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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻3号

1985年03月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー 技術解説

IgE測定法

著者: 大田健1

所属機関: 1東京大学医学部内科物理療法学教室

ページ範囲:P.251 - P.258

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 イムノグロブリンE (IgE)の測定は,その血中濃度がIgGのおよそ4万分の1に相当するくらい低いことから,高感度のラジオイムノアッセイ(RIA)法やenzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)法を用いて行われる.RIA法でもっとも普及しているradioimmunosorbent test (RIST)を中心に,その改良法とも言えるpaper RIST (PRIST)について,その技法を述べるとともに,両者の相関(γ=0.92)を示した.近年開発されたELISA法についても簡単に触れ,PRISTとの相関(γ=0.92)を呈示した.IgEの測定の意義は,IgEの上昇する疾患と低下する疾患とを表示することで明らかとした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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