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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻11号

1986年11月発行

文献概要

わだい

軟部腫瘍診断への免疫組織化学の応用

著者: 高桑俊文1 大沼繁子1 牛込新一郎1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学第2病理学教室

ページ範囲:P.1208 - P.1208

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 免疫組織化学は広範囲に応用され,今日では病理検査の一部門としてルーチンに行われているといっても言いすぎではないだろう.軟部腫瘍の診断は困難なことが多いが,免疫組織化学の応用は,診断のための有力な補助手段となるものと思われる.今回,われわれの教室で行っている軟部腫瘍診断への酵素抗体法の応用の中で代表的なものについて供覧する(詳細は,本文1234〜1238頁を参照されたい).以下の写真に例を示したように,酵素抗体法は軟部腫瘍の診断に有効であるが,同時にすべてがこれで解決すると考えることは危険であり,その解釈には,慎重を要する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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