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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻2号

1985年02月発行

文献概要

研究

Compromised hostの血液より分離された比較的まれな病原菌3菌種

著者: 佐久一枝1

所属機関: 1東京都立墨東病院検査科細菌検査室

ページ範囲:P.205 - P.208

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はじめに
 東京都立駒込病院は悪性腫瘍(癌)の診断と治療とを重点としている施設であり,癌による全身の衰弱や,放射線と化学療法による治療の結果,感染防御能の低下をきたしたことによる起病性の弱い細菌や真菌などによる感染症患者が多い.
 今回は,かかる患者の血液からの分離菌としては比較的まれな,Campylobacter fetus subsp.fetus 2例,Vibrio vulnificus 1例,Listeria monocytogenes1例,計4例について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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