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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻8号

1986年08月発行

文献概要

質疑応答

一般検査 尿の潜血反応/Rivalta反応とヘパリンの有無

著者: 林康之1 前原通代 大谷英樹2 染谷洋子3 M子

所属機関: 1順天堂大学医学部臨床病理学教室 2北里大学医学臨床病理学教室 3北里大学病院臨床検査部

ページ範囲:P.918 - P.919

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 〔問〕 尿の潜血反応における,ミオグロビンとヘモグロビンとの鑑別についてご教示ください.尿の色が淡黄のときはミオグロビンは否定されるのでしょうか,淡黄色の尿で,沈渣の赤血球〔一〕,潜血反応〔3+〕,細菌〔一〕の成績が持続するとき,臨床的原因として何が考えられるのでしょうか.

 〔問〕 胸水のRivalta反応で,ヘパリンの入っているものでは陽性,入っていないものでは陰性となりました.フィブリノゲンが含まれているためか固まってしまい,遠心して上清のみでしか検査できませんでした.この場合,Rivalta反応は陰性としてよいのでしょうか.また,Rivalta反応以外の他の検査も,上清で検査するべきでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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