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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査30巻6号

1986年06月発行

雑誌目次

今月の主題 定量的細菌検査とその臨床的意義

カラーグラフ

定量的細菌検査とその臨床的意義

三輪谷 俊夫

pp.566-568

 定量的細菌検査として,技術解説では血液,喀痰,尿の定量培養法,体液中の抗菌剤濃度の測定法,下痢便中に存在する起病菌の蛋白毒素検出法をそれぞれの専門の先生がたにお願いして解説していただいた.

 細菌培養検査の目的は真の起病菌を検出して感染症の診断・治療に直接役だつデータを医師に提供することであるが,定量培養検査は分離・検出菌が真の起病菌であるかどうか,感染症の軽重,治療効果ならびに予後の判定に役だつ重要な検査法である.

技術解説

血中細菌の定量法

藪内 英子 , 山本 啓之

pp.569-578

 菌血症,敗血症患者の血液から細菌を検出することは診断はもとより治療方針の決定,予後の判定にきわめて重要であることは言うまでもない.血液培養瓶の考案と市販以来,患者血液からの細菌の検出はもっぱらこの増菌培養法に依存し,患者血液から細菌を検出するという定性的な培養法のみが日常検査で広く実施されているのが現状である.このような中で,近年特に血中細菌の定量に目を向けた論文も少なくない.したがって鏡検または培養によって血中細菌を簡便に定量することができ,検出菌の同定とともに血液単位容積当たりの菌数が判明すれば,各菌種による感染症の病態の解明に新たな視点が開けるかもしれないし,また菌種と患者の防衛能に応じた予後の判定が可能になるかもしれない.

 このような観点から血中細菌の定量法について過去約80年間の流れを顧みるとともに,感染症の変貌とも関連してその意義付けと新しい手技を考えてみよう.

喀痰の定量的細菌検査法

松本 慶蔵 , 渡辺 貴和雄

pp.579-586

 本稿においては,主題に添いながら喀痰の定量的細菌検査法の具体的方法と,その信頼性について,またブランハメラ・カタラーリス(Branhamella catarrhalis)およびコリネバクテリウム(Corynebacterium pseudodiphthericum)による呼吸器感染症についての二点を中心に記述することにしたい.C. pseudodiphthericum感染症は,今後の注目すべき感染症となる可能性があり,特に注意を喚起しておく.

尿の定量的細菌検査法

村中 幸二 , 河田 幸道

pp.587-592

 尿路感染症の診断に際して尿中細菌定量培養法はもっとも重要な検査法の一つである.しかし,尿中細菌数は採尿方法や尿の保存状態によって異なってくるため,尿の採取から分離に至る過程が正しく行われてはじめて診断的価値を発揮するものであることを忘れてはならない.尿の定量培養法としては,平板混釈法または平板塗布法が定量性の高い検査法として用いられているが,これらの方法は器材の準備や検査手技が煩雑であるため,最近は簡易定量培養法が普及している.その代表的な方法はディップスライド法であるが,低菌数細菌尿における定量性に関しては,まだ問題点が多い.また細菌検査の自動化,迅速化を目的とした機器の開発がなされ,普及しはじめている.これらは散乱光や光透過法,生物発光を測定原理とするもので,菌数の測定も行え,今後,尿路感染症の診断や治療に大きく貢献すると考えられる.

 尿路感染症の原因となった細菌を尿中から分離することは,尿路感染症の診断上もっとも重要であるが,採尿の過程において真の原因菌以外の細菌が混入する可能性があるため,たんに尿から細菌を分離しただけでは非特異性尿路感染症の診断を下すことはできず,原因菌の決定には定量培養法が不可欠である.

抗菌剤体液中濃度の定量検査法

西園寺 克

pp.593-600

 抗生物質の体液中濃度測定の目的は,薬物自身の体内動体解析と,TDM(therapeutic drug monitoring)に分けられる.方法論はbioassay,HPLC,non-isotopic immunoassayなどが使われ,bioassayは,薬剤の生物学的活性を,HPLCは薬剤の代謝産物の測定,多剤同時測定に,non-isotopicimmunoassayは,TDMを対象に開発された.STRATUS,EMIT,SLFIA,TDX systemなど各法が臨床応用可能である.体液中の薬剤測定には,目的に応じたサンプリング,測定系の選択が重要である.本稿は方法論の技術的解説を主に,各法の測定経験を記した.

下痢便中のエンテロトキシンの検出法

本田 武司

pp.601-607

 下痢便は,腸管感染症の唯一の証拠物件と言える.したがって,下痢便中には,原因微生物に由来した種々な物質が含まれているはずであり,その量はある程度菌量に比例するはずである.それらの中で,各微生物が産生する特異な毒素は,病態に直接関与するものであり,その検出をもって起病菌を推定することは,理にかなっていると言える.毒素の検出法をくふうすれば,毒素の有無判定に要する時間は検体入手後3〜4時間で済み,従来から行われている菌の検出・同定による診断決定法に比べ,はるかに迅速な診断法となりうる.

 本稿では,これらの可能性について述べるとともに,現時点における問題点にも言及した.

総説

腸内フローラと疾病

小澤 敦 , 高橋 靖侑 , 相場 勇志

pp.609-616

はじめに

 健康状態のヒトの消化器管腔内には,つねに常在細菌叢(腸内フローラ)と呼ばれる多種の細菌群が生息しており,宿生との間に生態学的調和を保持している.腸管内細菌への注目は19世紀の終わりごろ,Pasteurの時代に生体の生命維持に必須のものかどうかという論議から始まり,20世紀に入って,腸管内細菌の病原性,細菌の生産する外毒素,内毒素の研究が盛んとなり,ヒトの罹患する疾患への直接の関係がしだいに認められてきた.現在では,こうした腸内常在細菌に属する細菌感染による病態への注目と,無菌動物や抗生物質の開発から,腸内フローラが果たす宿主の生理や病態生理への関係が考えられるようになり,免疫,発癌,栄養吸収などとの関連にも目がゆきとどき始めている1,2)

 われわれは健康な状態においては,菌側因子と宿主側因子との相関性の中で,常在菌叢の生態学的バランスが保持されている.このようなバランスが破たんをきたすのは,生体における器質的,機能的障害や悪性腫瘍,血液疾患,代謝不全疾患などの内的要因と,それに伴う抗菌的,抗癌的化学療法剤の乱用といった外的要素によってもたらされるものである1).近年特に,化学療法剤の乱用,多用,副腎皮質ホルモン,抗癌剤などの広範な使用,ならびに放射線療法などの導入によって疾病構造が大きく変貌し,チフス,コレラ,赤痢,結核,ジフテリア,百日咳などの各種の古典的,あるいは外来性の感染症による疾病とは異なる,いわゆる非病原菌または弱毒菌という名で総括される菌によって起こされるところの日和見感染症が臨床医学的に注目されてきている3)

検査と疾患—その動きと考え方・112

慢性気管支炎と起炎菌の決定

谷本 普一

pp.617-621

症例

 症例 WM,82歳,男性.

 主訴 咳,痰.

座談会

定量的細菌検査とその臨床的意義

清水 喜八郎 , 藪内 英子 , 河田 幸道 , 松本 慶蔵

pp.622-630

 細菌性心内膜炎の血中細菌数の定量は,菌の同定と予後の判定に重要であり,尿中細菌数の定量の重要性は言うまでもない.喀痰内細菌数の定量の重要性もしだいに広く認識されるようになったが,これらの対象はいずれも,元来無菌部位でのものである.定量結果の正しい臨床的意味づけこそが今求められている.また定量培養の前の塗抹染色の重要性はきわめて重要であり決して忘れてはならない.

シリーズ・生体蛋白質の検査法・6

フェノール試薬法(Lowry法)による定量

吉田 文男 , 樋口 正

pp.633-638

はじめに

 臨床診断試料をはじめとして,各種生体材料中に多種類かつさまざまな存在様式で存在している蛋白質を,実験目的に応じて定量しようとする場合,まず知っておかなければならない一般的基本事項や,定量方法の種類,そしてそれら個々の定量法の特徴などについての詳細は,本誌におけるこの巻の前号,もしくは後の号に順次掲載される予定と聞いているので,ここでは,筆者に与えられた表題の定量法のみについて述べることとする.

シリーズ・超音波診断・6

心臓・3—心筋疾患

山口 徹

pp.640-643

 心筋疾患は,主として心筋症と心筋炎で,後者は重症例を除くと,心エコー図上は異常所見を認めない例が多い.一方,心筋症は,心エコー図検査が普及するにつれ,軽症から重症まで広く存在することが知られるようになった.心筋症は,病因的には原発性と続発性に分けられ,機能的には肥大型,拡張型,拘束型に分けられる.単に心筋症といえば原発性のものを指す.

シリーズ・癌細胞診・18

ウィルス感染症

石束 嘉男

pp.645-648

 各種ウイルスの感染に共通した細胞学的変化には,次のごときものがある.

(1)封入体の形成:核内あるいは細胞質内に,時にはその両者に封入体を見ることがある.その位置,形態,数はウィルスの種類により特異であり,それによりウイルスの種を同定しうることも多い.また,その大きさや頻度により,ウィルス感染後の時間あるいはそれが初感染か再感染かもわかることもある.

研究

p-フェニレンジアミンを用いた血清セルロプラスミンのオキシダーゼ活性測定の変法について

三浦 利彦 , 千葉 正康 , 寺崎 茂 , 大内 栄悦

pp.649-652

はじめに

 ヒト血清のα2-グロブリンから分離された,分子量約13万の青色蛋白質のセルロプラスミン(以下Cpと略す)は,オキシダーゼ活性を有する酵素であることが知られている.Cpは銅代謝異常をきたすWilson病で減少し,感染症や妊娠,悪性腫瘍で増加することなどから,Cpの測定は各種疾患の診断,ならびに予後の指標として重要である.

 Cp自身の青色がアスコルビン酸の添加により消失することを利用した方法は精度の不良,免疫学的測定法は操作の煩雑性のため,いずれも実用性に欠ける.しかしCpのオキシダーゼ活性を測定する方法は操作も容易であり,精度も良好なため汎用されており,基質にベンチジン1),N,N'-ジメチル-p-フェニレンジアミン2),ο-ジアニシジン3),p-フェニレンジアミン4)を用いた方法が報告されている.

Simplate法による出血時間の検討

毛利 博 , 荏原 茂

pp.653-656

はじめに

 出血時間は,血小板の量および質的異常と,毛細血管の脆弱性とを反映し,これらの異常を知る手段としてきわめて簡便であり,日常の検査によく用いられている.出血時間の測定には,Duke法1)が広く使用されているが,穿刺創の大きさ,耳朶の毛細管の個体差など問題が多く,必ずしも精度の良い結果は得られていない.近年,静脈圧を一定に保ち,創の深さと長さを一定にしたTemplate法2)は,良好な成績が得られるが,操作の煩雑さなど問題を有している.

 今回,著者らはディスポーザブルで簡便に一定の長さ,深さの創を作ることが可能なSimplate (ワーナーランバート社)を用いて出血時間の検討を行い,若干の知見を得たので報告する.

資料

心電図用感熱式記録紙の変色防止対策に関する検討

白井 康之 , 石山 陽事

pp.657-660

はじめに

 心電図記録用の感熱式記録紙には従来のワックスタイプが使用されていたが,その外観や感触が普通紙と異なり,表面のワックスが機械的に弱いなどの欠点があった1).しかし,最近これらの点の改良された二成分発色系の感熱式記録紙が製品化されている.この二成分発色系の感熱式記録紙は高感度で,解像度も高く,かつ生産性,経済性にも優れている2).ところが原理的に,有機溶剤に接すると変色するという欠点がある1).このことは,一般に発色感度が高いほど強調される.このため,心電図の記録中あるいはデータ整理中にアルコールなどに接すると,記録を汚す原因となる(図1).また,記録紙を台紙に固定する際,有機溶剤を含む接着剤を使用すると,保管中に変色し,後日の心電図判読に支障をきたすこともある.われわれは,従来の高感度記録紙の表面に富士写真フイルム社提供による耐熱性を有する特殊な高分子化合物を塗布することにより,上記のような有機溶剤による変色を防ぎ,かつ優れた熱応答特性を持った感熱式記録紙を作ったので報告する.

パーソナルコンピュータによる病理検査材料の簡単かつ実用的な管理システムについて

岡村 明治 , 斎藤 志郎 , 佐々木 茂生 , 伊藤 裕子

pp.661-663

はじめに

 医療の進歩と昨今の緊縮を求められる医療行政の中で,蓄積する膨大なデータの効率的な管理・運用は医療機関に課せられた重大な課題である.その中でも特に疾患の確定診断にかかわることの多い病理材料の効率的な管理は,今や病理医のみならず,その医療機関の発展を左右すると言っても過言ではない.このような時勢の中で,当センターでは昨年の開院を契機に検査部の化学,免疫,血液,尿検査などのデータをすべて汎用コンピュータで処理・管理するシステムを導入しているが,これらのデータを手もとで把握し,診断の助けとするよう病理医のデスクにも端末機としてOA用パーソナルコンピュータを設置している.そこでこのパーソナルコンピュータの本来のOA用に開発された機能を利用し,複雑多岐にわたる病理生検,手術材料のデータを比較的簡単に処理するシステムを作成し,存外の効果を上げているので,このシステムについて若干の文献的考察を加え報告する.

医学の中の偉人たち・6

Edward Jenner 天然痘の予防

飯野 晃啓

pp.664

 1980年5月「天然痘終息宣言」がWHO総会で決議された.遅くまでアフリカの諸国に残っていた天然痘が,強力な種痘の実施によりこの地球上からまったくなくなったことをWHOは高らかに宣言したのである.Jennerが1796年,8歳の男児,Jams Hippsに牛痘の膿を接種し,これが成功してから,この世に天然痘のなくなるまで約180年の年月が流れた.

 天然痘にかかって回復した人は生涯二度と発病することがないという事実は,そうとう以前からわかっていた.特に中国やインドでは人痘接種が,天然痘予防法として古くから知られていた.天然痘の人が着ていた衣類をわざわざ着せ感染させる方法,痘の膿を綿や布に浸して鼻孔に入れる方法などいくつかの方法があった.この人痘種痘法はヒトの天然痘そのものを感染させるので,真性の天然痘を発病させる危険性が高く,被接種者に梅毒など他の伝染病を感染させることがあるなど重大な欠点があることは免れなかった.また,牛痘が天然痘を予防することを知っていた者も,Jenner以前に何人かいた.しかし,それを研究として推し進め,広く人類を救おうとする努力まではしなかった.初めて牛痘接種の意義を明かにし,広く一般に広めたのはJennerの功績である.

質疑応答

臨床化学 総脂質の測定法

S生 , 山田 俊幸 , 櫻林 郁之介

pp.665-666

 〔問〕血清総脂質の中央検査室向きの測定法は何でしょうか.また,その再現性,正確度などもお教えください.

臨床化学 胃液pHの測定法

藤本 導太郎 , 石井 暢

pp.666-667

 〔問〕胃液のpHによって薬物の吸収に相違のあることがわかってきましたが,胃液のpHを開業医レベルで測定する方法をお教えください.

臨床化学 人間ドックのOGTT

I生 , 梶沼 宏

pp.667-668

 〔問〕人間ドックにて50gOGTTを行っていますが,血糖値が〔負荷前>1時間値>2時間値〕と徐々に低下する例がみられます.これを,どのように解決したら良いのでしょうか.また,この場合追加検査として何を行えば良いでしようか.

臨床化学 コントロール血清の溶解と使いかた

S生 , 中 甫

pp.668-670

 〔問〕コントロール血清では,溶解後の放置時間で値の変わる項目があります.患者血清ではあまり変わらないと思いますが,どうして変わるのでしょうか.また,何時間以上の放置では使えないという基準はありますか.

免疫血清 ラテックス法における抗原,抗体の吸着法

Q生 , 鈴田 達男

pp.670-671

 〔問〕ラテックス法では,抗原,抗体の吸着にはスペーサーを使っていましたが,現在ではスペーサーを使わず,ラテックスと蛋白質とを混合して自然に感作する方法が使われていますが,これはなぜでしょうか.

微生物 腸内細菌の呼称の変更

N生 , 桑原 章吾

pp.671-672

 〔問〕『臨床検査』の座談会(vol.29,no.12(11月号),1658〜1669)にもあるように,腸内細菌の分類とか呼びかたが時に変わるので困ることがあります.どのように決定されるのか,概略をお教えください.

臨床生理 Omniscope

E生 , 鈴木 豊

pp.672-674

 〔問〕Omniscopeとは,どのような目的に用いられる,どのような装置ですか.また,その信頼性,熟練度,危険性などについてご教示ください.

臨床生理 肺機能検査データの総合評価

H生 , 神辺 眞之

pp.674-676

 〔問〕肺機能検査データを総合的に評価する方法と,その実際的な有用性についてご教示ください.

臨床生理 Holter心電図

G生 , 田村 康二

pp.676-678

 〔問〕私の施設ではHolter心電図検査を某メーカーと契約して行っております.ST-Tの評価について注意すべき点をお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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