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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻8号

1986年08月発行

文献概要

今月の主題 生体リズム 座談会

体内時計の謎

著者: 森本靖彦1 高橋清久2 大村裕3 中川八郎4

所属機関: 1大阪大学医学部第3内科 2国立武蔵療養所神経センター 3九州大学生理学教室 4大阪大学蛋白質研究所代謝部門

ページ範囲:P.858 - P.868

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 脳内に明暗サイクルを環境同調因子とする概日(約24時間周期)時計が存在し,そこから発信される時刻情報によって摂食,睡眠—目覚めなどの行動や,神経活動,ホルモン分泌に概日リズムが生じ,その結果,代謝に24時間周期の変動が誘発される.したがって,臨床検査値を正確に評価するには,これらの周期変動,リズムを見極めなければならない.本座談会では概日時計の問題点を指摘した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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