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研究
慢性関節リウマチ関節液における酸可溶性糖蛋白質測定の臨床的意義
著者: 村山隆司1 中崎聡1
所属機関: 1城北病院リウマチ膠原病科
ページ範囲:P.755 - P.757
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酸可溶性糖蛋白質(acid soluble glycoproteins:ASP)は炎症性疾患,膠原病,悪性腫瘍などで上昇し,それら疾患のスクリーニング,治療効果判定に役だつと言われている.
われわれも慢性関節リウマチ(RA)患者の血清ASPを測定し,それと従来からRAの活動性を反映すると言われている各種パラメーターとを多変量解析を用いて分析した.血清ASPはCRP,赤沈,IgA,α1—グロブリン,α2—グロブリンなど急性炎症反応とよく相関し,RA治療に際して血清ASPを測定することが有用であることを報告した1).
酸可溶性糖蛋白質(acid soluble glycoproteins:ASP)は炎症性疾患,膠原病,悪性腫瘍などで上昇し,それら疾患のスクリーニング,治療効果判定に役だつと言われている.
われわれも慢性関節リウマチ(RA)患者の血清ASPを測定し,それと従来からRAの活動性を反映すると言われている各種パラメーターとを多変量解析を用いて分析した.血清ASPはCRP,赤沈,IgA,α1—グロブリン,α2—グロブリンなど急性炎症反応とよく相関し,RA治療に際して血清ASPを測定することが有用であることを報告した1).
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