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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻2号

1985年02月発行

文献概要

今月の主題 発光分析 座談会

必須元素としての重金属とその臨床的意義

著者: 不破敬一郎1 大久保昭行2 大森昭三3 和田攻4

所属機関: 1東京大学理学部 2東京大学附属病院中検 3東京逓信病院第二臨床検査科 4東京大学衛生学教室

ページ範囲:P.170 - P.180

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 栄養素やビタミン欠乏症は臨床的にも臨床検査の上からも古くから対象とされていたが,鉄欠乏による貧血やヨード欠乏による甲状腺腫を除いて元素の欠乏は,あまり注目されなかった.近年,原子吸光法など測定技術が進歩し,多くの病態や病気に,亜鉛,銅,セレン,クロムなどの必須微量元素が関連していることが判明しつつある.この座談会では,微量元素の理解と実際の検査室での取り扱い,およびその臨床的意義について専門家の話をうかがった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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