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文献詳細

雑誌

臨床検査30巻10号

1986年10月発行

編集者への手紙

新しい便潜血検査

著者: 山田 誠一1 山田 利津子1 山本 光祥1 藤江 一2 高橋 光辰2 中村 正夫1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学臨床検査医学教室 2船員保険健康管理センター

ページ範囲:pp.1134

文献概要

 便潜血検査は,消化管の出血性病変,特に,大腸癌やポリープのスクリーニングに有用な検査として行われている.従来の化学的検査方法はヘモグロビン(Hb)の持つペルオキシダーゼ作用により,過酸化水素から活性酸素が発生し,同時に存在する試薬を酸化し,色調に変化を生ずるもので,この色調の変化から血液の有無を判定している.最近,Hbの抗原性に着目し,免疫学的検査が試みられている1)

 ラボシステム社より作られたキットは,第一次検査のフェカツインセンシティブ(フ)ではグアヤック(グ)法の感度を上げ,偽陰性を最小限にとどめ,また,第二次検査の抗ヒトHb抗体を用いたEIA法のラボザイムFECAEIA (ラ)を併用することにより,真のヒトHbを検出し偽陽性のチェックを意図して作られた検査方法である1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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