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アボットVPを用いた血清グアナーゼの比色定量法についての検討
著者: 尾崎幸男1 北浦弥須恵1 奥田清1
所属機関: 1大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部第一化学
ページ範囲:P.831 - P.833
文献購入ページに移動血清グアナーゼ(guanase,EC 3.5.4.3)の測定は,8-アザグアニンを基質として,酵素反応により生じたアンモニアを直接インドフェノール反応を用いて発色させ,比色定量する方法1〜4)が一般的に行われているが,この方法は操作が煩雑であり,反応時間も長いので自動化することが困難であった.そこで今回,われわれはグアニンを基質としてキサンチンオキシダーゼ,1-mPMS(1-メトキン-5-メチルフェンアジニウムメチルサルフェイト)を用いてNBTよりホルマザンを生成させ比色測定する方法5)(マルホ社製)について検討し,自動分析装置アボットVPへの適応を試みたので報告する.
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