい.

基礎科学からの提言・8

電子スピン共鳴法(ESR)と医学の接点

渡部 徳子

pp.192-199

はじめに

 Ampèreの法則によれば,環電流が流れると磁場(磁気モーメント)が誘起される,すなわち磁石ができるという.原子や分子の中で,この環電流の源となるものの一つに,電子の軌道運動と自転運動(スピン)とがある.本稿で取り上げる電子スピン共鳴法(Electron Spin Resonance;ESRまたはElectron Paramagnetic Resonance;EPR)は不対電子の運動によって作られる永久磁石の性質の違いを検出する分光学であり,核磁気共鳴(NMR)と並んで,磁気共鳴法の双壁を成すものである.

 ESRの測定法が1945年に見いだされたころは物理学者によって遷移金属イオンを中心に実験的,理論的側面が研究されたが,1952年ころから化学者による溶液中の有機ラジカルへの応用が始まり,さらにスピンラベル法の発展につれて(1965年)生化学,生物学の分野で,本来常磁性でない生体関連物質(膜,蛋白質など)に対象が広がっていった.1970年代以降,物理,化学,生物やそれらの境界領域での種々の基礎的問題はもちろんのこと,生命科学,環境科学,地球科学などで応用面の検討も行われている.このような時期に,医学,臨床検査における実用的な応用の可能性に目が向けられるのも歴史の流れの中の必然かと思われる.

研究

レーザーネフェロメトリーによるリウマチ因子定量法の臨床的有用性

江崎 一子 , 延永 正

pp.205-207

はじめに

 リウマチ因子(RF)の測定法に関しては,これまでに数多くの報告がある.

 検査室で一般的に用いられている方法は,ラテックス凝集反応(LFT)1)やWaaler-Rose反応2)などであるが,これらの方法ではRFの絶対量の比較が困難である.一方,最近ではラジオイムノアッセイ(RIA)法や酵素抗体法の開発に伴い,RFを免疫グロブリンクラス別に測定することも可能になってきた3,4).しかし,RIA法や酵素抗体法は特殊抗血清を必要とすることや,反応に時間と手間がかかることなどから,一般検査にはより簡便な定量法の開発が望まれている.

臨床肺機能検査情報システム

神辺 真之 , 安田 信正 , 藤原 謙太 , 小早川 隆 , 荒谷 義彦 , 坪倉 篤雄

pp.209-214

はじめに

 臨床検査が中央化されてから,検査数が急増した.そのために早くから臨床検査のシステム化が計画され,自動化学分析装置など多くの自動検査装置が開発され,成果を上げている.臨床肺機能検査においても同様で,ハードウェア的には多くの呼吸機能自動解析装置と呼ばれる自動計測装置が普及している.臨床検査のシステム化はこのような,ハードウェアに依存する傾向のある,検査の自動化(laboratory automation)に関するシステム化と,検査診断法(laboratory diag-nosis)を目標としたシステム化が考えられる.後者は疾患の診断や病態生理の解明などを目的とした各種検査の組み合わせに関する体系化などであって,ソフトウェアに重点を置くシステムである.

 臨床肺機能検査においても,各種呼吸器疾患の機能面からの診断を目標にシステム化が討論されているが1),そのためには計測した各種呼吸機能成績をいろいろな角度から検討する必要がある.

資料

酵素法によるポリアミン測定キットの基礎検討

亀岡 秀昭 , 真重 文子 , 亀井 幸子 , 大久保 昭行 , 山中 學

pp.215-218

はじめに

 尿中ポリアミンは1971年,Russellら1)により種々の癌患者で高値を示すことが報告されて以来,腫瘍の診断および治療効果判定のマーカーとしての意義が注目されてきた.これまでの腫瘍マーカー(α-FP, CEAなど)は特殊な腫瘍が対象であるのに対し,ポリアミンは多くの種類の腫瘍がその対象となる可能性があり,この点からも期待されている.しかし,ポリアミンの測定に従来用いられていた方法はHPLC, GC, TLC,RIAなどで,いずれも煩雑な操作を必要とし,あるいは測定に長時間を要するものである.また,尿中ポリアミンは大部分がアセチル抱合体として存在するため,従来の測定法ではいずれも測定に先だって,抱合型ポリアミンを遊離型ポリアミンに変えていた.従来用いられていた方法は,塩酸加水分解法などもっぱら化学的な方法で長時間(110℃,12〜18時間)の処理が必要で,このこともポリアミン測定を煩雑なものにして,ポリアミン測定が日常臨床検査に利用されるうえでの妨げとなっていた.

 最近,前処理としての加水分解も酵素的に行える尿中ポリアミンの酵素測定キット試薬「ポリアミン・テストーエンザイム」(徳山曹達〔株〕)が開発され,これを使用する機会を得たので,基礎的な検討を加えてその結果を報告する.

CA19-9測定の基礎的臨床的検討

桑原 正喜 , 有吉 寛 , 須知 泰山 , 太田 和雄 , 福島 雅典

pp.219-224

はじめに

 CA19-9は新しい腫瘍マーカーとして期待される糖鎖抗原1〜5)で,Koprowskiらにより作製された結腸直腸癌細胞に対するモノクローナル抗体を用いて測定される6).抗原決定基は,シアル化ラクト—N—フコペンタオースIIと同定されている7,8)

 DelvillanoらはCA19-9のラジオイムノアッセイ系を開発し,その臨床的検討を行った結果,CA19-9がCEAとはまったく異なる消化器癌の腫瘍マーカーとして臨床上有用であること(膵癌に特異性が高いこと)を見いだしている9,10).われわれもこのキットを入手し,CA19-9が消化器癌とくに膵癌に有力な血中腫瘍マーカーであることを速報にて報告した11)

質疑応答

臨床化学 慢性肝炎と肝硬変との鑑別

大久保 昭行 , 佐藤 隆之

pp.225-227

 〔問〕 生化学的検査により慢性肝炎と肝硬変とを鑑別する際の,ポイント,注意事項を教えてください.

臨床化学 肝疾患と凝固因子の変化

上野 幸久 , T生

pp.227-228

 〔問〕 各種肝疾患においてPT, TT, HPT値はどのように変化するのか,また,その読みかたをお教えください.

臨床化学 酵素反応におけるKmの影響

高阪 彰 , 森下 芳孝 , S生

pp.229-230

 〔問〕酵素を用いた酵素あるいは基質の定量において,酵素のKmは,反応および検量線の直線性にどのような影響を及ぼすのでしょうか.

血液 検体血液とアクチベーターとの接触時間

小嶋 哲人 , 斉藤 英彦 , O生

pp.230-231

 〔問〕APTTの測定における,検体とアクチベーターとの接触時間はどのようにして決定されたのですか.

血液 白血球に対する薬剤の影響

新谷 和夫 , K生

pp.231-233

 〔問〕次の薬剤は,白血球にどのような影響を与え,それがどのくらいの時間持続するのでしょうか.

 1)抗凝固剤

血液 血液透析後の血液にみられるクリオフィブリノゲン様物質

松田 道生 , 柏瀬 貢一

pp.233-235

 〔問〕血液透析(HD)患者の採血にヘパリンNa入り真空採血管を用い,血漿で検査しています.HD後の血漿に,HD前にはみられない,低温で白色に析出し,37℃に温めると融解する物質がみられます.これは,ヘパリンによる人工的なものなのか,あるいは病的状態によるHPF (heparinprecipitable fraction)なのか,それとも他の何かなのかご教示ください.

 また,このものは透析患者の半数以上の血漿にみられ,その量に個人差がありますが,臨床的意義はあるのでしょうか.

免疫血清 HLA型適合・ABO式不適合時の骨髄移植

日馬 幹弘 , 辻 公美 , 本多 信吾

pp.235-237

 〔問〕 骨髄移植の際,HLA型は適合でABO式が不適合の,例えばA型に対してB型の骨髄を移植してもA型,B型の差がなく生着するとのことですが,生体内ではどのような現象が起こっているのでしょうか.

臨床生理 抗てんかん薬が脳波に及ぼす影響

小野 常夫 , T江

pp.237-238

 〔問〕抗てんかん薬が脳波に及ぼす影響について,特に棘波や鋭波の出現のしかたに相違があるのかどうか,お教えください.

 1)抗てんかん薬が有効血中濃度に達しているときとそうでないとき.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら