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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻8号

1986年08月発行

文献概要

研究

リンタングステン酸処理によるHolzer染色の検討

著者: 近藤ひろみ1 山下つやこ1 羽賀千恵1 松下正明1

所属機関: 1(財)東京都精神医学総合研究所神経病理

ページ範囲:P.900 - P.903

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はじめに
 神経グリア線維の染色として一般的に用いられているHolzer染色1)は,1921年にHolzerによって考案された.現在行われている原法のほかに1973年佐伯らにより改良された佐伯変法3)がある.
 この方法は過マンガン酸カリウムとシュウ酸による酸化還元処理を行い染色性を高め,色素をアルコール・クロロホルム溶液から80%アルコール溶液に変えることにより切片の乾燥を防ぎ色素顆粒の沈着などを防ぎ,操作を容易にしたものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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