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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻7号

1985年07月発行

文献概要

今月の主題 悪性リンパ腫 技術解説

DNAプローブによる検査

著者: 善岡直子1 榊佳之1

所属機関: 1九州大学医学部附属遺伝情報実験施設

ページ範囲:P.764 - P.770

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 遺伝子操作技術の目覚ましい発達に伴い,種々の疾患と関連する遺伝子(DNA)構造の微細な変化を容易に,的確に検出することが可能となってきた.この技術は,ATLV (HTLV)やHBVなどウイルスDNAの動態の分析や,鎌型赤血球貧血症1〜3),α1—アンチトリプシン欠損症4),Huntington舞踊病5),Duchenne型筋ジストロフィー症6)などの遺伝病の診断に応用されている.
 ここでは,われわれの研究室で確立した家族性アミロイドニューロパチー(familial amyloidoticpolyneuropathy,以下FAPと略す)のDNA診断法を中心に,この技術について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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