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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻6号

1984年06月発行

文献概要

研究

リンパ球機能試験における影響因子—添加血清による培養条件について

著者: 舩渡忠男1 小出朝男1 大谷英樹1 斎藤正行1

所属機関: 1北里大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.713 - P.716

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緒言
 細胞性免疫能を測定するためにフィトヘマグルチニン(PHA),コンカナバリン,A (Con A)などの非特異的マイトジェンによるリンパ球芽球化試験が臨床検査として用いられている.またポークウィードマイトジェン(PWM)などによるリンパ球の抗体産生能検査も利用されつつある.しかしながら,それらの方法は標準化されていないため,正常値は各施設によりかなり異なるのが現状である.そこで今回,測定値に影響を及ぼすと考えられる因子の中で,特に培養時の添加血清について検討し,若干の知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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