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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻8号

1986年08月発行

文献概要

資料

全血検体でも検出可能なCRPテスト「三和」Latexの検討

著者: 妹尾よしみ1 佐々木勝一1 山岸安子1 岩田弘1 河合忠1

所属機関: 1自治医科大学附属病院臨床病理部

ページ範囲:P.904 - P.907

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 C-reactive protein(CRP)は,炎症性疾患や体内組織に壊死があるような病態で著しく増量する血漿蛋白の一つであり,代表的な急性相反応物質として知られている.
 1930年にTillet and Francis1)によって肺炎球菌感染症患者の血清中に見いだされ,Ca++の存在下で肺炎球菌菌体のC—多糖体と沈降反応を起こすことがわかり,Volanakisら2)によりC—多糖体分子中のリン酸コリン残基が主たる結合部位であると報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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