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文献詳細

雑誌文献

臨床検査3巻2号

1959年02月発行

私の検査室

都立広尾病院の中央検査科について

著者: 植草富二郎1

所属機関: 1都立広尾病院 内科兼検査科

ページ範囲:P.109 - P.112

文献概要

 医学の進歩と共に医療内容の向上,充実,発展は,検査種類の激増と複雑性を加え,且迅速,正確な検査成績の要求は,従来の医学体系から一歩進んで分化の過程にある現在,以上の要求に応ずるため中央検査科は不可欠のものとなりつつある。
 中央検査科の制度は,未だ発展途上で多くの長所と共に若干の欠点も蔵しており,制度上の問題も有している。これらの欠点を是正し乍ら,理工学機械の進歩を吸収しつつ検査科の発展に努力することが終局に於て医療内容の向上と医学の進歩を来すのであるから,医療担当者は勿論,検査担当者の不断の勉励と熱意ある協力が必要と考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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