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特集 先端技術と臨床検査 Ⅷ血液
2白血球三峰性粒度分布の測定とその意義
著者: 巽典之1 津田泉1 木村雄二郎2 前田宏明2
所属機関: 1大阪市立大学医学部臨床検査医学講座 2大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1382 - P.1387
文献購入ページに移動白血球分類には,これまでGiemsa染色標本を顕微鏡で観察する方法がとられてきた.このeye count方式が,時間と熟練を要するにもかかわらず正確さを欠くことは,多くの研究者の指摘するところである1,2,3).近年,臨床化学検査の自動化の進歩は著しく,一般血液検査,さらに白血球分類の視算法から自動化への転換は当然の流れであると考えられる.
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