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技術解説
基礎代謝の測定
著者: 日野佳弘1
所属機関: 1国立東京第一病院内科
ページ範囲:P.371 - P.375
文献購入ページに移動I.基礎代謝測定法の原理
基礎代謝測定には,体より発散される熱量を直接カロリメーター(熱量計)にて測定する直接方法と,間接に消費された熱量源を推量し,これから計算する間接法がある。本稿では間接法について説明する。
熱量源としてはいわゆる3大熱量源としての含水炭素・脂肪・蛋白質が問題とされる。これらの1瓦が燃焼されて熱量となるときは,含水炭素は4.1Cal(カロリー)(1Cal.は水1立を摂氏14.5°〜15.5℃とするに要する熱量),脂肪は9.3Cal,蛋白質4.1Calの熱量を発生するとされている。
基礎代謝測定には,体より発散される熱量を直接カロリメーター(熱量計)にて測定する直接方法と,間接に消費された熱量源を推量し,これから計算する間接法がある。本稿では間接法について説明する。
熱量源としてはいわゆる3大熱量源としての含水炭素・脂肪・蛋白質が問題とされる。これらの1瓦が燃焼されて熱量となるときは,含水炭素は4.1Cal(カロリー)(1Cal.は水1立を摂氏14.5°〜15.5℃とするに要する熱量),脂肪は9.3Cal,蛋白質4.1Calの熱量を発生するとされている。
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