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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査30巻12号

1986年11月発行

雑誌目次

今月の主題 造血器

カラーグラフ

造血器疾患の酵素細胞・組織化学および免疫学的染色法

林 祥剛 , 浦野 順文

pp.1472-1474

 造血器障害の鑑別診断には,その病変が反応性のものか,腫瘍性のものか,また異常を呈した細胞は顆粒球系かリンパ球系か,その成熟度はどの段階にあるかなどを決定しなければならない.血液細胞の性格決定には以前はペルオキシダーゼ,SudanブラックBなどの酵素化学染色が主であったが,モノクローナル抗体が開発された今日では,PAP (ペルオキシダーゼ—抗ペルオキシダーゼ)法,ABC (アヴィジンービオチン複合体)法などの免疫染色が盛んに行われるようになった.

技術解説

造血器疾患の酵素細胞・組織化学および免疫学的染色法

林 祥剛 , 浦野 順文

pp.1475-1483

 造血器疾患の診断において,細胞学的検索と病理組織学的検索の両者は欠かすことはできない.白血病および悪性リンパ腫の診断や亜型分類には,種々の酵素細胞化学的およびモノクローナル抗体を用いた免疫学的検索が行われている.これらの検査法の対象となるのは,一般には塗抹標本,捺印(スタンプ)標本,凍結切片などのなまの検体に限られている.ホルマリン固定・パラフィン包埋標本に染色の可能な方法は多くはない.今日,これら染色の可能な合成樹脂包埋法が開発され,通常の組織標本にもその適応範囲が広げられてきている.骨髄性白血病では依然として,酵素細胞化学が日常診断には欠かすことはできない.単球系と顆粒球系細胞との識別には,発色法を変えたエステラーゼの二重染色が役だつ.ペルオキシダーゼ染色,PAS染色なども,重要で,芽球の同定だけでなく,前白血病状態の際の異常血球の識別にも有用である.PAP法やABC法による免疫学的検索は広く利用され,特にリンパ性白血病・リンパ腫の亜型診断には欠かすことはできない.

血液幹細胞の検索法

久保田 一雄 , 三浦 恭定

pp.1484-1491

 In vitroコロニー法の発達によって,赤血球をはじめとするすべての血球は共通の多能性血液幹細胞に由来することが明らかにされている.血液幹細胞は大きく三段階の細胞に分類できる.①多能性血液幹細胞(CFU-S-I):自己複製能とすべての血球に分化する能力を持つ.②多能性血液幹細胞(CFU-S-II):自己複製能はやや減少し,むしろ分化の方向に進む細胞.しかし各種の血球に分化する能力を持つ.③前駆細胞:原則としていずれか一系統の血球に分化するよう決定づけられた細胞で,自己複製能はきわめて限られている.これらの血液幹細胞はin vitro培地で,適当なコロニー刺激因子の存在下で,各種の血液細胞から成るコロニーを形成する.CFU-S-I,CFU-S-II,前駆細胞はそれぞれ順に,芽球,混合,赤芽球コロニーなどを作る.本論文では血液幹細胞について簡単に説明し,その具体的な検索法としてのin vitroコロニー法について述べ,併せてその臨床的意義に触れる.

好中球カイネティクス

大北 威

pp.1492-1499

 好中球カイネティクスとは,好中球の産生量や産生率,産生から死滅までの時間的経過,あるいは体内における分布,などを扱う研究分野である.好中球のみでなく,健康な人の血球数は,多少の個人差はあるものの,つねに正常値の範囲に保たれている(恒常性の保持).諸家の報告を平均すれば,われわれの体内では,1時間当たり5×107/kgに及ぶ成熟好中球が消費されているが,このような大量の細胞の収支バランスが自然に保たれていることは驚きである.血液好中球数の増減には,主として三つの要因が関与する.すなわち,骨髄から血液への好中球流入率の変化,血液から組織への流出率の変化,および血管系内の壁在性プール(MNP,本文参照)の占める割合の変化である.しかし,血液好中球数に関する生理的な恒常性が,どのような機構でチェックされ,あるいはフィードバックされて調整されているのか,その詳細は明らかではない.

白血球酵素の測定法

坂本 忍

pp.1500-1509

 白血球に関する酵素の中で特にリンパ球系細胞の酵素の検索は,細胞表面形質の免疫学的検索とともに血液疾患の診断に有用である.

 本稿ではリンパ球系細胞の分化と密接に関連して変動する酵素であるターミナルデオキシヌクレオチイデルトランスフェラーゼ(TdT)とプリン代謝に関係した酵素であるアデノシンデアミナーゼ(ADA),プリンヌクレオシドホスホリラーゼ(PNP),ならびに5′—ヌクレオチダーゼ(5′NT)についてその測定法を中心に解説し,これらの酵素がリンパ球系細胞の分化,成熟とともにどのように変動するかを述べ,またこれらの白血病の診断上の有用性について述べた.

 TdTは生化学的測定法ばかりでなく,TdTに対する特異的な抗体を用いて蛍光抗体法や免疫細胞化学的方法が用いられてきているが,これらの方法でTdTを検出する場合には,TdT以外の蛋白質と反応して偽陽性所見を示すことがあるのでその解釈には注意を要し,生化学的なTdT活性の測定を併用するなどして,その反応のTdT特異性を検討することが重要であるこを指摘した.

総説

免疫と造血—免疫による造血の調節

北村 聖 , 高久 史麿

pp.1511-1521

 造血組織において,赤血球,顆粒球,血小板などの血液細胞と,さらにはリンパ球,マクロファージなどのいわゆる免疫担当細胞が産生され,増殖・分化する.そして,これらの細胞の分化・増殖は非常に高度に調節され,酸素の運搬・止血・生体防御など生体にとって欠くことのできない機能が制御されている.免疫学・血液学の進歩により,この造血の調節機構のもっとも重要なものに,リンパ球,マクロファージなど免疫担当細胞を介したものがあることが明らかにされてきている.その調節の機序も細胞間の直接的相互作用によるものと,調節細胞の産生する液性因子を介するものとが知られている.

 本稿では,免疫担当細胞による造血の調節という点に主眼を置き,正常造血と,造血異常における免疫系の役割を概説する(総説文献1,2)).

主題を語る

一般病院における骨髄移植をめぐって

土肥 博雄 , 日野 理彦

pp.1522-1529

 骨髄移植はその手技も確立され,基幹病院のみならず一般病院においても条件が整えば実施しうるものとなった.その整えるべき条件とは何か.スタッフをはじめ,関係部署あげての総合的な体制づくりから,必要な設備,学習運動など,先駆病院としての経験を聞いてみる.

検査と疾患—その動きと考え方・116

骨髄移植

村瀬 忠

pp.1531-1539

 1940年以前より,骨髄移植に対する試みが散発的に行われていたが,1959年に,JammetとMatheによってユーゴスラビアの放射線被爆者に対して行われて以来,骨髄移植は世界中の注目を浴びるようになった.現在では,シアトルのFred Hutchinson癌研究センターをはじめとして世界中で行われており,その成績も初期に比して飛躍的に改善されている.もちろん,この間にTillとMcCullochによる造血幹細胞の解析1)や,ヒト組織適合抗原(HLA)の理解,補助療法の進歩などが大きく貢献したことは言うまでもない.これらに関してはすでに優れた教科書2,3)および総説4,5)があるのでそれを参考にしていただきたい.本文では,骨髄移植に対する基本的な問題点を,症例を混じえて具体的に解説していくこととする.

座談会

臨床検査からみた造血器—機能と検査法

石川 昭 , 溝口 秀昭 , 平嶋 邦猛 , 柴田 昭

pp.1540-1548

 造血器の検査は血球計算に始まるが,血球計算機の打ち出す数字に疑問があればチェックが必要となり,赤血球形態を光学顕微鏡,さらに電子顕微鏡で観察することで確めることも必要である.一方核医学的,また免疫学的な検索も長足の進歩をとげ,中でもモノクローナル抗体の出現はFAB分類に従う鑑別をいっそう進化させた.

シリーズ・生体蛋白質の検査法・11

放射性物質を用いた微量定量法

西尾 康二

pp.1551-1556

はじめに

 蛋白質の定量は,現在でも生化学研究の基礎である.蛋白質分子の機能を解析する際には,微量の定量法が必要である場合が多い.

 筆者が放射性物質を使用して微量な蛋白質を定量する方法を考案したのは,研究上の必要性からであった.蛋白質合成反応の初期反応において,tRNAと特異的なアミノ酸を結合させアミノアシル—tRNAを生成させる酵素,すなわちアミノアシル—tRNA合成酵素が知られている.この酵素は20種のアミノ酸に対応して,20種類の分子種が存在する.そして,この酵素の分子量は5万から38万までと幅広く,その四次構造もモノマー(α)からテトラマー(α2β2,α4)と多様性が大きい.筆者はこの酵素の高次構造と酵素反応の特異性とについて,カイコの後部絹糸腺のグリシル—tRNA,アラニル—tRNA合成酵素を材料に研究していた.グリシル—tRNA合成酵素は非常に稀薄な濃度でゲル濾過を行うと,活性型のダイマーから不活性型のモノマーへと解離する.このことの証明に,解離に伴う酵素の分子量の変化を実験的に示すことが必要とされた.その際ゲル濾過した各フラクションの酵素活性を測定することにより酵素の活性ピークを検出し分子量を判定できるが,さらに蛋白質のピークとして示すことが要求される.定量すべき酵素蛋白質の濃度は1μg/ml以下と非常に低いもので,通常の蛋白質の定量法(例えばLowry法,紫外吸収法)では測定が困難であった.

シリーズ・超音波診断・11

膀胱・前立腺—経腹壁的

岡 薫 , 大橋 英行 , 竹原 靖明

pp.1558-1561

 膀胱,前立腺などの骨盤内臓器の超音波診断は,得られる情報量,精度からいっても経直腸的,あるいは経尿道的走査法が優れていることは言うまでもない.しかし,それには専用の装置あるいは探触子が必要であり,かつ相応の準備や前処置を要するなどの煩雑さを伴うため,一般の診療施設でスクリーニングに用いるには多少難がある.

 著者らは通常の腹部スクリーニング(肝・胆・膵・脾・腎)の一環として,経腹壁的膀胱部走査による骨盤内臓器の観察を実施しているが,本法はきわめて簡便であり,特殊な装置を要することもなく,一般診療施設における当該部のスクリーニングにはもっとも適していると考えられる.以下に,その手技および代表的症例を紹介する.

シリーズ・微量元素の検出法・5

毛髪中の微量元素分析

内田 弘

pp.1563-1566

1.はじめに

 毛髪中の微量元素分析は,古くは環境汚染の指標作りに,近年では各種疾病のスクリーニングテストとして注目されている.従来より単元素分析法としては,吸光光度法,原子吸光法1)があり,特に後者は取り扱い方法も簡単で装置も比較的安価なため,毛髪に限らず広く臨床分析の分野で採用されている.試料分解は分析元素の特性に適した方法を選択すれば良いが,共存元素の干渉が比較的大きいことを配慮しなければならない.

 毛髪分析の評価を総合的に進めるためには多元素を分析することが望ましく,蛍光X線法2),放射化分析3)などが適用されている.しかし,最近では誘導結合プラズマ(ICP)を励起源とする発光分析法が,検出感度,定量精度,迅速性,汎用性の点で注目され,急速に普及しつつある4).本稿では,ICP発光分析法の基礎,試料調製法,定量における問題点,分析例などを平易に解説する.

研究

グリコヘモグロビン測定における不安定グリコヘモグロビン簡易除去法の検討

小田 幸生 , 中塚 親司

pp.1569-1572

はじめに

 グリコヘモグロビン(以下,グリコHb)値は過去1〜2か月前の血糖値を反映しているため,糖尿病患者の長期血糖コントロールの指標として有用である1).しかし,血糖値の急激な変動や糖負荷試験の実施などに伴い,グリコHb値に変動がみられる2)との報告があり,その変動はグリコHb生成途上の不安定グリコHbによるものと言われている.グリコHb値のデータをみるうえで,この不安定グリコHbは本来除去されるべきであり,その除去法として従来より血球を生理食塩水に浮置する前処理法3)が用いられていたが,長時間を要していた.

 また,不安定グリコHbは酸性側で容易に解離する性質を持ち4),今回,われわれはその性質を利用した不安定グリコHb除去用溶血液を作製し,電気泳動法により簡易に不安定グリコHbの除去が可能となったので報告する.

資料

幼裂頭条虫症の1例

宮原 道明 , 清水 万喜生

pp.1573-1574

 幼裂頭条虫症はManson裂頭条虫Spirometra erinaceiの幼虫の寄生により発症する.わが国では1980年までに242例報告されている10).福岡県においてもかなりの症例はあるものの誌上報告は少なく,久留米大学の4例2),陰嚢壁から摘出された症例3)と成虫の人体寄生例4)をみたに過ぎない.

 著者らは福岡県在住の39歳の女性から摘出された虫体を精査して,Manson裂頭条虫の幼虫であると同定した.本報ではその概要について報告する.

ヒトアルカリホスファターゼアイソザイムの鑑別法

菰田 二一 , 三浦 雅一 , 小山 岩雄 , 海上 智

pp.1575-1579

はじめに

 本来生体膜に主として局在するアルカリホスファターゼ(ALPと略記,EC3.1.3.1)は,血中にも出現し1,2),血清アルカリホスファターゼ活性値として肝臓,胆道,骨,腎臓,甲状腺,白血病,自己免疫,悪性腫瘍などの疾患時に適用されるほか,乳幼児の発育,妊娠の経過のマーカーとして臨床上,重視されている3〜10)

 そもそも,ALPとは,リン酸モノエステルを基質とする水解酵素群のうちで,アルカリ性側に至適pHを持つものを言い,植物,動物および細菌のいずれにも検出される3).哺乳動物組織中にその存在を初めて証明したのは,GrosserとHussler (1912年)で,その後,1923年,ブドウ糖6リン酸の発見者,Robisonが成長しつつある骨組織に本酵素を見いだし,この応用として血清ALP活性の上昇を骨疾患の診断に利用したのは,Robisonの協同研究者Kayで,1929年のことである.翌年,肝臓疾患にもALP活性が使用できることをRobertsは報告した3)

ATB 32 GN自動細菌同定システムによる非発酵Gram陰性桿菌229株の同定成績

山本 啓之 , 井戸 好美 , 藪内 英子

pp.1580-1585

はじめに

 ATB 32 GNシステム(API)は,従来のAPIの同定キットと異なる自動細菌同定システムである.今回,われわれは日本での発売に先だちこのシステムを使用する機会を得ることができたので,その非発酵菌に対する同定成績ならびにその有効性などを評価した.

医学の中の偉人たち・11

Paul Ehrlich 魔法の弾丸の発見者

飯野 晃啓

pp.1586

 Ehrlichは1854年,現ポーランド南部のシレジア地方に生まれた.学生時代から化学実験を好み,これが後の偉大なる業績の基礎となっている.

 1878年ライプツヒ大学の医学部を卒業しているが,学位論文は組織染色の理論,すなわち異種物質と細胞との化学結合についての理論を述べたものである.その当時,化学と医学とを結びつけて考える医師はほとんどいなかった.

質疑応答

臨床化学 血清乳靡の影響の検討法は

折坂 美智子 , 池田 清子

pp.1587-1588

 〔問〕血清の乳糜が検査値に及ぼす影響を検討する場合,乳糜を起こさせるのに適当なものおよびその調製法をお教えください,またこの場合,in vitroとin vivoとでデータに差は出ないでしょうか,併せてご教示ください.

血液 一次線溶と二次線溶との鑑別

G生 , 風間 睦美

pp.1588-1589

 〔問〕一次線溶と二次線溶との鑑別に当たり,次の三点についてお教えください.

 1,一次線溶はフィブリノゲン分解,二次線溶はフィブリン分解と理解してよいか.

病理 ジアゾニウム染色による腫瘍細胞の鑑別

米谷 孝 , 河又 國士 , 大友 幸二 , 松本 武夫

pp.1589-1593

 〔問〕病理組織の鑑別の際ジアゾニウム染色を施すと,腫瘍細胞がジアゾ反応に陽性を示して検出できるとのことですが,ジアゾニウム染色の方法,およびその有用性についてご教示ください.

臨床生理 心房細動における心室性期外収縮と変行伝導の鑑別

K代 , 小沢 友紀雄

pp.1593-1594

 〔問〕Holter心電図において心室性期外収縮と変行伝導との鑑別は臨床上重要ですが,心房細動の場合P波がないので鑑別に困難を感じています.心房細動の場合,心室性期外収縮と変行伝導との鑑別は必要なのでしょうか.必要であるならば,その鑑別のポイントについてご教示ください.

一般検査 ビリルビンとウロビリノゲン

R生 , 林 康之

pp.1594-1596

 〔問〕ビリルビン結晶はビリルビン陽性時に出るのでしょうが,尿沈渣に針状結晶があるのにビリルビンは強陽性に出ずウロビリノゲンが〔3+〕でした.ビリルビンとウロビリノゲンの移行の機序をご教示ください.また,チロジン,ロイシンなどもビリルビン陽性時に出ますが,これらの疾患とのかかわりも合わせてご教示ください.

診断学 モノクローナル抗体とそれによる診断

藤本 導太郎 , 稲治 英生 , 森 武貞

pp.1596-1597

 〔問〕CEAなど一般の腫瘍マーカーについて,モノクローナル抗体とそれを用いた診断時のスクリーン比率とをご教示ください.

診断学 ALPの異常値の解釈

K生 , 大場 康寛

pp.1597-1599

 〔問〕Y少年は14歳で,元気な男の子です.1985年7月ALP 58 KAU, Ca 8.5mg/dl,1986年6月ALP 54 KAU,Ca 8.4mg/dlで,その他LAP, LDH, TP, TAなどには異常がみられませんでした.このALPの異常について,ALPアイソザイムを実施したところα2β位にブロードな活性帯がみられ,熱失活率は89%でした.このALPの異常値の解釈と,次の検査の進めかたとをご教示ください.

診断学 慢性リウマチ患者の症状と検査データ

H生 , 東 威

pp.1599-1600

 〔問〕慢性リウマチ患者は,日常生活にはさしつかえないが足の痛み,やせなどの症状を示しますが,これらの症状と検査データ(RA,CRP,ASLO,RAHAなど)との関連性をご教示ください.このほかにはどのような項目を検査すればよいでしょうか.また,RAが肝疾患,心筋梗塞,大腸炎,肺炎などの他の疾患にも陽性を示す理由についてもご教示ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

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今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

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今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

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62巻1号(2018年1月発行)

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59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
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59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

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58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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