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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻3号

1985年03月発行

文献概要

資料

カウンターフロー遠心による細胞分離装置を用いた単球の分離法と評価について

著者: 塩月一英1 八坂達臣1 本田福美子1 横山三男1 早坂浩2 永田和郎2 是枝正国2

所属機関: 1久留米大学医学部免疫学講座 2(株)日立工機精機部

ページ範囲:P.337 - P.340

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はじめに
 単球—マクロファージ系の細胞は,外来からの異物や微生物に対する防御機能を有するほかに,老廃した自己の細胞や異物を処理する機能がある.また,インターロイキン1やα—インターフェロンなどの生体調節物質を産生し,生体の恒常性を維持するためにきわめて多彩な機能を発揮している.
 ヒトの単球—マクロファージ系細胞について,これらの多様な機能を分析するためには,多量の単球を損傷すること無く,生理的な状態で分取する技術を開発することが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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