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文献詳細

雑誌文献

臨床検査3巻2号

1959年02月発行

〈検査室メモ〉

ホールベルグ氏結核菌染色法

著者: 豊田奛1

所属機関: 1国立療養所左沢光風園,東京慈恵会医大内科教室

ページ範囲:P.113 - P.115

文献概要

序論
 多忙な臨床家達にとつて結核菌検出の最も確実な,すなわち検出率の高い方法があることは非常にありがたいことであります。そのうえ染色方法が簡便で,検出の速いそして費用が低廉であるという三つの好ましい条件を満足させるものであつたならば……。
 1936年来ホールベルグ氏(Hallberg V.)が新たに,コロイド系に属する色素ナハトブラウをもつて結核菌を染色する方法を行つて以来,北欧およびドイツでは現在でも日常の業務に之をもちいておるということであり,これには連続染色法と同時染色法があります。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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