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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査29巻5号

1985年05月発行

雑誌目次

今月の主題 カルシウム

カラーグラフ

脱灰法

清野 和夫 , 畠山 茂

pp.488-490

 組織の脱灰に用いられる硝酸法は,古典的な方法であるが,今も技術書に書いてあり汎(はん)用されている.有機酸を使用する方法もよく使われているが,脱灰液に長く入れすぎて,硝酸法と同様に核染色の不良な標本を作ってしまうきらいがある.また,事前の十分な固定と脱脂も軽視されがちである.その他,キレート剤を使う方法は,コストと手間とがかかり,電気分解法では酸と熱上昇とによる組織障害に問題がある.

 ここに紹介する方法はPlank & Rychloの迅速法を低温で行うもので,安定した鮮明な染色結果が得られ,骨および骨髄のGiemsa染色にも十分耐えうる.筆者の一人の清野が考案し,そのルーチン化に努力してきた方法である.

技術解説

脱灰法

清野 和夫 , 畠山 茂

pp.491-496

 硬組織検体には多少の差があるが,ほとんど硬軟両組織を含んでいる.この硬軟両組織について同一切片標本上で,それぞれ満足の得られるような脱灰標本を作製するのは常温脱灰では不可能に近く,低温脱灰法に頼るしかない.

 低温脱灰は,基本的に次の手技による.

カルシトニン測定法

折茂 肇

pp.497-501

 カルシトニンは,32個のアミノ酸より成るポリペプチドホルモンであり,現在までに9種の構造が明らかにされている.しかしながら,すべてのカルシトニンに共通のアミノ酸はわずかに9個であり,きわめて種特異性の高いホルモンである.

 カルシトニンの測定法としては,生物学的測定法とラジオイムノアッセイ(RIA)との二つがあるが,前者は血中カルシトニンレベルの測定には感度が低いために不適当で,もっぱら後者が用いられている.

骨格筋トロポニンの機能測定法—組織カルシウム結合蛋白質測定の一例として

小浜 一弘

pp.502-510

 Caイオン(Ca2+)は細胞内情報伝達因子として,細胞膜に起こった現象を細胞内に伝達する機能を有している.

 筋細胞においても例外ではなく,筋細胞膜が興奮すると,筋小胞体に結合していたCa2+が細胞内に放出される.Ca2+は筋蛋白質の一つであるトロポニンに受容され,アクチンとミオシンとの相互作用を引き起こし,筋細胞は収縮する.

血液中カルシウムの測定法

野本 昭三 , 下里 文子

pp.511-522

 血液中のカルシウムを臨床化学の立場で分類すると,血清または血漿中の,総カルシウム(total Ca;T-Ca),イオン形カルシウム(ionized Ca:Ca2+),蛋白質結合形カルシウム(protein bound Ca;P—Ca),透析性カルシウム(ultrafiltratable Caまたはdiffusible Ca:D-Ca),そして赤血球内カルシウム(erythrocyte Ca;E-Ca)に分けることができよう.このうちT-CaとCa2+は,血清無機リン値とも台わせて,主として副甲状腺機能異常や骨の疾患のスクリーニング,診断と経過観察などに欠くことのできない臨床検査項目として,T-Caはすでに古くから利用され,Ca2+は過去10年くらいの間にしだいに利用されるようになってきている.D-Caは,血漿中で有機または無機の酸と結合しているカルシウム(complexed Ca;C-Ca)と,Ca2+を合わせたものに相当し,特殊なケース(クエン酸カルシウムの増加や,HCO3や乳酸などが生理的に大きく変化するような場合の動きを観察する必要が生じた場合など)以外にはあまり測定されていない.E-Caは生体を構成している細胞の膜におけるカルシウムポンプの機能も含めた質的な相違に関心を寄せている人の間では,赤血球が,観測しやすい一つのモデルになる可能性があるために,かなり古くからその測定が試みられている.ただ,その測定は必ずしも容易なものではなく,E-Caについて述べている多数の論文の中には相互にその参照値に大きな隔たりを示している例が多い.

 ここでは臨床検査としてのT-CaとCa2+の測定法について述べた.

総説

血清カルシウムのホルモン調節

藤田 拓男

pp.523-530

はじめに

 血清カルシウムは,数多い血清生化学検査項目の中でも,もっとも重要なものの一つである.その理由として,第一に,カルシウムが細胞の機能,神経・筋・循環系の働きにきわめて重要かつ不可欠な役割を演ずること,第二に,このような目的を達成するために,カルシウム調節ホルモンおよびその他のいくつかのホルモンの作用によって,血清カルシウムの値はきわめて精密に一定のレベルで保たれていることが挙げられ,あらゆる生物学的恒数の中で血清カルシウムほど厳しい調節を受けているものは無いと言われる.このことは,血清カルシウムの正常値の範囲がきわめて狭く,また異常値が出現することは少ないとも言えるが,一方,もし異常値が出たときにはその意味は確かであることを表している.

 血清カルシウムの異常はこのような調節機序の異常であり,ことにこの機序に深くかかわっている副甲状腺ホルモン,活性型ビタミンDの作用の異常を示すと言える.したがって,血清カルシウム値の変化を正しく解釈するには,生体のカルシウム代謝およびその調節を十分に理解しなければならないであろう.

主題を語る

血清カルシウム;データの読みかた

黒川 清 , 中山 年正

pp.532-542

 カルシウム(Ca)は生体機能を調節する非常に重要な要素の一つである.体内ではしたがって厳しい支配を受けているので,Ca値の異常をみたときは,ただちに何かの疾患を予測しなければならない.Caを測定する意義は重大である.そのCaも,生理的活性のある形のものを測定することが,真に意味のあることである.

検査と疾患—その動きと考え方・101

副甲状腺疾患

上久保 啓太 , 北田 雅久 , 今井 龍幸 , 村山 正憲 , 安田 圭吾 , 三浦 清

pp.543-551

はじめに

 副甲状腺機能異常症は,血清カルシウム(Ca)濃度に真の異常,つまり血清カルシウムイオン(Ca2+)濃度に異常をきたす病態のうち,もっとも主要な位置を占めている.このうち,副甲状腺自体の異常によって副甲状腺ホルモン(PTH)の過剰分泌をきたす原発性副甲状腺機能亢進症は,その頻度も低くなく,また多彩な症状,合併症を呈し,臨床上重要な疾患である.一方,各種の病型が存在する副甲状腺機能低下症では,近年その病態に対する理解が深まり,わが国でも病型診断に一定の規準が用いられるようになってきた1,2).本稿では,これら種々の副甲状腺機能異常症につき,実際の症例を提示し,病態生理との関連からその診断のプロセスを述べる.

シリーズ・先天性遺伝性疾患の診断に役だつ検査・5

先天性スフインゴリピドーシスおよびムコ多糖症

折居 忠夫 , 市橋 寛 , 祐川 和子 , 多賀 俊明 , 黄 光前 , 中村 仁

pp.552-561

はじめに

 本邦における発生頻度は知られていないが,昭和55年度文部省総合研究Aによる遺伝性ムコ多糖代謝異常研究班によるアンケート調査の結果では,解答率は約35%であったが,表1のごとく集計されている.個々の疾患はまれであるとしても,脂質,ムコ多糖代謝異常症(MPS症)を合わせると決して少なくないことが理解されるであろう1).現在,根治療法が無く,そのため可能な限り,患者を早期に診断して,次子が患者として生まれてくる不幸を未然に防止すべきであると考える.

 本稿ではスフィンゴリピドーシスとMPS症とについて,検査を主体とした診断への筋道を概説することとする.

シリーズ・医用基礎工学入門・5

磁気—生体磁気情報を中心として

田中 邦雄

pp.563-565

1.はじめに

 最近,生体情報の計測や診断,治療などの分野で,磁気という言葉が盛んに用いられる.その主なものとして,①核磁気共鳴法(NMR)を用いた生体計測,②生体から発生する磁気の計測,および③磁気の生体作用と磁気治療,などがある.

 中でも,②については元来その強度はあまりにも微弱であり,測定は不可能とされてきたが,超電導技術を応用した超高感度磁束計の開発によって可能となってきた.心電図や脳波など生体が発生する電気の計測方法は臨床的に広く利用されているのに対し,生体から発生する磁界の計測は近年急激に発展してきた分野である.本稿では生体磁気情報を概観し,その主な計測方法と応用面などについて簡単に紹介する.

シリーズ・癌細胞診・5

卵巣癌—子宮腔内吸引法

蔵本 博行 , 加藤 良樹 , 増田 恵一 , 大野 英治 , 今井 忠朗

pp.567-570

 近年,本邦においても卵巣癌の増加が指摘されているものの,その診断には少なからず問題が残されている.卵巣腫瘍を,治療前に良性か悪性かを含めて形態学的に診断することができれば,その後の治療方針ならびに予後の判定に有意義である.卵巣癌の非観血的形態診断法としては,腹壁やDouglas窩からの穿刺吸引法,また両者の洗浄法などのアプローチが試みられている.しかし,癌研増渕式吸引チューブを用いた子宮腔内吸引細胞診を行うことも有用な方法である.本法は,疼痛など侵襲も無く簡便に行えることから,卵巣癌の診断法としてまずやってみるべき方法であろう.

 1979年1月から1983年1月までの間に北里大学病院産婦人科で治療した原発性卵巣癌57例中47例(82.5%)に子宮腔内吸引細胞診を施行したが,そのうち13例(27.7%)を本法で卵巣癌と診断しえた(加藤良樹,他:日臨細胞誌,22,696〜702,1983).手術時も含めた腹水細胞診で結果的に陽性であった症例のうちでは,41.2%が診断されたことになる.すなわち,子宮内に病巣が無くても,腹水中に癌細胞が遊離している場合には,子宮腔内に流れ着いて診断されるものと判断される.したがって,細胞採取に当たっては吸引法で行うことが肝腎である.なお,卵巣癌のうち吸引細胞診で捕えられやすい癌種は,漿液性,低分化,ムチン性,類内膜の各腺癌の順であった.

私のくふう

分光光度計試料室扉の自動開閉と試料セル霜付着防止の試み

松尾 理 , 上嶋 繁

pp.574

 分光光度計は,検査室および研究室においてもっとも頻繁に用いられている研究機器の一つであろう.最近,集積回路の発達に伴ってハードウエアの改良が著しく,マイクロコンピューターを組み込んだ分光光度計もすでに市販されている.そのためデータ処理も測定と同時に可能な場合もある.しかし,分光光度計に測定試料を調製するまでのプロセスに関しては,まだ十分な配慮が払われていない.例えば,一般生化学的手法において,研究材料あるいは測定試料を低温条件下で処理しなければならないことが多い.ゲル濾過による試料の分離調製を低温室内で操作することも,その例である.試料を低温室で分離調製できても,UVモニターが無い場合には分光光度計でマニュアル操作により吸光度を測定しなければならない.この際,通常の分光光度計では,吸光度を直ちに測定することができない.なぜなら,調製した試料の温度と室温との温度差のために,分光光度計のセルに空気中の水分が霜となって付着し,正確な吸光度が測定できない事態が生じるからである.特に梅雨期のように,空気中に湿度が高い場合にこの現象が顕著である.また,サンプル数が多い場合,分光光度計の試料室の開閉が煩しくなってくる.すなわち,一つのサンプルについて試料室のふたを開閉のため2回手で操作しなければならず,はなはだ不便に感じることが多い.

筆者らは,上記二点の問題を解決すべく分光光度計の改良型を作製したので,その原理と使用成績について述べる.

ハイブリダイゼーション用器具の開発とその手技

高橋 豊三 , 高橋 直子 , 大須賀 明子 , 奥田 研爾

pp.575

 この器具は著者の一人がスイス・バーゼルの免疫学研究所で考案したもので,その後,アメリカのカルフォルニア大学に移ったときにいっしょに持参し愛用していたことから,今ではヨーロッパやアメリカの研究室や検査室で多くの人が使うようになった.日本でも普及することを願って,ここにこの容器と,この容器を用いて行うハイブリダイゼーションの手技について報告したい.

研究

カウンターフロー遠心の原理と基礎的研究

早坂 浩 , 永田 明郎 , 是枝 正国 , 塩月 一英 , 八坂 達臣 , 本田 福美子 , 横山 三男

pp.577-580

はじめに

 細胞生物学の研究には,多種類の細胞集団から単一の細胞集団を多量に,しかも高純度で採集することが,それぞれの細胞の生理学ならびに免疫学的な機能や生化学的特性を解析するうえで,重要である.現在,細胞を分離する方法として,密度勾配遠心法1),セファデックス2)やナイロンウール3)などを用いた粘着法,フローサイトメトリー法4)などがある.

 カウンターフロー遠心(counterflow centrifugalelutriation;CCE)は,1948年にLindahl5)らによって,"counterstreaming centrifugation"の原理として初めて報告された.CCEは,細胞の大きさや密度によって多量の細胞を高純度で分離できる特長がある.しかし,従来のCCE装置では,その取り扱いと操作とが繁雑であり,細胞の分離能や結果の再現性に欠点があった.

ラジオイムノアッセイ法による胆汁中AFP定量法に関する問題点と肝・胆道疾患における胆汁内AFP値

内藤 達夫 , 吉岡 一由 , 佐藤 博道

pp.581-583

はじめに

 癌胎児性蛋白質の一つであるα—フェトプロテイン(α—fetoprotein:AFP)は,1964年Tatarinov1)らにより原発性肝細胞癌患者血清中に多量に含まれることが報告されて以来,肝疾患,特に原発性肝癌の診断に有用な方法とされている.しかし,血中AFPは肝炎,肝硬炎,睾丸腫瘍,胃癌などでも高値を示し,家族性チロジン血症,先天性胆道閉塞症などの先天性疾患でも増加することが明らかにされ,原発性肝細胞癌に対する特異性は薄らいだとも言える.一方,血液以外の体液,すなわち胆汁,膵液中にもAFPが高濃度に証明されるとの報告2)もある.

 今回著者らはラジオイムノアッセイ(RIA)法による胆汁中AFPの測定方法について検討し,各種疾病の胆汁中AFP値も併せて測定したので,以下に報告する.

資料

Marquette ECG Analysis ProgramとBonner Program Version 2による心電図自動診断結果の検討—調律異常診断を中心に

荒谷 清 , 田中 由美 , 井上 和子 , 小林 利次

pp.585-590

はじめに

 1960年代初めごろより行われてきたコンピューターによる心電図自動解析の研究は,近年実用化に向けて急速に発展し,現在では臨床用としてミニコンピューター・マイクロコンピューターを応用した数多くの解析システムが開発され,健診用・集検用として普及している1〜3).その診断精度においてはおのおののプログラムについて多くの報告がなされ4〜10),各プログラムの特徴が明らかにされている.著者らもIBM Bonner Program Version 2での期外収縮の診断率について検討し,診断の信頼性およびプログラムの特徴を報告した4)

 今回は,調律異常の中でも特に出現頻度の高い期外収縮,心房粗・細動および心室内伝導異常を中心に,IBM Bonner Program Version 2と米国Marquette社が最近開発したMarquette ECG analysis Programでの自動解析の診断率の比較検討を行い,それらの診断精度,信頼性,限界について考察を加えた.

モノクローナル抗体を用いたAFP測定法の基礎的検討

三浦 利彦 , 安孫子 兵三郎 , 塗 たか子 , 佐藤 勝見 , 寺崎 茂 , 大内 栄悦

pp.591-594

 ヒトの肝癌でα—フェトプロテイン(AFP)が血中に出現することがTatarinovにより観察されて以来,血清中の腫瘍マーカーとして,特に肝細胞癌の診断に広く利用されている.しかし,多くの臨床例が発表されるに従い,血中AFPは肝細胞癌のほか,肝炎,肝硬変症,ヨーサック腫瘍,妊娠などでも高値を示すことが報告されるに至り,腫瘍特異抗原よりはむしろ腫瘍関連抗原と考えられるようになっている.しかし,AFPの臨床的有用性は高く肝細胞癌の血清学的診断法として広く用いられている.

 血中AFPは,従来,測定感度のうえからラジオイムノアッセイ(RIA)法により測定されてきたが,設備や廃棄物の問題があり,酵素を用いたエンザイムイムノアッセイ(EIA)法が広く用いられるようになってきた.さらに,最近は特異性の確保と操作の簡略化のため,モノクローナル抗体を用いたAFP測定法が報告1,2)されている.

質疑応答

臨床化学 血夜pHの測定誤差

O生 , 井川 幸雄

pp.595-596

 〔問〕血液のpH測定を全自動で行っていますが,この測定誤差について,どのようにして調べればよいのでしょうか,また,どの程度ならばよいのでしょうか.

血液 血小板凝集とCa2+

O生 , 久米 章司

pp.596-597

 〔問〕血小板凝集が血小板内のCa2+の動きにより左右されるとのことですが,どういう変化を生じ,どのようにして凝集が起こるのですか.

血液 血小板リポキシゲナーゼ

K生 , 大熊 稔

pp.597-599

 〔問〕血小板のアラキドン酸代謝において,サイクロオキシゲナーゼによる生成物の意義はかなりよく明らかにされてきましたが,リポキシゲナーゼ系についてはどうでしょうか.

輸血 ACD血かCPD血か

S生 , 徳永 栄一

pp.599-601

 〔問〕血液保存の観点からは,ACD血とCPD血とのどちらが良いのでしょうか.日本での赤十字血液センターの方向について,お教えください.

輸血 血小板型と輸血

W生 , 柴田 洋一

pp.601-603

 〔問〕血小板型と輸血における適合の問題について,どの程度の検査が日常の輸血業務で必要となるでしょうか.また,不適合の際の副作用の出現頻度はどのくらいなのか,ご教示ください.

微生物 嫌気性菌同定用のガスクロマトグラフの検出器

N生 , 渡辺 邦友

pp.603-604

 〔問〕嫌気性菌の同定にガスクロマトグラフを導入したいと考えています.ガスクロマトグラフの検出器はTCD,FIDのいずれを選択すべきか,また,嫌気性菌以外の菌種についてもGLで同定されている菌種には,どのようなものがありますか.以上,ご教示ください.

臨床生理 VCの異常な高値

H生 , 白石 透

pp.605-606

 〔問〕肺活量が150%を超えるほど大きい人で,1秒率が70%以下になるような場合には,どのようなことが考えられるのでしょうか.

診断学 Bence Jones蛋白尿

U生 , 今村 幸雄

pp.606-608

 〔問〕Bence Jones蛋白尿の意義と検出法についてお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
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64巻11号(2020年11月発行)

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64巻10号(2020年10月発行)

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64巻9号(2020年9月発行)

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64巻7号(2020年7月発行)

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58巻12号(2014年11月発行)

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今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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