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文献詳細

雑誌文献

臨床検査3巻8号

1959年08月発行

文献概要

技術解説

食中毒細菌検査の実際

著者: 辺野喜正夫1

所属機関: 1東京都立衛生研究所

ページ範囲:P.434 - P.440

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 ここ数年間の厚生省の統計調査の結果から,わが国における食中毒発生状況をみると,年間約1000〜4000件発生し,2〜6万の患者と200〜400人の死亡者をだしている。
 統計上からみると,原因のはつきり判明しているものは総数の約30%で,そのうち細菌性のものが約15傷である。原因不明の70%の食中毒は気温の高い時期に多発する点などから,その多くは細菌性のものではなかろうかと推測されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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