文献詳細
文献概要
『医学常識』
臨床生化学メモ(Ⅳ)
著者: 茂手木皓喜1
所属機関: 1東大臨床検査部生化学検査室
ページ範囲:P.43 - P.46
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脂質は三大栄養素中最も大きな熱源であり1gが9.0Calを発生する。生体内においては,中性脂肪,燐脂質,ステロールなどの形で存在する。脂質は主として皮下組織,腹腔内,筋肉間組織に貯蔵されている。また特に脳や神経組織は燐脂質に富み,コレステロールはホルモンの母体となり,或種の不飽和脂肪酸は生命に不可欠であるなど,生体の機能に重要な役割を果している。
脂質は三大栄養素中最も大きな熱源であり1gが9.0Calを発生する。生体内においては,中性脂肪,燐脂質,ステロールなどの形で存在する。脂質は主として皮下組織,腹腔内,筋肉間組織に貯蔵されている。また特に脳や神経組織は燐脂質に富み,コレステロールはホルモンの母体となり,或種の不飽和脂肪酸は生命に不可欠であるなど,生体の機能に重要な役割を果している。
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