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今月の主題 発光分析 技術解説
化学・生物発光反応を用いるイムノアッセイ
著者: 辻章夫1 前田昌子1
所属機関: 1昭和大学薬学部薬品分析化学教室
ページ範囲:P.145 - P.152
文献購入ページに移動 酵素や蛍光色素を標識体とするエンザイムイムノアッセイやフルオロイムノアッセイはラジオイムノアッセイに代わる方法としてしだいに広く用いられてきている.最近,より高感度のイムノアッセイとして化学・生物発光反応を用いる方法が開発されている.本稿では,化学発光性化合物のイソルミノール誘導体を標識体とする化学発光イムノアッセイ,ペルオキシダーゼやグルコースオキシダーゼを標識体とし,ルミノール—H2O2やビス(2,4,6—トリクロルフェニール)オキザレート—蛍光色素を用いる化学発光酵素イムノアッセイおよびグルコースデヒドロゲナーゼを標識酵素とし,バクテリヤルシフェラーゼによるNADHの生物発光反応を用いる酵素イムノアッセイについて解説する.
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