icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査29巻6号

1985年06月発行

雑誌目次

今月の主題 黄疸

カラーグラフ

肝生検の組織化学

市田 文弘 , 野本 実 , 渡辺 俊明 , 上村 朝輝 , 高橋 達

pp.614-616

 肝疾患の診断に関する最近の進歩はめざましいものがあり,血中の各種酵素をはじめとする血液生化学検査法,A型およびB型ウィルス肝炎に関連する各種ウイルスマーカーの測定,免疫学的には血中の自己抗体の測定やリンパ球を用いた細胞性免疫の検索,腫瘍マーカーの測定,超音波検査法,シンチスキャン,CT,血管造影などの各種画像診断法などが広く用いられるようになってきた.これらの診断法を選択して施行することにより,疾患の存在診断は容易になり,また質的診断もある程度可能になった.しかしながら,慢性肝疾患においては病変の推移は肝生検による組織所見がもっとも有力な情報を与えてくれるものであり,また最終診断は組織所見によらなければならない肝疾患も多い.ここでは臨床的立場から免疫組織化学も含めいくつかの組織化学的問題をとりあげてみた.

技術解説

肝生検の組織化学

市田 文弘 , 上村 朝輝 , 野本 実 , 渡辺 俊明 , 高橋 達

pp.617-623

 組織化学は組織細胞の構造を破壊せずにそこに存在する化学成分を明らかにする研究であり,一般的には光学顕微鏡レベルで観察しうる方法がとられる.これにより,色素,金属類,脂質,糖質,蛋白質,核酸,各種酵素,ビタミンなどの組織細胞内における同定がなされるようになった.さらに近年,免疫反応を応用した免疫組織化学の分野が発展し,ホルモン,免疫グロブリン,補体,ウイルス抗原,癌組織産生胎児蛋白,組織内浸潤リンパ球の種類その他多くのものの同定が可能となってきた.

 一方肝疾患の確定診断には肝生検による組織所見が最終的な決め手となることが多いことはいうまでもない.通常わが国において頻度の高い肝疾患としては,肝炎ウイルスの感染に起因する急性肝炎,慢性肝炎,肝硬変,肝癌,さらにアルコール多飲による肝疾患,薬物過敏反応による肝障害,脂質代謝障害による脂肪肝などがある.これらを含めた各種肝疾患の肝生検による組織診断のためには,一般にヘマトキシリン—エオジン(HE)染色,鍍銀染色,PAS染色,ジアスターゼ消化後PAS染色などが用いられるが,Azan染色,van Gieson染色,オルセイン染色,鉄染色その他の特殊染色も有用なことが少なくない.ここでは肝生検組織診断上において組織化学が有用ないくつかの間題をとりあげ,関連事項を概説する.

胆道系の超音波検査

竹内 和男 , 中島 正男

pp.625-634

 胆道疾患の日常診療において,今や,超音波検査(US)は不可欠なものである.その有用性は幅広く,胆道疾患のスクリーニングから精検といった診断面のみに止まらず,安全性かつ確実性の高いUS胆道ドレナージ術・術中USなど,治療面においても大いにその価値を発揮している.

 そこで本稿では,胆道系のUSを施行するうえで最低限心得ておくべき基礎的事項(原理・装置・特有のアーチファクトなど),脈管の立体的理解に基づく超音波解剖のポイント,実際の走査手枝とチェックボイント,そして最後にその臨床的意義について概説した。

血中ビリルビン分画法

山本 俊夫 , 足立 幸彦 , 山下 正己 , 南野 達夫 , 尾嵜 潔 , 吉川 隆夫 , 榎本 雅一 , 高津 尚子 , 大場 康寛 , 中本 潤子 , 増田 詩織

pp.635-641

 血清ビリルビンは総ビリルビン(TB)を形成する非抱合ビリルビン(Bu),抱合ビリルビン(Bc)をジァゾ反応により間接ビリルビン,直接ビリルビンに分画している.Bcには2グルクロン酸抱合ビリルビン(BDG),1グルクロン酸抱合ビリルビン(BMG)その他の分画があり,血清内でも高速液体クロマトグラフィーにより分画が可能であるが,臨床的にはなお実用的ではない.Bu,Bcのほかにジアゾ試薬に直接反応するアルブミンと強く結合して,血中淳滞時間の短いBu・Bcと異なり,アルブミンとともに代謝され血中に長期間存在するδ(デルタ)ビリルビン(Bδ)があり,最近迅速に測定しうるようになった.直接ビリルビンをBcとBδに分画すると黄疸が悪化しつつある際はBc比率が高く,改善しつつある際はBδ比率が高く,ときにはBcはみられない状態となる.Bδは黄疸の病勢,予後の判断上今後きわめて重要な役割を果たすものと考えられる.尿ビリルビンはBc比率の高いときは血清TB低値でも陽性となるが,Bδ比率が高いと,たとえ血清TBが高値でも出現が少なくなる.

総説

胆汁色素の生成と排泄

中島 煕 , 山口 登喜夫

pp.643-653

はじめに

 "胆汁色素の生成と排泄"は19世紀末以来の古い研究テーマで,したがって,古いテクニックを使って得られた概念と,新しい技術による成績が錯綜し,それらの生体内での機構についてはいまだに統一的な見解が得られていない点も多い.そこで,ここではいくつかの問題について歴史的に研究の流れを追って述べることにしたい.

主題を語る

血清ビリルビンの測定誤差について

高阪 彰 , 安部 彰

pp.654-663

 ビリルビンは臨床検査の中では古くから測定されている検査項目の一つであるが,測定誤差が問題となる検査項目の一つでもある.検査法の歴史を顧みつつ,ビリルビンの構造や標準物質などを中心とする最新の知見に基づき,測定誤差・精度管理について語っていただいた.

検査と疾患—その動きと考え方・102

肝性昏睡

植松 幹雄 , 井上 昇

pp.664-673

はじめに

 肝性昏睡とは肝不全時に生じる代謝障害により,あるいは門脈大循環副血行路形成により引き起こされる特有な精神神経症状であり,その程度は重症度判定の指標とされている.昏睡初期に適切な治療が施されないと,脳の代謝異常は不可逆的なものとなり予後不良となる.また心,腎,肺などの肝以外の臓器にも障害が出現するので全身的な管理が必要である.

 ここでは,肝性昏睡時の検査およびそのモニタリングについて述べるとともに,急性,慢性肝不全の症例を紹介し,その治療と検査所見の推移についてもふれる.

座談会

新生児黄疸

内藤 達男 , 久慈 直志 , 井村 総一 , 北川 照男

pp.674-683

 新生児黄疸は,小児科,産婦人科領域の臨床検査としては,古くて新しい問題です.そこで,核黄疸の疫学,核黄疸の発生機序,非結合性ビリルビンの役割,核黄疸と血清アルブミンとの関係,新生児黄疸の成因,胎児水腫,血液型不適合の問題,母乳黄疸,光線療法の問題点,ブロンズベビー症候群,新生児黄疸の今後の問題点などを,新生児黄疸の専門家三名のかたがたからうかがいました.

私のくふう

アガロースゲルからのDNA抽出法

高橋 豊三 , 大須賀 明子 , 高橋 直子 , 奥田 研爾

pp.686-687

 アガロースゲルからDNAを抽出する方法にはいろいろあるが,著者らは一度分離したDNAをさらに泳動してハイドロキシアッパタイト(HA)粒子間に通過させることによって吸着させ,必要なDNA分画を比較的簡単に抽出精製する方法を考案したので,以下その方法を図とともに報告したい.

網球算定用ダブルスメア標本の作り方

宇野 重行

pp.688

 網赤血球算定には種々の方法があるが,ほとんどの検査室では毛細管内などで超生体染色をした後,塗抹標本を作り,顕微鏡下で算定していると思われる.顕微鏡下ではMiller ocular discなどを使って1,000個の赤血球について網赤血球を算定するわけであるが,その場合,塗抹標本の塗抹部分に比べて測定に使われるのはごくわずかの部分である.それで,検体数が多い場合は非常にスライドグラスが不経済に思われてダブルスメアの標本を作ってみたところ,簡単に作れ,しかも能率良く検査を行えることがわかったので報告する.

シリーズ・先天性遺伝性疾患の診断に役だつ検査・6

先天性代謝異常と内分泌疾患の検査

村田 光範

pp.689-695

はじめに

 先天性代謝異常や先天性内泌疾患はたいへん数の多いものであり,これらのすべてにわたって検査や診断の実際を述べることは紙面の制約もさることながら,筆者の能力を超えた問題である.そこで,ここでは比較的頻度の高いこと,確立された治療法のあること,早期に診断がなされず,的確な治療を行われないと重篤な後遺症,たとえば知能障害や文字どおり致命的結果に陥るような疾患に限って述べてみたいと考えている.そうすると,ここで解説する疾患は現在,新生児期マス・スクリーニングの対象になっているものとほぼ等しいことになる.これらの疾患についてはマス・スクリーニングの方法や確定診断についても多くの研究があるが,これらの研究は主に特定の機関(マス・スクリーニングセンターや特定医療機関)を中心になされており,一般の検査機関や医療機関ではあまり関心が払われていないのが現状であろう.そこで,ここではこれら先天性代謝異常や内分泌疾患のマス・スクリーニングを中心にその検査の問題点について述べる.

シリーズ・医用基礎工学入門・6

音・1

中山 淑

pp.697-699

音と臨床医学

 音は物質中を伝搬する力学的振動の波である.臨床医学に工学が導入される以前から音は臨床検査診断技術のうちでもっとも利用される物理現象の一つであった.肺,心臓などの聴診は言うまでもないが,打診も体外から音を与えて生体の応答を観測しているのであり,触診も超低周波の力学的振動(厳密には音とは呼ばないが)に対する生体の特性から診断情報を得ているのである.また間接的ではあるが血圧測定におけるKorotkoff音の聴診も重要な音の利用法の一つである.工学技術が導入されるようになってからは聴診器を発展させた心音計などが広く用いられるようになったが,打診を高周波の振動を用いて行っていると考えられる超音波診断装置が現在もっとも強力な診断機器の一つであることは言をまたないであろう.これらの診断技術を正しく活用するのに基本となるのは生体組織の力学的特性の正確な理解である.

シリーズ・癌細胞診・6

絨毛性疾患

工藤 隆一

pp.701-704

 絨毛性疾患は胞状奇胎,侵入奇胎(従来破壊性奇胎と呼ばれた),絨毛癌の3疾患を総称する.かつて絨毛性腫瘍と称されていたが胞状奇胎と侵入奇胎は病態論的には同一なもので腫瘍性とは考えがたいとして絨毛性疾患として総称されている.したがって腫瘍と呼べるのは絨毛癌のみといえる.本疾患の診断にあたって,HCG産生という確実なマーカーや,超音波診断・骨盤血管造影といった有力な手段があるために細胞診の役割は少ないとされてきた.しかし症例によっては推定診断に有用な場合もあり,限界はあるものの広く用いられてもよい診断法である.

 奇胎・絨毛癌の組織学的鑑別診断の要点は絨毛形態の有無にある事から細胞診で両者を鑑別する事はそもそも困難ともいえる.しかしながら絨毛上皮細胞の異型度は流産時の正常絨毛上皮細胞,奇胎,絨毛癌との間に差が認められるので,異型度の程度から疾患の推定診断に役だたせうる.細胞の採取にあたって奇胎では腟細胞に出現する事は流産が起こるまでほとんどありえない事,絨毛癌では内膜吸引,内膜掻爬でなければ絨毛上皮細胞が得られにくい事を留意する.一方腟・外陰の転移巣からは擦過細胞で採取し,肺転移がある場合は喀痰の中に絨毛上皮細胞が認められる場合がある.以下奇胎と絨毛癌の細胞像について述べる.

研究

スーパーオキシドアニオンを利用したアデノシンデアミナーゼ活性測定法

岩本 信行 , 寺沢 武 , 中山 修二

pp.705-708

緒言

 アデノシンデアミナーゼ(ADAと略す)は核酸代謝において重要な役割をはたす酵素であり,アデノシンをイノシンとアンモニアに変換する.近年,血清ADA活性が肝疾患および癌で上昇することや1),胸水ADA活性が結核性胸膜炎と癌性胸膜炎との鑑別に有用である2)ことなどが報告され注目されている.ADA活性は現在のところ,酵素反応により生成したアンモニア量をインドフェノール反応により定量する方法3,4)が主流であるが,しかしながら,この測定法は酵素反応とインドフェノール反応を分けて行う必要があるため,操作が煩雑で長時間を要し日常検査として必ずしも良い方法とは言えない.最近,プリンヌクレオシドホスフォリラーゼ(PNPと略す)およびキサンチンオキシダーゼ(XODと略す)を共役酵素として用い,生成する過酸化水素(HO2)をパーオキシダーゼの存在下で色素を生成させ比色定量する方法5,6)が開発されたが,この方法は重大な欠点を有している.すなわち,XODを共役させたときに発生するスーパーオキシドアニオン(O2)により色素が還元され,H2O2量と色素量が比例しない7)点である.そこで私どもは,ADA酵素反応にPNP,XODを共役させたとき,発生するO2が直接NBTを還元する8)ことに着目し,正確・迅速かつ簡便な新しいADA活性測定法を確立し,従来法との比較を行ったので報告する.

長時間記録心電図,負荷心電図,安静時心電図の三法による重症心室性期外収縮検出率の検討

荒谷 清 , 横尾 康子 , 上田 義彦 , 丸山 勝也 , 小林 利次

pp.709-711

はじめに

 長時間心電図(以下DECG)における心室性期外収縮に関する報告1〜13)は多いが,単なる心室性期外収縮の検出率ではなく,臨床上治療が必要と考えられる多源性心室性期外収縮(以下Multifocal VPC)や重症な心室性期外収縮の検出率をDECG,運動負荷心電図(以下ExECG),安静時心電図(以下RECG)の三方法間で比較検討しているものは少ない.そこで今回,DECG・ExECG・RECGの三方法すべてを施行している同一症例において,三法におけるMultifocal VPCの検出率およびMultifocal VPCと1日の心室性期外収縮総数との関係,さらに三法における重症な心室性期外収縮の検出率について検討した結果,DECGはExECG・RECGに比較し臨床上で重症とされる心室性期外収縮の検出においてきわめて有用性が高いことが明らかになったので報告する.

各種グリコヘモグロビン測定法における不安定グリコヘモグロビン,HbF,アスピリンの影響

小田 幸生 , 西川 恵英子 , 中塚 親司

pp.712-716

はじめに

 糖尿病患者の長期血糖コントロールの指標としてグリコHb (glycosylated hemoglobin)が注目され急速に広まってきた1).またその測定法もミニカラム法2),電気泳動法3),自動化法4)など種々の方法が用いられている.グリコHb測定には測定法により測定温度の影響,緩衝液pH,乳び,ビリルビン,不安定グリコHb,HbF,アセチル化Hbなど測定値に影響を及ぼす多くの要因が存在する5).今回,われわれは,これらの要因の中で不安定グリコHb,HbF,アセチル化Hbの測定値への影響についてグリコHbの測定原理の異なるミニカラム法2),電気泳動法3),高速液体クロマトグラフィー(high performance liquid chromatography:HPLC)自動化法4),アフィニティークロマトグラフィー法6),バッチ法7),TBA比色法8)の各法を用いての測定,検討を行ったので報告する.

資料

比色法によるEIA・NSEキットの検討

丹下 真由美 , 加藤 兼房 , 桑原 正喜 , 須知 泰山 , 有吉 寛

pp.717-720

はじめに

 エノラーゼ(enolase,Ec 4.2.1.11)は二つのサブユニットから成る解糖系の二量体酵素で,サブユニットとしてはα,β,γが知られている1,2).この中でγ-サブユニットを持つアイソザイム,すなわちγγ型およびαγ型エノラーゼは神経組織特異エノラーゼ(neuron-specific enolase;NSE)と呼ばれ,神経細胞,軸索突起にのみ存在するとされていたが3,4),神経内分泌細胞にも認められることが報告された.

 さらに近年,NSEが神経内分泌腫瘍や肺小細胞癌などにも存在することが示され5),それらの疾患患者血清中にも多量に存在し,特異性の高い腫瘍マーカーとして臨床でも非常に有用であることが報告されている6〜9)

質疑応答

臨床化学 蛋白質の超微量定量法

I生 , 菅原 潔

pp.721-722

 〔問〕例えば試料が10nl,もしくは蛋白質換算10ngといった蛋白質の超微量定量法には,どのような方法がありますか.尿と血液,それぞれを試料とする場合についてお教えください.

臨床化学 γ-GTPアイソザイムのバンド数と呼称

K生 , 猪狩 淳

pp.722-724

 〔問〕当施設では,セルロースアセテート膜を支持体として血清γ-GTPのアイソザイム測定を行っていますが,学会誌の報告を見るとバンドの数とか呼びかたが異なっています.標準的な呼称の方法とそのバンド数について,各バンドの由来,意義も含めてご教示ください.

血液 肉親かどうかを調べる血液鑑定法

野村 康博 , 中嶋 八良

pp.725-726

 〔問〕中国残留孤児との血縁関係を調べるために,血液鑑定が行われましたが,この血液鑑定とは具体的にどのようなことを実施しているのかお教えください.

臨床生理 事象関連電位P300

N生 , 下河内 稔

pp.726-729

 〔問〕大脳誘発電位における事象関連電位のP300という電位変動は,いかなる生理学的意味をもっているのでしょうか.

一般検査 血糖・尿糖測定における偽陽性・偽陰性への対策は

山本 洋子 , 末廣 雅也

pp.729-730

 〔問〕デキストロスメーターで血糖が陽性となり,イアトロチェックで尿糖が陰性という結果が出ました.投与薬剤や測定器具よりの混入薬剤の影響とか,試験紙の保管・管理の問題などを考えてみました.このような場合の解決すべき問題点とその解決策とをお教えください.

診断学 悪性高熱症とは

T生 , 玉井 直 , 森 健次郎

pp.730-731

 〔問〕悪性高熱症について,その原因,症状,検査法,および治療をご教示ください.

診断学 予後とモニター量

T代 , 衣川 秀一

pp.731-734

 〔問〕重症患者のICUやCCUあるいはSCUにおける予後とモニター量との関連について,ご教示ください.また,多数のモニターのうち,どれがもっとも重要であり,有用なのでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら