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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻1号

1987年01月発行

文献概要

今月の主題 高血圧 技術解説

自動血圧計

著者: 小笠原康夫1 辻岡克彦2 梶谷文彦2

所属機関: 1川崎医科大学医用工学教室(システム循環器学) 2川崎医科大学医用工学教室

ページ範囲:P.17 - P.21

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 今日の医学の発展は,生体信号の計測技術の進歩に負うところが大きい.血圧は,心臓の前負荷(拡張末期の容積),心収縮性,心拍数,動脈のコンプライアンス,末梢抵抗などさまざまな要因の影響を受けて変化する.したがって,血圧を測定することによってこれらの要因に関する手がかりが得られるため,血圧計測法は循環計測の重要な計測として,それぞれの時代における先端技術を導入して新しい計測技術を確立し,多くの成果を上げてきた.ここでは,循環計測の基本的計測法である血圧計測法の歴史および自動血圧計の基本的原理である間接血圧計測法と直接血圧計測法の最近の話題について述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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