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文献詳細

雑誌文献

臨床検査3巻1号

1959年01月発行

文献概要

研究

糞便潜血反応濾紙法の価値

著者: 高岡要1

所属機関: 1自衛隊中央病院外科

ページ範囲:P.47 - P.49

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I.はじめに
 近年病院に於ける臨床検査の方法は,迅速・精確なる診断の補助手段として重要視せられる結果,益々その数・量を増し従来研究室の域を出なかつた検査法すら漸次一般検査へと移り行く趨勢にある。このように日進月歩の臨床検査方法に対して,限られた数の技術者を一定の時間内に駆使して,しかも迅速・精確な検査成績を要求することは,勢い彼等に過大な仕事量を強請する結果となり易い。日常臨床にたずさわる医師としてこれらの眼に触れ難い「縁の下の仕事」に対して今一度その方法を再検討し,結果が正確で従来の方法より何等かの点で優れており,且又時間的・物資による濾紙法と上記の二通りの試験管法との優劣を比較検討したので以下業務管理面をも含めて,それらの優劣を述べ,大方諸賢の御批判を仰ぎ度いと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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