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特集 先端技術と臨床検査 Ⅴ生体機能と測定技術
6バイオリアクター
著者: 村地孝1
所属機関: 1京都大学医学部臨床検査医学教室
ページ範囲:P.1337 - P.1342
文献購入ページに移動●はじめに
バイオテクノロジーは科学と生産との間にある技術であり,①遺伝子工学,②細胞工学,③バイオリアクターの3本の柱から成り立つと考えてよい.このうち,遺伝子工学や細胞工学は,生物科学に直接つながった基礎的・実験的技術であり,これを生産(または分析のような,これに直結した手段も含む)につないでゆく応用技術の主要なものが,バイオリアクター技術である.
医療の領域にも分析を含む多くの応用的・生産的技術革新が進行しているが,この章で述べようとする「診断用バイオリアクター」もその一例である.
バイオテクノロジーは科学と生産との間にある技術であり,①遺伝子工学,②細胞工学,③バイオリアクターの3本の柱から成り立つと考えてよい.このうち,遺伝子工学や細胞工学は,生物科学に直接つながった基礎的・実験的技術であり,これを生産(または分析のような,これに直結した手段も含む)につないでゆく応用技術の主要なものが,バイオリアクター技術である.
医療の領域にも分析を含む多くの応用的・生産的技術革新が進行しているが,この章で述べようとする「診断用バイオリアクター」もその一例である.
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