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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻11号

1986年11月発行

特集 先端技術と臨床検査

Ⅳ遺伝子工学

1医学と遺伝子工学

著者: 長野敬1

所属機関: 1自治医科大学生物学教室

ページ範囲:P.1278 - P.1286

文献概要

●遺伝子工学とは何か
1.発展の回顧
 DNAの二重らせんモデルをJ.D.WatsonとF.R.Crickが提出し,遺伝子の本体と機能を明らかにする分子生物学の発展の端緒を開いたのは1953年で,WC元年などともいわれることがある.1960年代には遺伝暗号の解読が目覚ましい勢いで進んで,遺伝形質の表現はすべての場合に,まず蛋白質の特異的アミノ酸配列として始まることがはっきりした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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