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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻9号

1984年09月発行

文献概要

今月の主題 腫瘍マーカー 技術解説

第八因子関連抗原(FⅧR:Ag)の病理診断への応用とその問題点

著者: 齊藤脩1 笠原健弘2 三田村美紀子2

所属機関: 1順天堂大学臨床病理学,中央検査部病理 2順天堂大学附属病院中央臨床検査室

ページ範囲:P.1011 - P.1018

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 第八因子関連抗原(FⅧ R:Ag)は血管内皮細胞マーカーとして病理診断の面で注目されている.本論文は市販抗血清を用いてFⅧ R:Agをホルマリン固定,パラフィン包埋切片により証明する方法と,その問題点とを述べ,臨床病理学的意義に触れた.
 血管内皮細胞のマーカーとしてはルーチンのパラフィン切片によってほぼ満足すべき効果があるが,十分なcontrol studyを行わないと読み取りを誤ることがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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