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今月の主題 アレルギー 技術解説
IgE抗体の検出法と測定法
著者: 森田寛1
所属機関: 1山梨県立中央病院アレルギー内科
ページ範囲:P.259 - P.265
文献購入ページに移動 IgE抗体の検出法にはいくつかの方法があるが,それらの中で皮膚テスト,RAST(radioallergosorbent test)がもっとも広く用いられている.
皮膚テストは,皮膚の肥満細胞(mast cell)の表面上に結合しているIgE抗体と抗原とが反応するとヒスタミン,SRS-A(=slow-reacting substance ofanaphylaxis,ロイコトリエンC4,-D4,-E4)などの化学伝達物質が遊離され,その結果,皮膚に膨疹と発赤とが出現するという現象を利用したin vivoの検査法である.
皮膚テストは,皮膚の肥満細胞(mast cell)の表面上に結合しているIgE抗体と抗原とが反応するとヒスタミン,SRS-A(=slow-reacting substance ofanaphylaxis,ロイコトリエンC4,-D4,-E4)などの化学伝達物質が遊離され,その結果,皮膚に膨疹と発赤とが出現するという現象を利用したin vivoの検査法である.
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