文献詳細
技術解説
文献概要
I.メンブランフイルター(セラフイルターを含む)の広義と狭義(ことばの矛盾)
ふつうの濾紙では濾過することのできない粒度の限界,すなわち径1ミクロン以下のサスペンソイド用濾紙として前回(第3巻第5号)および前々回(第3巻第6号)にザイツ濾過板とメンブランフイルター(主としてミリポーアフイルター)の説明のため頁を割いた。
ここでメンブランフイルターなる名詞の意義をさらにはつきりさせておく必要を感ずる。というのはこのことばの意味する内容に関して人により異なる含蓄をもつばあいにしばしば出あうからである。
ふつうの濾紙では濾過することのできない粒度の限界,すなわち径1ミクロン以下のサスペンソイド用濾紙として前回(第3巻第5号)および前々回(第3巻第6号)にザイツ濾過板とメンブランフイルター(主としてミリポーアフイルター)の説明のため頁を割いた。
ここでメンブランフイルターなる名詞の意義をさらにはつきりさせておく必要を感ずる。というのはこのことばの意味する内容に関して人により異なる含蓄をもつばあいにしばしば出あうからである。
掲載誌情報