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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻3号

1985年03月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー カラーグラフ

好塩基球

著者: 田所憲治1

所属機関: 1東京大学医学部物療内科

ページ範囲:P.240 - P.242

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 1879年Ehrlichによって発見された好塩基球は,その2年前に発見された肥満細胞ともどもヒスタミンを含有し,IgE受容体を有することから,アナフィラキシー型アレルギー発現の重要な細胞と考えられるようになり,今日に至っている.しかし,その数が少ないこともあり,その詳細な役割や産生機序にはまだ不明の点も多い.本稿では,好塩基球の形態とその肥満細胞との違い,産生機序,増多の著明な疾患を取り上げた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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