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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻1号

1987年01月発行

文献概要

今月の主題 高血圧 技術解説

レニン,アンジオテンシンの測定法

著者: 斉藤郁夫12 猿田享男2 竹下栄子3 大田敦美3

所属機関: 1慶應義塾大学保健管理センター 2慶應義塾大学医学部内科 3慶應義塾大学病院中央臨床検査部内分泌

ページ範囲:P.22 - P.27

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 レニン—アンジオテンシン系は生体内において血圧・水電解質調節に欠かすことのできない重要な役割を果たしている.一般にレニン—アンジオテンシン系を評価するにはレニンの酵素としての活性をみており,それを血漿レニン活性(PRA)としている.レニンあるいはアンジオテンシンⅡの直接の測定は一般の臨床には用いられていない.高血圧,浮腫性疾患,電解質異常を示す疾患などでPRAの変化がみられ,診断にはPRAの測定が必須なものも少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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