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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻8号

1985年08月発行

文献概要

質疑応答

免疫血清 抗ストレプトリジンO(ASO)とIgM,IgG/診断学 異型リンパ球と伝染性単核症

著者: Q生 河合忠1 Y生 佐藤尚武2

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室 2順天堂大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.980 - P.983

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 〔問〕『臨床検査』vol. 20, no. 6, 615〜618, 1976の「ASO」の論文で,「ASOにはIgMとIgGとがあり,IgMは受身凝集法により反応しやすく,Ranz-Randall法では検出し難い……」とありますが,なぜ受身凝集反応ではIgM抗体が反応しやすく,R-R法では主としてIgG抗体が反応するのですか.

 〔問〕ウイルス疾患の際にみられる異型リンパ球は,I,II,III型とあり,伝染性単核症ではIII型が出現するとのことですが,末梢血および骨髄の分類で何%出現すれば,伝染性単核症を疑うべきなのでしょうか.他の検査結果も総合して,例えば1個でもIII型の異型リンパ球を認めた場合,診断に有用なのでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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