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文献詳細

雑誌文献

臨床検査3巻12号

1959年12月発行

文献概要

『医学常識』

腎臓のはなし(Ⅱ)—腎臓の病気

著者: 鈴木秀郎1

所属機関: 1東大病院中央検査部血清検査室

ページ範囲:P.715 - P.718

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I.はじめに
 先月は腎臓の構造,仕事,腎臓がおかされたときのいろいろな症状,腎臓の機能検査法についてくわしくのべました。今回は腎臓の病気についてのべます。例によつて腎臓の病気を表にしてあげておきました。腎臓の病気には両側の腎臓が全体一様に侵される汎発性腎疾患と,一側または両側腎臓の一部分が侵される局所性腎疾患とがあります。前者の主なものは腎炎,ネフローゼ,妊娠腎,萎縮腎などで,後者の主なものは腎盂炎,腎結核,腎結石などです。ではこれらの主だつたものについて説明してみましよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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